オンラインで、オンデマンドに子どもと家族の臨床をテーマに、海外の臨床家も講師に迎えています。
今年度は以下、2回のセミナーを予定しています。
2025年10月19日(日)16:00~19:00
講義+質疑応答:120分 休憩15分 総合討論:45分
申込期日:9月末日 *100名先着順
私たちの出会うクライエントはしばしば、誰にも打ち明けたことのない虐待経験やトラウマを持っています。それらはしばしば体と心を襲う衝撃という形でよみがえり、面接内で立ち会う私たち臨床家も圧倒され、無力感に晒されます。
Graham Music氏はこうした臨床に長年取り組んでこられました。精神分析的心理療法をバックグラウンドにしつつ、発達心理学・脳神経科学、多くの知見を取り入れ、現場での出会いを通して子ども・思春期・青年期の臨床知を発展させてきました。近著では、マインドフルネスについても触れられています。
本セミナーでは、虐待経験とトラウマ、そしてマインドフルネスにフォーカスし、心と体を通した心の理解と臨床実践について学びます。奮ってご参加ください。
Music氏は英国Tavistoc & Portman Clinicのコンサルタント子ども・青年心理療法士であり、個人開業を営む成人心理療法士。国外でもスーパーヴィジョンや講義を行っておられます。
日本では3冊の翻訳書が出版されています。
『子どものこころの発達を支えるもの』(2016年、誠信書房)
『トラウマを抱える子どものこころを育むもの』(2022年、誠信書房)
『リ・スパーク:トラウマや抑うつを乗り越えて』
(2025年、誠信書房)
開催形態 :zoomを利用したオンラインでの開催(会場開催は行いません)
*事前に資料を翻訳して公開することを予定しています。
通訳者に加え、Zoomの自動翻訳を補助的に利用することを予定しています。
参加対象者:臨床心理士、公認心理師、医師、心理療法に携わっている大学院生・研修生
参加費 :サポチル正会員…7,000円、それ以外の方…8,000円
申込期日 :9月末日 *200名先着順
*締め切りました*
育む人を育てるメンタライゼーション
◆講師:ガヴィニオ 重利子氏
◆日時 :2025年7月20日(日)13:00~18:00 講義+事例検討
◆開催形態:zoomを利用したオンラインでの開催(会場開催は行いません)
◆参加費:サポチル正会員…7,000円、それ以外の方…8,000円
◆申込期日:6月末日 *200名先着順
*本セミナーは、日本臨床心理士資格認定協会から「短期型ワークショップ(2点)」として承認を受けています(オンラインのみ)。
親の省察機能 Parental Reflective Functioning (PRF)とは、子どもの行動や言動の背景にある感情、希望、願望などのこころの状態に思いを馳せ、自分自身のこころの状態についても、それが子どもとの間でどのような作用や影響を受けているかについて考えを巡らせることのできる親の力を指します。それは安定的な愛着形成を通して子どもの社会的発達を支え、精神的健康や他者から学ぶ力(信頼)を育みます。現在までに蓄積されてきている研究、メカニズムや理論的概要を振り返りながら、その実践については親支援を中心に、しかしそこには留まらない多職種連携や支援者支援への示唆についても、ぜひご一緒に検討してみたいと思います。児童相談所や養護施設は勿論のこと、学校や病院など「育む人」を支える臨床に従事しておられる皆さまのご参加を、楽しみにお待ちしております。
以下リンク先からお申込みください!