ごあいさつ

　今年も煌桜祭の季節がやってきました。今年のテーマは『そうだ海へ行こう』です。皆さん一人ひとりが煌桜祭を通して“海という世界観を表し、テーマカラーは青緑・薄紫、自分の色彩（いろ）で輝こう”という願いが込められていると思います。15～16世紀から18世紀にかけて『空間革命』が起き、大航海時代の経験を通じて人間は陸中心の世界観から、海を中心とする新たな世界観を獲得しました。

　このように、新しい世界観、さらに充実した人生を送るには“自分自身の輝きの舞台をつくる”ことが何よりも大切です。皆さんは今、人生で一番大きな成長ができる青春の真っ只中にいます。この煌桜祭に向けて、それぞれの部門において全員でテーマや出し物を決め、一つの目標に向かって大変な努力をされたと思います。苦労や困難が大きければ大きいほど達成した時の喜びや感動はそれだけ大きなものになります。この経験が皆さんを成長させることになるのです。この煌桜祭を通して、学年を越えた仲間との絆を深め完全燃焼する。そして、生きているこの瞬間が最も美しいと感じる「素晴らしい青春の思い出」を創ってください。最後に、煌桜祭開催にあたって企画運営に携わってくれた煌桜祭実行委員、各部門の生徒の皆さん、各部門顧問の先生に心より感謝いたします。

　生徒の皆さんが煌桜祭を通じて一段と成長してくれることを期待しています。

　本日はご来場いただき、ありがとうございます。

　今年度の煌桜祭は、個人的に一番大きな決断をした行事です。沢山の方に楽しんでいただける煌桜祭を目標に、自分のできることを精一杯頑張ることができました。そして、副実行委員長として自分なりに実行委員長の補佐をすることができました。また、会計役員としてもしっかりと役割を果すことができたと思っています。

　「そうだ海へいこう」。さくらの文化祭は楽しんでいただけたでしょうか？お楽しみいただけたのなら、私自身の煌桜祭の目標を達成することができたと思います。