自然領域

数学プログラム

教育目的

 現代科学の基盤とも言える数学は代数的な分野、幾何的な分野、解析的な分野等、様々な分野に分かれているように見えながらも、渾然一体となって統一的な数学を形作っています。本プログラムでは、文明社会に貢献するために数学を体系的に学ぶことと、リベラルアーツの観点からも意義のある数学の力を培うことを目的とします。ややもすれば断片的知識の詰め込みであった入学前までの数学の知識を整理・統合し、現代も発展し続ける数学の一層高い知識と思考能力を身につけ、多様な自然・社会現象及び数学的現象を観察し、数学的な手法で分析し、解明することができるようになるための手助けをすることを本プログラムは目標としています。学修の過程で数学のいろいろな定理を理解できたときの喜びを味わうことは、人生にとって何事にも代えがたい経験となることでしょう。情報通信・金融・保険・出版・教育といった各種の職場では、社会の高度化に伴って高い数学的素養を持って様々な出来事・対象を数理的に、かつ、独創的に分析できる人材がますます求められており、これらの職場で活躍できる人材の育成を目指します。

カリキュラムの特徴

 数学プログラムでは、<プログラム基礎>で数理的思考の基礎を培い、数学の学修基盤を養成します。そして、リベラルアーツの観点から数学の知識に幅を持たせるための<応用・総合>には、他のプログラムの中からも多くの選択必修科目が用意されています。このように本プログラムでは、数学に関する幅広い教養を培うことができるカリキュラムになっています。

 本プログラムでは、コンピュータを利用した講義や実験も用意されており、体験を通して数理的思考を養うことも配慮されています。

修了要件

必修または選択必修を含め;

メジャー:合計32単位

マイナー:合計16単位

【Ⅲ 自然領域】1.数学プログラム.pdf