Q1)英語パスポートコースには誰でも入れるの?
定員は各クラス10名程度です。本学のグローバル人材育成奨学金の選考に合格した学生は自動的に入れますが、それ以外は、定員に空きがあった場合のみ、参加希望者に対して選考を行います。選抜は、本学の指定する英語レベル判定テスト(CASEC)を使って第一次審査を行い、その後、応募フォームを使って第二次審査を行います。参加希望の連絡方法については、入学予定者向けのウェブサイトに掲出されている「J.F. OBERLIN UNIVERSITY ENGLISH PASSPORT COURSE」というリーフレット、英語レベル判定テスト(CASEC) については「英語レベル判定テスト(CASEC)実施のお知らせ」をご参照ください。
Q2)英語パスポートコースに入ったら自動的に留学できるの?
桜美林大学の長期交換留学制度を利用して留学するには、その留学プログラムの選考に合格する必要があります。英語パスポートコースは長期留学を目指す皆さんが選考に合格するための準備をサポートするコースですが、英語パスポートコースに入ったからといって自動的に留学できるわけではありません。
また2025年度入学者の場合は2026年秋学期からの長期留学になりますが、コロナウィルス感染拡大の影響等のやむを得ない事情で長期留学交換プログラムが中止になった場合は、長期留学そのものが出来なくなる可能性もあります。
Q3) 英語パスポートコースの選抜に落ちたら留学できないの?
そのようなことはありません。本学には様々な留学プログラムがあり、TOEFL®の点数取得が必須条件になっていないプログラムもあります。TOEFL®やIELTSの一定以上の点数取得が必須条件の長期交換留学を希望する場合でも、自分で準備をしてスコアを取得すれば留学することができます。英語パスポートコースにいることで、TOEFL®やIELTSの点数取得や留学に向けた英語力の準備を授業の中でサポートしてもらえるという意味で留学への近道だとは言えますが、選抜に落ちても留学の可能性はありますし、毎年英語パスポート生以外で長期交換留学に参加する学生もいます。
Q4)英語パスポートコースは、リベラルアーツ学群の英語学・英文学専攻とは違うの?
英語パスポートコースは、リベラルアーツ学群の各専攻プログラムとは性質の異なるものです。英語パスポートコースに入ったからといって、英語学・英文学を専攻しなければならないというものではなく、ご自身がどの専攻を選ぶかは、入学後に自由に決められます。英語パスポートコースは、各学群の専攻とは別に長期(2学期間)の英語圏への留学を目指す方が、入学直後から留学に備えて英語をより集中して学ぶためのコースです。
Q5)LA GOプログラムに行くことはできるの?
あくまで英語パスポートコースの目的は、長期(2学期間)の留学ですが、どうしても希望する場合は、2年次の春学期以降、各学群の中期(1学期間)の留学プログラム(リベラルアーツ学群の場合はGOプログラム、グローバル・コミュニケーション学群の場合はGC留学、ビジネスマネジメント学群の場合はBM留学)の参加が可能です。さらに、リベラルアーツ学群のパスポートコースには上級レベルと中級レベルの 2 つのクラスがあります。特に中級レベルの学生で長期留学プログラムに参加できるほど TOEFL のスコアが高くない場合は、LA GO に参加することをおすすめします。
Q6)英語パスポートコースには費用がかかるの?
英語パスポートコースに参加するために費用はかかりません。ただし、留学費用(渡航費や留学先での生活費・宿泊費など)は別途必要です。
Q7)英語パスポートコースに入ると何か特典があるの?
通常の学生では受けられないサポートが受けられます。例えば、本来なら使用するのに料金がかかるEnglish CentralとWord Engineという優れたオンラインの学習サイトを無料で使用できます(ただし学群によっては利用できないケースがあります)。これらのe-learning教材を授業外学習で日常的に利用することで、語彙やリスニングを強化できます。また、少人数クラスで経験豊富な教授陣から、きめ細かなアドバイジングを受けることができます。個人個人のレベル、長所、弱点に合った学習方法・計画を定め、その進捗状況を定期的にチェックしながらプロのアドバイスをもらうことで、一人だとなかなかコントロールできない語学学習を、より効果的な形で持続させ、目標到達を確実に目指すことができます。
Q8)英語パスポートコースを途中で辞めることはできるの?
ご本人から申し出があった場合、担当教員とよく話し合った上で止むを得ないと判断されたなら、途中で辞めることは可能です。
Q9)逆に、途中からパスポートコースに入ることは可能?
開始後1学年間は途中参加はできません。ただし、2年次のパスポートコースの授業は、担当教員による選抜に合格すれば参加することができます。
Q10)具体的にはどのくらい英語を勉強するの?
1年生で英語パスポートコースを履修するクラスは以下の通りです。(カッコで書かれたものは科目の名前です。)
「英語コアA/B」あるいは「総合英語A/B」・・・英語パスポートコースの学生であるかどうかにかかわらず、1年生全員が学習する科目 ⇒ 週4コマ
「英語パスポート」あるいは「特別英語A」・・・英語パスポートコースの学生だけが、TOEFL®などのテスト対策のために学習する科目 ⇒ 週4コマ
つまり、週8コマを英語の学習に費やすことになります。週4日2コマずつ英語の授業があります。
Q11)このコースの英語クラスと通常の英語クラスの違いは何?
英語パスポートコースの学生が履修する「英語コア A/B」「総英語A/B」は、科目名や単位数はパスポート以外の学生が履修するものと全く同じです。ただし、通常の英語クラスが一般的な英語コミュニケーション能力の向上を目的としているのに対して、パスポートコースの英語クラスは海外留学に必要な英語力をつけることが目的ですので、アカデミックな英語を理解し発信するための練習を集中的に行います。一年間で留学に必要な英語力の基礎を身につけるのがゴールですから、内容もより高度になりますし、学習量も通常のクラスに比べて増えるでしょう。ただし、少人数クラス(10人程度、通常クラスは定員25人)できめの細かい指導を受けられますし、授業外での学習も手厚くサポートされますから、授業について行くことで、英語力のより大きな伸びが期待できます。
Q12)このコースにいて各種免許の資格取得はできるの?
英語パスポートコースは、2年次秋学期から1学年間の海外留学を目指すコースです。リベラルアーツ学群の入学予定者で、公認心理師を希望する場合、同コースを受講し長期留学に参加すると4年間では資格指定科目のすべてを履修し卒業することはできません。また、教員免許資格を希望する場合、カリキュラムの関係上、長期留学をした場合、4年間で教職課程を修了することができません。
以上の項目やそれ以外のことに関する詳しいお問い合わせや相談は、以下のメールアドレスまでお問い合わせ下さい。
passport@obirin.ac.jp