版画ラボ
版画ラボ
版画の種類
シルクスクリーンは枠に張った紗(布)を使った版画です。
紙への印刷はもちろん、平らな物に対して素材にあったインクを使えば、布や木、ガラスなど何にでも印刷することができます。
面表現から線表現までをカバーし、鮮やかな色彩の再現に適しています。
シルクスクリーンの例
銅版画は薄い板に様々な方法で傷をつけ、傷の部分にインクを詰め、紙に刷り取る版画です。
針で描いたような繊細な線や、美しいグレーの諧調を表現するのに適しています。
銅版画の例
薄いアルミ板に油性の画材で直接絵を描き、版の上に親油性の部分と親水性の部分を作って水と油の反発を利用する版画です。
水彩画のようなタッチを再現することができます。
リトグラフの例
木の板の彫り残した部分にインクをのせて刷る版画です。
浮世絵に代表される日本の伝統的な印刷方法です。
木の素材感を活かしたダイナミックな表現からグラデーションなどの表現にも適しています。
木版画については、場所の提供や技術指導を行いますが、道具や材料は、各自で用意してもらいます。
木版画の例
2020年11月15日(日)開催
さまざまな版画技法を使用してポストカードにプリントをおこなうワークショップを開催
自分で描いた絵をプリントすることで、基本的な版画の体験ができます