【4月21日】 小学校と中学校が一緒に歩む、今の学校の様子
昨日の夜、PTA役員の皆様にお集まりいただき、来週月曜日に配布予定のPTA議案書(原案)について検討を行いました。今回の審議は書面での実施となりますが、資料をご確認いただき、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。その際、保護者の方から、「小学校と中学校が同じ校舎になって、実際の学校の様子はどうですか?」という質問をいただきました。本日は、その質問に対して、校長として感じている現在の学校の様子をお伝えいたします。
■ 生徒たちの立派な姿
新しい環境でのスタートとなりましたが、中学生の姿には、日々の学校生活の中で感心させられる場面が数多く見られます。
・話をしっかり聴く姿勢
始業式や任命式では、話す人の方へ体を向け、真っ直ぐな視線で話を受け止める姿が見られました。静かな中にも緊張感のある空気が流れ、「しっかり学ぼう」という意欲が感じられます。このような姿勢は、日常の授業や集会においても大切にされており、学校全体の落ち着いた雰囲気づくりにつながっています。
・心のこもった校歌
春休み明けで十分な練習時間があったわけではありませんが、最初に歌った校歌は多目的ホールいっぱいに響き渡るものでした。一人ひとりがしっかりと声を出し、気持ちを込めて歌う姿からは、学校への誇りや仲間とのつながりを大切にする思いが伝わってきました。こうした積み重ねが、学校文化を支えていくのだと感じています。
・自分の言葉で伝えるスピーチ
代表生徒の挨拶では、原稿に頼ることなく、自分の言葉で堂々と話す姿が見られました。その背景には、繰り返し練習し、内容を自分のものとして伝えようとする努力があります。聞く側にも思いがしっかりと届く、温かく力強い発表であり、大変印象に残るものでした。こうした経験が、生徒の自信や表現力の向上につながっていくと感じています。
■ 小学校と中学校が共に過ごすために
小学校と中学校が同じ校舎で生活するにあたり、子どもたちが安心して過ごし、それぞれの良さを生かしながら成長できる環境づくりを大切にしています。そのため、次の3つの点を意識しながら取り組みを進めています。
① それぞれの生活を大切にすること
まずは、小学校・中学校それぞれの生活リズムや発達段階の違いを尊重し、これまで行ってきた教育活動を安定して続けることを大切にしています。無理に一体化を進めるのではなく、それぞれの良さや強みをしっかりと守ることで、子どもたちが安心して学校生活を送ることができるよう配慮しています。
② 話し合いを重ねること
小学校と中学校の管理職同士で週1回、情報共有の時間を設け、日々の学校生活の中で見えてくる課題や気づきを丁寧に確認しています。例えば、校舎の使い方や動線、安全面への配慮など、細かな点についても継続的に話し合いを重ね、よりよい環境づくりに反映させています。こうした積み重ねが、円滑な学校運営の土台となっているのではないかと感じています。
③ 一緒に取り組む活動を少しずつ増やすこと
避難訓練など、安全面に関わる活動や、共に行うことで学びが深まる内容については、段階的に合同での取組を進めていければよいのではないかと考えているところです。子どもたち同士が自然に関わり合う機会を大切にしながら、無理のない形で交流を広げていくことで、互いを思いやる気持ちや社会性の育成にもつなげていきたいと考えています。
これからも、「それぞれの学びを大切にしながら、安心して過ごせる学校づくり」を目指し、一歩ずつ取り組んでまいります。