グライダーとは

どうやって飛び立つの?

グライダーには動力がなく、自力では離陸できないため、ウインチ曳航、又は飛行機曳航により離陸します。合宿では主にウインチ曳航で訓練しています。ウインチ曳行ではグライダーにワイヤーをつけ、ウインチに高速でワイヤーを巻き取ってもらいます。

のくらい飛べるの

グライダーは空気中の上昇気流をつかまえて飛行する乗り物です。上昇気流を捉えることができないと一回の飛行時間はウィンチ曳航で数分間、飛行機曳航で15分間ほどです。初単独飛行以後は、上昇気流をとらえる技術を磨いて長時間滞空を目指します。1度飛び立って5時間もフライトし続けた先輩もいますよ!

所有機体

アレキサンダー・シュライハー式 ASK23B型

登録記号:JA2432

立教大学航空部所有

優れた操縦性能と安全性を兼ね備えた単座機であり、立教大学体育会航空部での競技機として使用している。サーマルの上がりもよく、滑空比34をもつ。

ASK21で経験を積み、こちらにステップアップしていく。

ライセンス取得後の上級生はこの機体で大会の入賞を目指すことになる。

1989年導入。呼称は"S2"(シエラ・ツー)。

アレキサンダー・シュライハー式 ASK21型

登録記号:JA22RW

立教大学航空部・早稲田大学航空部共有

安全性に優れたFRP製の複座練習機である。

立教大学体育会航空部ではまず初めにこのASK21に乗り、教官と複座で練習を行い、単独飛行ができるようになることを目指す。

1997年に導入して以来飛行時間はすでに3000時間を超え、オーバーホールを行い塗装もリニューアルされた。現在、立教では複座訓練のメイン機として使用している。

呼称は"RW"(ロメオ・ウイスキー)。

アレキサンダー・シュライハー式 ASK21型

登録記号:JA2491

立教大学航空部OB会所有

上記のRWと同じくASK21。

1991年導入。呼称は"RM"(ロメオ・マイク)。

現在は使用されておらず、宿舎の格納庫にて保管してある