➤ツール 在宅勤務の健康リスクと対応
COVID-19対策として在宅勤務が長期化する可能性は考えられ、在宅勤務での作業環境整備が重要となります。腰痛、首や肩のこりなどを予防するために作業姿勢、作業時間、照明など環境整備を進めてください。作業を行う机の上には十分なスペースを確保し、パソコンはディスプレイとキーボードを分け、可能であればワイヤレスのマウスも使用することをお勧めします。また、机の下には脚が窮屈でない程度にスペースを確保してください。
在宅勤務では普段と違い、自宅にネットワーク回線が無い、ネットワークを利用する人数が増えて回線への負荷がかかる、などネットワーク環境のトラブルが予想されます。新規の回線工事は時間がかかることが予想されるため、臨時対応としてはポケットWi-fiのレンタルや携帯電話のテザリングなどの使用を勧めます。ウェブ会議などでの回線負荷を下げる方法としては映像の解像度を下げることや画像や動画を使用せず音声のみで行うといったことも挙げられます。また、機材がない場合にPC端末やトークンの貸出を行っていますが、これらは数に限りがあります。COVID-19の感染で重症化リスクの高い高齢者や基礎疾患(心血管疾患,糖尿病,悪性腫瘍,慢性呼吸器疾患、がん、各種免疫不全、⼈⼯透析など)を有するかたは、まずは特別休暇の取得をお勧めしますが、どうしても勤務に支障をきたすようであれば機材の貸出も検討してください。
在宅勤務では普段よりもコミュニケーションが低下することが予想されます。円滑な業務遂行のためにも定期的なWeb会議を実施したり、トラブル発生時の連絡体制を整えたり、平時よりもコミュニケーションを取るように努めるなどの対策を進めてください。
今後緊急事態宣言が緩和される地域が徐々に出現してくると考えられますが、緊急事態宣言が継続している都道府県への出張は特に延期可能であれば延期を行ってください。また、体調がすぐれない(発熱・咳・のどの痛み・倦怠感・関節痛・消化器症状・嗅覚や味覚の異常などの1つでも症状がある場合)時には原則として自宅で療養し、国内出張は中止してください。やむを得ず国内出張を行う場合には以下の点に気を付けて国内出張を行ってください。出張先にCOVID-19ウイルスを拡散しないためにもマスクの着用を行ってください。国内出張先では人が密集する場所、換気の悪い場所を避け、頻回の手洗い(石鹸を使用)もしくはアルコールなどの消毒剤での手指消毒を心がけてください。手洗いのタイミングとしては「トイレ後、食事前後、共有物を使う前後、外出後、会議などのイベント集合後」などがあげられます。
基本的には海外出張は可能なら延期または中止を行ってください。また、体調がすぐれない(発熱・咳・のどの痛み・倦怠感・関節痛・消化器症状・嗅覚や味覚の異常などの1つでも症状がある場合)時には原則として自宅で療養し、海外出張は中止してください。海外出張での各種届出などは大学のホームページを参照に確実に行ってください。海外渡航の危険度に関しては外務省の海外安全ホームページを参照し、常に出張先の最新情報を入手してください。出張先にCOVID-19ウイルスを拡散しないためにもマスクの着用を行ってください。海外出張先では人が密集する場所、換気の悪い場所を避け、頻回の手洗い(石鹸を使用)もしくはアルコールなどの消毒剤での手指消毒を心がけてください。手洗いのタイミングとしては「トイレ後、食事前後、共有物を使う前後、外出後、会議などのイベント集合後」などがあげられます。
1.通勤方法
COVID-19の感染者数減少とともに通勤での勤務が徐々に再開し始めます。在宅勤務での勤務が可能な場合は引き続き在宅勤務を継続してください。出勤する場合も可能であれば電車やバスの公共交通機関を使用するのではなく、自動車の利用が推奨されます。本郷キャンパスに関しては活動制限レベル3の期間中、①「妊娠中、または現病・既往があるなど職員本人に新型コロナウイルスに感染した場合に生命・身体の危険性が高い事情があること」、②「同じ電車に30分以上乗車する区間があるなど、公共交通機関を利用した通勤では新型コロナウイルスに感染するリスクを低減させることが難しいこと」のいずれの条件も満たしている場合に自家用車での通勤を認めております。
2.通勤時間
感染予防のために基本的には出勤する場合は自動車での出勤が推奨されますが、やむなく公共交通機関を利用して出勤する場合は通勤ラッシュの時間帯を避けて通勤するように心がけてください。必要に応じてフレックスタイム制の導入などもご検討ください。