バディプログラムとは、立教生と新規に来日する特別外国人学生(交換留学生)からなるグループをつくり、グループ内での交流を通じて、新規に来日する特別外国人学生が日本での生活や立教大学での学生生活に慣れるよう、相談や手助けをおこなう留学生サポートプログラムです。
交換留学生が来日する9月、4月に向けて6月、12月頃に、国際交流ボランティア登録者の中からバディになりたい希望者を募集します。
バディになることが決まりましたら、主に以下の活動と、来日後は留学生の希望に合わせて様々なサポートをしていただきます。
【主な活動】
① 来日前:留学生との顔合わせ(自己紹介、日本での生活や立教大学に関する情報提供など)、来日前のサポート(チャット等でのやりとり)【必須(オンライン実施)】
② 来日後:キャンパスツアー【必須】
③ 来日後<日常生活面>:市役所手続き同行(必要に応じて)、買い物・定期券購入補助、生活情報の提供など
④ 来日後<大学生活面>:学内施設の利用方法説明、日本語会話練習など
【活動時期】
2025年度秋学期
【使用言語】
英語もしくは日本語。
日本語でのコミュニケーションを希望する留学生も一定数いますが、日本語を勉強したことがない、初級レベルの留学生も近年大幅に増えています。
応募時に、特段英語のスコア基準は設けていませんが、基本的なコミュニケーションややり取りが英語でできると、多くの留学生とより深く交流できると思います。留学生の日本語レベルの状況を踏まえ、且つ応募者多数の場合には、英語力が高い方を優先することがあります。
2025年度秋学期
バディ・プログラム募集要項
国際センターでは、2025年9月から新しく立教大学で学ぶ特別外国人学生(交換留学生)のバディ・プログラムにご協力いただける方を募集します。新しく来日する留学生が一日でも早く日本での生活に慣れるようみなさんのご協力をよろしくお願い致します。
応募したい場合は、以下をよく読み、期日までに申し込みをして下さい。
※バディ・プログラムは、国際交流ボランティアの登録をしている方を対象としています。未登録の方でバディ・プログラムへの協力を希望する場合は、必ずボランティアの登録をしてください。
1. バディ・プログラム/Buddy Programとは
◎バディ・グループとは
立教生と新規に来日する特別外国人学生(交換留学生)からなるグループ(Buddy)をつくり、グループ内での交流を通じて、新規に来日する特別外国人学生の日本ならびに立教大学での生活に慣れるようサポートを行っていただくものです。バディ・グループは立教生・特別外国人学生それぞれ3~5名での構成を予定しています。
◎バディに期待されること
バディ・プログラムにご協力いただく学生には、留学生との交流に興味と熱意が求められます。留学生と一緒に時間を過ごしたいという気持ちやお手伝いしたいという気持ちが大事です。そして、留学生と共に可能な限りイベント等に参加することが期待されます。海外旅行や留学の経験があれば、それが役に立つこともあると思いますが、必須ではありません。最も重要なのは留学生が立教大学で良いスタートを切れるように最善を尽くしてお手伝いするという気持ちです。
また、常にバディ・グループで行動することは求めませんが、グループ内で協力しながら留学生へのサポートを行うよう心がけてください。
2.バディの活動内容 :変更が出る可能性があります
① 来日前:留学生との顔合わせ【必須】、来日前のサポートなど
留学生の来日前に、グループのメンバー全員でオンライン顔合わせを実施いただきます。留学生に連絡をとり、オンライン顔合わせの日時を決定・実施し、国際センターへ実施報告をしてください。詳細は、バディ事前ミーティングにてお知らせいたします。
また、立教大学や日本での生活について、留学生からチャット等で質問や相談を受けた場合は、回答可能な範囲で対応をお願いします。不明な点は、国際センターに問い合わせるようお伝えください。
② 来日後:キャンパスツアー【必須】
