2025年5月12日〜14日 にベトナムのハノイでSAFEコースが開催されました!
イギリスから1名、インドから2名、ネパールから3名、カンボジアから3名、日本から1名のスタッフが参加し、ベトナム、フィリピン、タイ、中国の麻酔科医、麻酔看護師40名を対象にコースを実施しました。
本コースはOperation Smile ベトナムとWFSAの支援により実現しました。
ここから少し日記風に今回のベトナムの旅を綴ってみたいと思います!
5月10日夜遅くにハノイ入りしました。ハノイは空港も綺麗で、治安もとてもよい印象でした。
コース準備日には、ベトナム小児麻酔学会の学会長もされているHang先生とこれからのベトナムの小児麻酔教育について話し合いました。
ベトナムには小児麻酔の体系的な教育がまだないので、ぜひSAFEコースをこれから開催していきたい、と非常に熱心にお話くださりました。
Hang先生のおすすめのカフェでベトナム名物「エッグコーヒー」をいただきました!夜もおすすめのフォーに連れて行ってくださりました。
この1週間の旅でいただいたフォーの中で、こちらのお店が一番美味しかったです!やはり地元の方のおすすめは美味しいですね!
5月12日 いよいよコース初日です!ここから3日間、みんなで頑張ります!
今回のコースは講師も受講生も非常に国際色豊か。一部ベトナム語の通訳の方も入ってくださりますが、同じアジアでもみなさん英語が堪能でびっくりしました。
今回はOperation Smileベトナムの厚いサポートがあり、みんなにお揃いのTシャツとバックパックをプレゼントしてくださりました。
2日目はみんなでお揃いのTシャツを着てコースを実施しました。一番長い2日目を一丸となって乗り切ることができました!
各論的な内容も多い2日目。「あなたの国ではどんな薬剤を使うことができる?」と聞きながら、状況によってどんな薬剤をどんな理由で選んでいったらいいか、どんな国でも共通となるエッセンスとなる考え方をお伝えしました。
午後イチの一番眠くなる時間には、心肺蘇生や骨髄路の実践練習を取り入れ、体を動かしてリフレッシュしました!
3日目は外傷、熱傷、新生児とかなり発展的な内容でした。なかなか遭遇することがないと実感を持って学ぶことが難しい分野です。経験のある受講生や講師の経験談を共有しながら、みんなでイメージを膨らませました。
私は新生児についてのレクチャーを担当させていただきましたが、英語での20分のレクチャーはなかなか大変でした。他の講師のようにかっこよくレクチャーできるように、英語をもっと頑張らないといけないと切に感じました。
長丁場でしたが、本当に素敵な講師陣と受講生に恵まれ、みんな笑顔で終わることができました!ここまで多国籍のコースは初めてで、学びも非常に多かったです。
SAFEコースを何度も一緒に開催しているAdeleと、カンボジアのみんなと。そして新しい出会いも非常に素晴らしくたくさんの刺激をもらいました!
世界のどこかでまたSAFEやろうね!と約束できる仲間に出会えて本当に感謝です。
みんなの働いている病院にも伺って世界の小児麻酔を見て勉強したいと思います。
世界中に仲間ができるSAFEコース、ぜひみなさんのご参加をお待ちしています!