2025年度会員を募集しています
それにしても暑い日が続いてますねー。
9月になっても油断できない状況が続きそうです。
我が家では、寝苦しさのあまり、
エアコンがフル稼働しています。
電気代が恐ろしいことになりそう…
さて、7月末におこなわれた牛久かっぱ祭りに、
今年も日頃から良くしていただいている小坂団地行政区の一員として、
おおぞらメンバーは参加いたしました。
やはり行政区の一員として出ることに意義がありますよね。
お揃いの法被を着用して暑いながらも元気に踊り切りました。
今年は総合3位の成績でした。
小坂団地行政区の皆様ありがとうございました。
令和6年6月22日(土)おおぞら通常総会が行われました。
当日は、正会員32名の内、会場参加12名、オンライン参加1名、委任状4名、書面表決8名の合計25名の参加をいただき無事開催の運びとなりました。
総会では
令和5年度事業報告と活動決算をおこない、令和5年度は安定した事業運営ができたことを報告させていただきました。
令和6年度事業計画と活動予算に関しては、新規事業展開の説明と予算を説明させていただきました。
それぞれ承認いただき総会は終了。
その後の懇親会では、
おおぞら利用者の保護者交流会の開催や会員や寄附者との交流会など、
事業運営の見える化に通じるご意見をいただきました。
早速、それぞれ検討を開始し年度内の実現を目指し動いています。
今年の総会は、並行してオンライン配信を行いました。
いわゆるハイブリッド開催というものです。
この方法で大事なのは音声、とにかく音声ですので安価ではありますが専用の配信機器を購入しました。
これを利用し、ハイブリット開催の勉強会なども開催したいなと思っています。
おおぞらは今後も地域に貢献できる活動を目指していきます。
令和6年5月17日にNHKは、
茨城県東海村にある障害者支援施設などで虐待等があり、
県は8月から3か月間「指定停止処分」にすると報道しました。
施設側は「事実関係が異なり今後の方針を検討する」とコメントをしています。
具体的な報道内容はお調べいただきたいのですが、
このような事件が発生した場合、
第三者的には、
利用者さんや保護者は他の事業所へ移るなどの行動をするだろうと思うのですが、
後追いの報道では、
利用者さんはほぼそのまま残る選択をしているようです。
このような選択をした理由を想像してみると、
慣れ親しんだ環境から他へ移ることへの抵抗感、
施設側の改善への期待などが考えられるかなと思うのですが、
もう一つの理由として“選択肢がない”ということも考えられるのかなと思います。
国は、
障害者入所支援サービス(以降施設という。尚、このサービスを運営できるのは社会福祉法人のみ)の利用者さんを
グループホームなどの地域へ移行を推進する方針を出しています。
つまり、国全体からみると施設の定員が減る傾向にある状況です。
茨城県内においても、
新規の施設は基本認可されないようです。
よって他の施設へ移りたくても移れないということは十分に考えられます。
施設入所支援の利用者の推移
利用者全体は減少傾向だが、区分6の方は増加傾向
実際、
この方針に沿って利用者さんの地域移行を進め、
施設の定員を減らし、
一人ひとり余裕のある生活環境を作る方向へシフトしている
前向きな社会福祉法人もあります。
さて、
施設の状況がそうだとすると、
受け皿となるべきグループホームはどうでしょう。
さきほどの図を見ていただくと明らかなとおり、
施設の方を受け入れるということは、
支援区分4~6の方を受け入れるということになります。
ちなみに支援区分は下の図の通りです。
近年、
ものすごい勢いでホームの数は増えてきているとはいえ
支援度の高い人を受け入れ、
さらに適切な支援ができる所はそう多くはありません。
一部ではありますが、
支援度の高い方を安易に受け入れ、
恒常的に服薬や物理的に行動制限をするなどの
不適切な支援を行っている事業所も実際あります。
このことは、グループホームに限らずあらゆるサービスに散見されることではあるのですが・・・。
支援度の高い方の受け皿とするには、
まだまだ足りていないのが現状です。
これらの状況から
移りたくても移れないいわゆる“選択肢がない”ということになります。
ここまでは、
施設に入所できている人たちのことでしたが、
支援度の高い方中心の施設でも受け入れが難しい方がいます。
いわゆる強度行動障害のある方です。
強度行動障害とは他害・自傷やこだわりなどにより
本人や周囲の人の暮らしに影響を及ぼす行動が
著しく高い頻度で起こるため
特別に配慮された支援が必要になっている状態
を意味します。
強度行動障害に関しては、
意思表出のままならない方が、
体験の中で不適切な行動で意思表出をするようになってしまったものと考えます。
よって支援を適正に行うことにより、不適切な行動を少なくできるものと考えます。
おおぞらでも
ある程度入居メンバーが固定され落ち着いた生活状態にあるところに、
このような方を受け入れる事は、
入居中のメンバーへの影響を考慮すると、
慎重になってしまうのはご理解いただけるでしょうか・・・
なのでおおぞらは・・・