グループで日時を決め、決められた期間にキャンパスツアーを実施して頂きます。また、キャンパスツアーではフォトコンテストを開催します。詳細はバディ事前ミーティングにてお知らせします。
③ 来日後:日常生活面のサポート
買い物補助、通学定期購入、銀行での口座開設、携帯電話購入、交通機関やその他生活情報の提供に関するサポートについて、留学生の要望に応じて、自主的にグループで行ってください。
④ 来日後:大学生活面のサポート
学内施設の利用方法説明、日本語会話練習等、留学生の要望に応じて、自主的にグループで行ってください。
3.活動時期
2025年度秋学期
4.使用言語
英語もしくは日本語。
日本語でのコミュニケーションを希望する留学生も一定数いますが、日本語を勉強したことがない、初級
レベルの留学生も近年大幅に増えています。
応募時に、特段英語のスコア基準は設けていませんが、基本的なコミュニケーションややり取りが英語で
できると、多くの留学生とより深く交流できると思います。留学生の日本語レベルの状況を踏まえ、且つ応募者多数の場合には、英語力が高い方を優先することがあります。
5.バディをするにあたっての注意事項
・担当する留学生や他のバディの連絡先等の個人情報は、お互いの連絡のみに使用し、第三者には絶対に譲渡・公開しないでください。
・担当する留学生に対する商用や政治、宗教、思想その他に基づく各種の団体の宣伝・勧誘は禁止とします。立教大学公認のサークルまたは学生団体の場合はこの限りではありませんが、参加については留学生個人の意思を尊重し、加入を強要するような事態にならないように注意してください。
・バディとして担当する留学生との交流については、十分な信頼関係が築かれるまでは、相手との面会は公共の場で行うようにしてください。
・いかなる場合でも、留学生の出身国や特定の国籍、文化圏、人種、宗教、性別及び性的志向に対する偏見や固定観念に基づく発言、およびそれらに関する個人的な意見を留学生に押し付けたりすることは避けるようにしてください。
・留学生の中には日本での生活経験がある方もおり、留学生によって必要とするバディのサポートが違うという点を十分にご理解ください。留学生が日本でスムーズに生活を送れている場合は連絡が来なくなることもあります。
・バディ・プログラムは皆さんの語学力向上等が第一の目的ではないことを理解し、留学生がスムーズに日本での生活をスタートし、快適に滞在できるよう必要に応じてサポートしてあげてください。
6.バディ・プログラム募集に関するスケジュール
◎応募締切:2025年6月30日(月)
◎応募フォーム:こちらから入力してください。 ※要Vcampusログイン
◎発表日時:2025年7月10日(木)予定
ご担当いただく方の学生番号を国際交流ボランティアのメーリングリストにて発表します。
※国際交流ボランティアに未登録の方でバディ・プログラムへの協力を希望する場合は、必ず国際交流ボランティアの登録をしてください。また、登録内容に基づいてバディを担当いただく方を決定します。登録しても必ずしもバディになれるわけではありませんので、その点はご了承ください。
※留学生とバディを希望するみなさんの、語学力、所属学部/研究科、学年などを考慮して、国際センターでバディ・グループのメンバーを決定します。留学生の国・地域、言語の指定はできません。担当決定後、希望通りにならなかった場合に辞退する、ということがないようにしてください。
7.バディ・グループ決定後のスケジュール:参加必須
●事前ミーティング
担当することが決まった方は、以下の日程で事前ミーティング・担当留学生の発表および共にバディを行う立教生同士の顔合わせを行います。
7月31日(木)10:00~11:00 オンライン
授業・試験等でやむを得ず参加できない場合は必ず事前にご連絡ください。
事前連絡なく欠席された場合はバディを辞退されたとみなし他の方にご担当いただく場合があります。
●顔合わせ・キャンパスツアー
オンライン顔合わせ: 8月中旬~下旬 ※グループ毎に日時調整
キャンパスツアー: 9月下旬~中旬 ※グループ毎に日時調整
