統合領域

言語教育プログラム

教育目的

 本プログラムでは、ことばを教えることを通じて多様化する現代社会に参画し、多文化共生社会の実現に貢献できる人材の育成を目的としています。グローバル化が進む現代社会において、母語に加えて、母語以外の言語の教育に関する様々な知識と実践的運用能力を持ち、国内外で言語教育に貢献できる国際的視野を持った人材が求められています。

 言語教育に携わるためには各言語・文化の特徴や教授法などに関する専門知識が必要です。本プログラムでは、言語教育の現場に貢献するために、言語学や心理学、教育学などの専門的な学びと併せて、英語や中国語、国語の教職課程に加え、日本語教員養成課程に関わる内容を学ぶことができます。

カリキュラムの特徴

 本プログラムは、将来国内外において、言語教育に携わるための基盤となる知識と技能を修得することができます。また国際的な場での活躍を考えている人にとっても、自らの言語や文化とともに、他の言語や文化を理解するための力を涵養することができるプログラムです。言語教育は言語学、文学、コミュニケーション学、心理学、教育学、社会学などの複数の専門分野に関わる複合的、学際的な学問分野です。<共通科目>として、「言語教授法原論」、「第二言語習得法」、「国際コミュニケーション」、「教育学概論」、「教育・学校心理学」、「家族社会学」などを学びます。その後、英語・中国語・国語の教職課程、また日本語教員養成課程に関わる内容を学ぶことで、言語教育を実践するために必要な知識と技術を修得することができます。

 また、ことばを教えるためには、言語教育及びその他の関連分野に関する学問的探究を通じて、言語や教育、そして様々な社会問題などに関して批判的かつ客観的に考察する必要があります。本プログラムとその他の関連する様々なプログラムの学びを組み合わせることで、社会や教育に関する知識や技能を社会に還元すべく行動する実践力を身につけることができます。

修了要件

必修または選択必修を含め;

メジャー:合計32単位

マイナー:合計16単位

【Ⅳ 統合領域】13.言語教育.pdf