「信州の安心・安全を守るIoTシステムの構築」
~先端技術を使って、身近な危険を回避しよう~
ハンズオン講習会 Raspberry Pi を使ってJavaScriptによるハードウェア制御を学ぼう!
2025年2月8日(土)ー2月9日(日) 10:00~17:00
ハッカソン 講習会の知識を活かしてIoT作品づくりに挑戦しよう!最優秀チームは全国大会に出場!
2025年3月1日(土)ー3月2日(日) 10:00~17:00
グランプリ決定戦
2025年3月16日(日)13:00~15:30
https://webiotmakers.github.io/2024/grandprix/
※本文中に記載されているブランド名、会社名、製品名等は、それぞれ各社の登録商標または商標です
塩尻市、須坂市の2会場で同時開催します。申し込み時に希望会場を選択してください。
須坂会場 - bota (須坂市子育て就労総合支援センター/ 長野電鉄 須坂駅前)
塩尻会場 - 塩尻インキュベーションプラザ (長野県塩尻市大門八番町1番2号)
株式会社サーキットデザイン オリオンシステム株式会社 キッセイコムテック株式会社
株式会社 ソルティスター 株式会社サンジュニア 株式会社アドヴァンスト・インフォーメイション・デザイン
長野県、須坂市、塩尻市、長野工業高等専門学校、株式会社アソビズム、株式会社ケイエスワイ、セイコーエプソン株式会社、CHIRIMEN Open Hardware、Web標準・ICT利活用人材育成地域連携協議会
Web×IoTメイカーズチャレンジPLUS 信州運営委員会
信州大学
総務省信越総合通信局、信越情報通信懇談会
一般財団法人塩尻市振興公社 ・(株)Goolight・WIMC信州運営委員会事務局
チーム名:スノーロードコンシェルジュ
作品名:スリップストッパー雪路(Slip Stopper Yukiji)
作品の概要文:冬季の信州における歩行者(特に高齢者や障がい者)の安全確保とを目指した作品をつくりました。このシステムは、GPSと加速度センサーを搭載したIoTシャベルで雪かき作業時のデータを自動収集し、リアルタイムの安全経路情報をマップで提供するとともに、シャベル本体のLEDで雪かき活動の効果を可視化します。これにより、歩行者は安全な経路を選択でき、雪かきをする人は活動成果を直接確認できるため、冬季の歩行者安全性向上と地域の雪対策活動の活性化が期待できます。
作品の背景: 雪国の冬、歩道は歩行者にとって命を脅かす障害となると考えたからです。点字ブロックが雪に埋もれ、歩道と車道の区別がつかなくなったり、凍結路面で転倒の危険性が高まったりします。地域住民による自主的な雪かき活動は行われていますが、その効果が十分に共有されていません。「自分の雪かきが地域の安全に貢献していることが分かれば、もっとやりがいを感じられるのに」という声もあります。この課題に対応するため、私たちはIoTシャベルを開発しました。 将来的には、行政機関がリアルタイムで除雪状況を把握できるようになれば、効率的な除雪計画の立案が可能になります。また、歩道を利用した人からの感謝機能(投げ銭、スタンプ機能など)を導入することで、地域間のコミュニティ力強化につながり、地域創生に貢献することが期待できると考えています。
チーム名:つらら団
作品名:スノーアラート(雪警)
作品の概要文:屋根からの落雪に巻き込まれる事故を防ぐため、落雪が発生しそうなことを周囲に知らせる仕組み。屋根周辺で雪かきをしている人には、モバイルデバイスへのメッセージで通知する。スマートウォッチのバイブレーション機能を活用すれば、より効果的な警告が可能となる。通行人には、LEDライトの点滅によって注意を促す。屋根にワイヤーを張り、雪がずれるとワイヤー(糸)が押し出される構造とする。この押し出されたワイヤーの長さを回転センサーで測定し、一定以上の変化があった場合に通知を行う。また、誤作動を防ぐために重量センサーを併用し、一定の積雪重量がある場合のみ警告が発せられるようにした。
作品の背景:雪が多く降る地域では、屋根からの落雪による事故が毎年発生している。住宅や店舗の軒下を歩いていたり、除雪していたりする際に、突然雪が落ちて直撃し、大けがや命を落とす事例も後を絶たない。落雪が発生する直前には、必ず屋根の雪がわずかに動く現象が生じる。この現象を検知することで、落雪の発生を予測し、危険が迫っていることをリアルタイムで周知することで、事故を回避できると考えた。本作品では、センサー技術を活用し、屋根の雪の動きを検知するシステムを構築した。このシステムを通じて、軒下の歩行者や住人に対し、光やスマートフォン通知で警告を発し、雪国での安全を向上させる新たな防災ソリューションの実現を目指す。
チーム名:信州「置き配」イノベーション
作品名:「伝票吸い込み」くん
作品の概要文:本作品は、留守中の荷物盗難や空き巣被害を防ぐためのIoTシステムを備えたポストです。伝票がポストに挟まれると、モーターが作動してポストが開閉し、伝票をポストの内側に落とすと同時に、LEDの点灯とSlack通知でユーザーにお知らせします。これにより、配達状況をリアルタイムで把握できるだけでなく、伝票が長時間そのままになり不在が知られるリスクを軽減します。実用性と安全性を両立させたこのシステムは、安心して置き配を利用できる環境を提供します。
作品の背景:コロナウィルスのパンデミック時に、対面での接触をさけるために集合住宅に宅配ボックスが普及した。ダイアルロック式の宅配ボックスの場合、配達業者が宅配ボックスに荷物をいれて不在伝票に暗証番号を記載してポストに投函するという運用がされている。ポストに不在伝票を投函する際、住人が不在伝票に気付けるようにわざと少しポストからはみ出させてくれる。宅配ボックスによって、荷物が安全に保管され、玄関先に置き配荷物があることで不在が発覚してしまうことがなくなったのに、不在伝票がはみ出していることによって不在であることがわかってしまうことを残念に感じていた。
チーム名:松工健児
作品名:supply manager
作品の概要文:中継管理地点の支援物資の管理を簡単にできるシステムです。送り手はまずグーグルフォームから物資の内容を入力し、スプレッドシートのベースデータに入れられて、それをもとに生成されたQRコードを、段ボールに張り付け被災地へ送ってもらう。管理者は受け取った段ボールのQRコードを読み取り入力されたデータをスプレッドシートに種類ごとに記録し、その際に置き場所を入力し管理する。この際に段ボールを開けずにQRを読み取るだけで内容を確認することができます。また、検索機能を使って特定のQRコードのついている段ボールのデータを調べ、置き場所を確認することができます。
作品の背景:被災地での支援物資の管理の際に、逆に支援が多すぎて体育館の中に何がどれだけどこにあるのかわかりずらい状態になっていたという課題があることを知り、送り手自身が中身についての情報を入力し段ボールを開けずに中身に何が入っているかわかるようにしたらいいのではと思い、製作を始めました。