①重度・高齢対応グループホーム(1ユニット最大5名定員)
特徴
本人が望む限り状態が許せば住み続けられるホーム
②強度行動障害対応グループホーム(1ユニット最大3名定員)
特徴
強度行動障害の方へ適切な支援方法を検討実践し、支援をマニュアル化。
問題行動が少なくなったら、
本人が生活したい環境へ支援マニュアルとともに送り出すことを目的にします。
基本このホームでの定住は考えていません。
この二種類のホームの新設を計画しています。
②のホームは定員を充足することを重要としません、
利用者さんの状態によっては1名のみの入居としなければならないケースも考えられます。
採算をとるのは難しいけれど誰かが行うべき事と考えますので、
NPO法人である私たちが実現したいと思います。
継続して運営するには、
会費やご寄附による皆様のご支援が必要です。
実現に向けて後押しをお願いします。
きりの木は、
昨年度(2023年度)利用者さんたちにお支払いした平均月額工賃を
25,000円以上とすることができました。
これも、
野菜作り、
お菓子作り、
放置竹林整備、
着火材作り、
除草や清掃などの各種受託作業などなどに
取り組んだ利用者さんの頑張りがあった結果です。
そして、
着火材作りに欠かせない、
使用済みろうそくを
ご提供くださった皆様のおかげです。
昨年度から
ご提供いただくろうそくの量が増え、
ろうそく不足で作業が滞ることがなくなりました。
ご提供者の皆様に感謝申し上げます。
引き続きろうそくのご提供をお受けしておりますので、
ご協力お願いいたします。
月額平均工賃が25,000円になったとはいえ、
まだまだ上を目指します。
目標は平均月額工賃50,000円です。
常にどうしたら、
どんな作業をしたら
もっと収入を増やせるかを考えながら運営をしていますが、
まだまだ知恵が足りません。
是非皆様のアイデアをご提供ください。
よろしくお願いします。
各種お問い合わせやアイデア提供は
“可能な限り健康に生活する”
誰もが望む生活ですよね。
でも、望んでも中々そうならないということもまた事実。
すばるの利用者さんも
てんかんなどの持病のほかに
いろいろと出てきている方がいます。
そのような方々の
通院支援も私たちの大事な業務。
適切な診断ができるように
病状説明の補助をしたり、
出た診断を
利用者さんが理解できるように説明したりしています。
最近、お薬を宅配しますという薬局さんのお話を伺いました。
支援に直接関係ない部分(今回でいえばお薬をもらう待ち時間ですね)を
いくらかでも時短できるこのサービスを
利用してみてもいいかなと考えています。
日々提供している食事は
管理栄養士が監修していますが、
それでも病はおこります。
早期発見・早期治療に
努めた運営を心がけます。
NPO法人について、みなさんはどんなイメージですか。
内閣府の調査によると良いイメージ3割、悪いイメージ1割あとは分からないとのこと。
NPO法人の活動は多岐にわたるので、わからないと答えるのは妥当なところかなと思います。
NPO法人は非営利活動法人です。
これは収益を団体の構成員に分配することを目的としない団体ということです。
けっして、収益事業をしてはいけないわけではなく
実際、NPO法人の83.1%が主な活動資金は事業収益であると答えています。
私たちもこの中に含まれます。
私たちは、
障害福祉サービス
特にグループホームという利用者さんの生活を預かるサービスを行っているので、
不安定な運営は許されないと考え、
寄附や補助金などに頼らない運営をしてきました。
しかし、
今後より必要とされるサービスは、
専門的かつ設備を必要とするものと考えており、
このNPO法人という制度をフルに活用しないと
難しいと考えています。
活用できる制度の一つに認定制度があります。
基準をクリアし認定を受けると、
認定NPO法人への個人・法人の寄附者が
税制や会計上の優遇が受けられたり、
相続や遺贈の財産を寄附した際に、
寄附した分は相続税の課税対象から外れるなどの、
寄附する人にメリットを付け寄附をおこないやすくする制度が設けられています。
私たちも認定を受けています。
この認定を維持するには、
毎年3,000円以上の寄附を
100名以上から
確保しなくてはいけません。
ふるさと納税と違い
大きなメリットはないのですが、
自分たちが納めている税金の使い道を
コントロールできる方法の一つです。
ぜひ私たちの活動を後押ししていただけたらと思います。
これからも、
認定を維持し寄附を受けやすい法人でありたいと考えていますので、
皆さんのご協力をお願いいたします。
お知り合いへお声がけいただけると嬉しいです。
お声がけの際、通信やパンフレットが必要な方は事務局までご連絡ください。
特定非営利活動法人おおぞら
理事長 小澤 純也
編集 おおぞら事務局
住所
〒300-1237
茨城県牛久市田宮3丁目1-18
電話
029-873-8883
ファクシミリ
029-886-5161
ホームページ
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