絵画専攻は油画と日本画に分かれています。受験時にそのいずれかを選択して入学をした学生は基礎的な造形技法や素材応用表現を習得した上で、より高度な創作研究へ取り組んでいきます。油画・日本画の絵画表現は基より、版画・映像表現へも踏み込んで、21世紀における多様化された社会状況に対応しうる造形表現の可能性に挑んでいます。
絵画専攻は社会との密接な関連の中で創作活動の展望を開く作家や教育者、社会人の人材育成を教育目標としています。
ユニークで個性豊かな個々の集まりが、互いに自己研鑽し合いながら発信し、交流する中で新しい自分の姿を見出してゆく。大学でのアクティブな4年間は習得するカリキュラムの数も多く、長い人生の中でその期間はとても短く感じるかもしれません。しかし、技術の習得のみならず、自身の立つ位置、立脚点を知ることは、より大きな視野と高い視点から自身を発見するきっかけになります。
カリキュラムポリシー
存在価値の多様化や均質化するグローバル情報社会にあって独創的な画家や造形作家、教育者に求められる基本的な実技能力(観察、描写、素材応用、プレゼン)を深める教育を行います。多様な絵画・造形表現の理解と課題制作による学修から美的価値観を涵養する中で個性を伸ばし、展示や講評、学外活動などを通じ他者理解と社会性を育みながら、学生の独自性を尊重した教育を目指します。個性的な表現活動を支える身体的技術力と思考力、教養と専門性の深度を総合的に養い、卒業後も創作活動を継続し美術の社会的役割に反映しうるよう自ら課題を創出し、独創的な表現を探求する能力を育成します。
2025カリキュラム
日本画カリキュラム
「日本画って何?」ほとんどの受験生が抱く疑問かもしれませんね。大学に入って初めて、日本画で使う絵具や紙に触れることになります。その新鮮な発見や感動は、きっと絵を描く大きな原動力になることでしょう。ここ、沖縄の自然や文化に魅せられて入学する学生も多く、心を揺さぶる印象を描き留めたいと画面に真剣に取り組んでいます。
沖縄芸大では、絵画専攻という枠の中で幅広く表現に関して学ぶことができ、恵まれた環境の中で感性を磨きながら、個性豊かな作品と共に新しいあなた自身を創り上げることを目指しています。
油画カリキュラム
油画では、素描・ドローイング・油彩などの絵画表現を主軸としながら、学年の進行とともに基礎から応用表現へと広げ、新たな創作活動を養うカリキュラムを展開しています。授業では、多様な実習を通じて描画技術や技法を習得すると同時に、表現テーマの探究を深め、卒業制作へとつなげていきます。また、授業の一環として開催される展覧会を通じて、自らの作品を社会に発信する力も養います。4年間を通じて、感性や表現力への探求心を育成し、学生一人ひとりの個性と創造性を尊重した教育を実践しています。