航空部の活動
主な活動内容
合宿
月に1~2回、妻沼滑空場(埼玉県熊谷市)にて合宿を行っています。
授業期間中は金曜日から日曜日まで(授業の場合は途中参加)、長期休み中は3日以上の合宿を行うこともあります。
ミーティング・座学
ミーティングでは合宿の反省や、教官からのご講評を全体で共有します。
また合宿のない週末や授業後の時間を利用して座学も行います。
機体点検・機材整備・ウインチ点検など
機体・機材・動力・無線のいずれかの班に所属し、各班作業を担当します。
(自分たちの乗る機体も自分たちで整備します!)
大会出場
日本全国で開催される、グライダーの大会にも積極的に出場しています。
(他大学の友人を作るチャンス?!)
大会出場実績
久住山岳滑翔大会 準優勝(2017)
全日本学生グライダー競技大会 団体6位・個人8位(2018)
関東学生グライダー競技大会 個人3位(2019)
青山、法政、立教対抗グライダー競技大会 個人・団体1位(2019)
関東交流戦 個人優勝(2021)
全日本学生グライダー競技大会 出場 (2021)
久住山岳滑翔大会 出場(2022)
久住山岳滑翔大会 優勝(2023)
全日本学生グライダー新人競技大会 出場(2023)
関東学生グライダー競技大会 出場(2023)
合宿の1日の流れ
6:00〜 飛行前準備
合宿の朝は6時起床です。グライダーは明るい内しか飛べないので、太陽が出ている時間は目一杯飛べるように日の出とともに準備を開始します。
当日の飛行に必要な気象情報や飛行空域の航空情報を関連機関から取得して分析し、1日のトレーニングの流れをシュミレーションします。
機体のコンディションの確認・計器の動作確認(朝点)や、グライダーを空に送り出すウインチという機械のエンジンや曳航索(ワイヤー)の点検も行います。また、地上と空中のグライダーの唯一のコンタクト手段である無線の通信確認なども行います。
朝はやることが多くて大忙しですがみんなで分担してテキパキと作業をこなしていきます。
機体は組み立て式のため、訓練前日か当日の朝にトレーラーから出して、自分たちで組み立てを行います。反対に、撤収日は解体し収納まで行います。
9:00〜 フライト開始!
朝の準備も終わり、教官に挨拶をし、ブリーフィングをすませたらいよいよフライトトレーニング開始です!
朝、昼、夕暮れ時、空のコンディションは時間とともに刻一刻と変わっていき、一度たりとも全く同じ条件で飛べることはありません。順番を待っている間に風や雲の状態を見て次のフライトをどうするかを一生懸命考えてから飛び立ちます。
地上にいる部員はグランドクルーとして、フライトの準備を行います。
新入生はまず、青ビブスに書かれている作業を行えるよう練習します。マイクマンとして無線を担当する人や、リトマンとしてトラックを運転する人もいます。
17:30〜 撤収
季節によっても撤収時間は違ってきますが、日没までには訓練を終了させます。
機体が雨にぬれたり汚れがつかないようカバーをかけ、しっかり係留してから宿舎に戻ります。
その後は各班作業やミーティングなどを行い、22時に就寝します。
暇な時間は次のフライトにむけて勉強したり、買い出しに行ったりゲームをしたりして過ごします。ささやかなイベントが開催されることも?!
役割分担
機体班
航空部の主役である機体の整備・点検を担当。
合宿中は機体の組み立てや朝の機体の点検作業を行い、その他にも飛行時間の管理や、整備士の指示のもとの整備作業を行う。
1年に1回の修羅場である耐空検査を乗り越えれば、1人前になっているはず。
機材班
グライダー発航に必要な機材の管理担当。
グライダーの重心を調整するバラスト、ウインチ曳航用の安全装置、着陸帯、風向を知るための吹き流し、などなど、運航に必要な装備品を準備する。
グライダーだけあってもなかなか飛べないこの部の大空への架け橋を担う。
動力班
部所有の機材車、グライダー発航にかかせないウインチ・リトリブの整備、オペレーションを担当。
まさに部の動力と言える部分を支える役割。夏場は草刈り機で活躍してもらうことも。グライダーの知識だけでなく発動機関連の知識が求められる。
無線班
グライダー、ウインチ、地上オペレーションの間の交信に使用するHF無線機や、一般航空機や管制塔とのやりとりに使用する航空機搭載用VHF無線機の管理を担当する。
命綱とも言える無線機を日々メンテナンスして運航を支える。