「田人産のおいしい食材をもっと多くの人に食べてほしい！」「おいしいスイーツを通して田人町についても知ってもらいたい！」私たち学生、そして田人町の方々のこんな思いから、コラボスイーツ開発班は立ち上がりました。

　これまでに、いちごフェア、ブルーベリーフェアなど、清泉女子大学構内のカフェでコラボフェアをさせていただき、学生や教職員の皆様に田人町のおいしい食材を届けてきました。

　2021年度は、蛭田一さんにご協力いただき、田人で採れたロロンかぼちゃと紅はるかを使ったマフィンやシフォンケーキを清泉カフェで販売しました。

　これまでは、フルーツを使ったスイーツ開発を行ってきましたが、今年度は田人の野菜の美味しさも広めたい！と新たな食材の発掘を行いました。当初は、田人町の特産である自然薯やえごまが食材候補として挙がっていましたが、フェア開催の時期や食材としての加工のしやすさ、スイーツにした際に食材の良さを最大限引き出せるものなど、清泉カフェとの話し合いを重ね、今年度はかぼちゃとさつまいもを使用することに決定しました。

　　ロロンかぼちゃは別名ラグビーかぼちゃと呼ばれており、見た目がラグビーボールのような特徴的な形をしたかぼちゃです。ほくほくとした食感と栗のような甘みがあります。焼き芋でも有名な品種の紅はるかは、糖度が高く上品な甘さであり、食べると腸をきれいにしてくれます。

　フェアのために、手書きのポップを用意したり、清泉カフェに装飾を施したりして、来てくれた方に興味を持ってもらいやすいように工夫しました。スイーツは初日から即完売の大好評で、多くの人に田人の”おいしい”を知って頂くことができました。

　田人町のいちごテラスの蛭田さんのご協力のもと、過去に2018年の7月そして2019年の6月の2回行いました。

　第1回のいちごフェアははじめてのカフェとのコラボでしたが、たくさんの学生や職員の方にスイーツを食べてもらい、福がーるをより多くの清泉女子大学に関わる方に知っていただく機会になりました。

　2回目のいちごフェアは前年の反省を踏まえ、どうやったらより多くの人に福がーると田人を知ってもらえるか、どうやったらスイーツを食べた人たちの声をより多くいただけるのかを考えました。結果、カフェの装飾や掲示に力を入れ、アンケートをたくさんの人に答えてもらえるように一人一人福がーるのメンバーが聞きに行くのではなく、QRコードから回答することができるようにしたり、抽選でいちごの商品をプレゼントするような企画をしたりと工夫をしました。その甲斐もあり、アンケートなどでまた来年もやって欲しいという声もいただきました。

ご協力頂いたいちごテラスさんのHPやSNSです！！気になった方は是非！！

田人観光いちご園 | 福島県いわき市田人でいちご狩り (tabitoichigo.com)

田人観光いちご園【公式】さん (@tabitoichigo) / Twitter

田人観光いちご園(@tabitoichigo) • Instagram写真と動画

　ブルーベリー農家の蛭田幸子さん協力のもと2018年の11月と2019年の10月に行いました。

　2018年11月に行ったフェアは商品開発班にとっても2回目のカフェとのコラボでした。1回目のコラボであるいちごフェアの反省を生かし、カフェのカウンターのみだった装飾も机の上に福がーると田人の紹介を書いた三角の紙を置いてみるなど、少しでも福がーるが多くの人の目に入るように工夫をしました。

　2019年のブルーベリーフェアは実質4回目のカフェとのコラボでした。前年の時は農家さんと地域おこし協力隊として田人町で活動していた舘野さんが収穫してくださいましたが、この年は学生が実際に田人町に行き、農家さんと一緒にブルーベリーの収穫を行いました。たかがブルーベリーだと思いかなり油断していましたが、このブルーベリーを3kg収穫するのはかなりの重労働でした。大変だったのと同時に、2年連続で協力してくださった農家の幸子さんには感謝の気持ちでいっぱいでした。