※バディ・プログラムで国際センターが主催するイベントは「顔合わせ・キャンパスツアー」のみとなりますので、このイベントをきっかけに留学生のサポートを自主的に行ってください。
8.問い合わせ先
立教大学国際センター 03-3985-2208 intl-vol@rikkyo.ac.jp
活動の感想
キャンパスツアーや学外でどんな活動をしたのか、バディの皆さんに聞いてみました。
グループの留学生と授業が一緒になり仲良くなりました。授業内容が難しかったため休日一緒に授業の準備をしたり、授業の前後にはご飯を食べたりしました。授業以外の日にも遊びに出かけ、日本のアピールもでき良い異文化交流になったと思います。(2024年春学期)
六大学野球の観戦に一緒に行き、そこで仲を深めることができました。それ以降の昼食の時間も楽しい時間を過ごせるようになったと思います。(2024年春学期)
学食で楽しくお昼ご飯を食べることができました。 バディのうちの一人がおすすめの冷やし中華屋さんを教えてくれて一緒に食べに行き、たくさんお話しできたことと、また別のバディのメンバーが自分の国に帰る前に会いたいと言ってくれて、一緒にディズニーランドに遊びに行ったことが思い出に残っています。 (2023年春学期)
回転寿司を食べに行った際に、ネタに詳しくて驚いた。留学生の国にもたこ焼きや茶碗蒸しに似た料理があると言っていて食は世界を繋いでくれるものだと思った。 (2023年春学期)
ランゲージ・エクスチェンジを通して、たくさんの留学生とコミュニケーションをとることができた。お互いの文化の違いを尊重し合うと同時に、たくさんの思い出・つながりができ、大学生活4年間の中で最も濃い活動だったように思う。 (2023年春学期)
様々な国からの留学生と一緒にキャンパスを回ることができて楽しかったです。自分自身もキャンパスについて新たな発見がありました。 (2022秋学期)
希望者で飲み会やカフェ巡りをしました。個人的に特に仲良くなった学生とはお泊まり会もしました。留学生のバイト先へご飯を食べに行き、当初あまり日本語ができなかった留学生がバイトを通して日本語がとても上手になっていたのには驚きました。
また、体育会の試合(ラグビー)を見に行き、国が違っても大学対抗の試合なら一緒に立教を応援できたのでとても楽しかったです。(2022秋学期)
最初にお好み焼きを食べに行きました。バディのみんなは、その時お好み焼きにハマったらしく、その後も週2回ほど食べに行っていたそうです。
また、横浜の赤レンガ倉庫でのクリスマスマーケットにみんなで行きました。綺麗な景色と美味しい料理をみんなで楽しむことができて最高でした。 (2022秋学期)
これから応募する方へのメッセージ
私は自分の語学力に自信がありませんでしたが、やってみると留学生が「ありがとう」と言ってくれて不安や緊張が吹き飛びました。また、自分の知らない文化や言語を知ることで世界が広がったと思います。迷っている人はぜひ臆せずに参加してみてほしいです!
積極的に話しかけることで、留学生も喜んでくれます。初めは怖くても恐れずに交流する機会を増やそうとすることが大切です。頑張ってください。
英語が流暢に話すことができなくても留学生をサポートしたいという気持ちがあれば十分だと思います。留学生の中には、日本人と日本語で会話できるようになることをゴールとしている人もいるので、英語を理由に諦める必要はないと思います。バディ・プログラムに参加してできた友だちは留学生だけに限らず、同じバディの日本人ともよい関係を築くことができるはずです!バディに挑戦してマイナスに思うことは何もなかったので、迷っているならぜひ挑戦してみてほしいと思います!
準備の面で忙しいこともありますが、留学生の友達ができてとても楽しいです!留学生に学生生活や日本文化について質問されることもあり、やりがいのあるプログラムであったと思います。
異文化交流をしてみたいけれど、どんなイベントやプログラムに参加すればよいのか分からないという人にとって、バディプログラムはとても良い機会てあり、初めての異文化交流の場として最適だと思います。