本学には、専攻科目を中心として、学生各自の目的や関心に応じて専門的に学ぶための専攻コースが置かれていま す。アビエーションマネジメント学類の専攻科目で構成される専攻コースを登録すると、「学業成績単位修得証明書」 にメジャーを登録中であることが記載されます。修了要件を満たすと、卒業後の「学業成績単位修得証明書」にメジャー を修了したことが記載されます。
メジャーを修了することは卒業要件となっています。ただし、アビエーションマネジメント学類以外の 専攻プログラム・専攻コースをメジャーとして登録することはできません。
マイナーを修了することは卒業要件ではありませんが、他学群のものをマイナーとして登録することが できます。
ただし、他学群のマイナーを登録しようとする場合は、以下に注意してください。
マイナーの必修科目(または選択必修の全て)について、科目一覧ページの「他学群学生の履修」 欄が「×」になってい る専攻プログラム・専攻コース等の場合は、他学群生はそのマイナーを登録で きません。
他学群生は、専攻プログラム・専攻コース等の抽選科目の優先順位によっては、マイナーの必修科 目(または選択必修 の全て)を履修できず、マイナーを修了できない場合があります。
他学群のマイナーの登録にあたっては、予め各キャンパス事務室教務担当に相談してください。
アビエーションマネジメント学類の専攻コースは人数制限があるため2セメスター目に選考試験があります。詳細 については別途掲示します。
マイナーの登録は、5セメスター目に受け付けます。アドバイザーの承認を得て、所定の期間に手続きを行ってく ださい。その後、卒業を希望する学期の定期試験期間最終日まで、変更もできます。
我が国の航空輸送産業は今後も確実に成長していくことが見込まれ、期待されています。日本は、域内の経済発展に伴い世界で最も高い航空旅客需要の伸びが見込まれるアジアに位置しています。そして現在、観光立国実現に向けて国を挙げて訪日外国人を増やす取り組みがなされつつあり、島国であるわが国では、その訪日客の足として航空産業の果たす役割はますます重要なものとなっています。羽田・成田の両国際空港を初めとして航空関連施設の整備や、LCC路線網の拡充なども着々と進められています。
こうした状況の中、その期待に応え航空輸送産業の発展に寄与しうる人財、すなわち「国際的なセンスとコミュニケーション能力」「価値創造力」「豊かな人間性と教養」を備え、自らの頭で考え行動することのできる人財を育てていくことを、そして、航空業界のみならず幅広いビジネス分野での活躍に資する学びを提供することを、このコースの教育目的としています。
エアライン・ビジネスコースのカリキュラムは、航空事業運営に関わる基本的な専門知識を身につけるために、エアラインの安全管理、整備事業、貨物事業、航空実務さらに国際航空論などの幅広い科目が用意をされています。これに加え、交通経済、交通経営、航空に関わる国際条約、国際ツーリズム、国際社会論などに関する講義もあり、「幅広い教養」や「国際的なセンス」を磨くことができるカリキュラムとなっています。
また、航空関連会社でのインターンシップや企業訪問、航空業界で現に活躍している方々による特別講義も設定されていて最新の航空業界にかかわる知見にふれることもできます。
メジャー:アビエーションマネジメント学類に属する専門基礎科目および「エアライン・ビジネス科目群」より合 計26単位以上修得してください。
マイナー:なし
航空輸送産業の置かれた状況については、エアライン・ビジネスコースで述べたとおりであります。
このような状況の中にあって 、現代に求められる航空輸送におけるサービス分野の人財とは、相手の気持ちを思うホスピ タリティ・マインドと実践力に加え、時々刻々変化するグローバルな市場におけるさまざまな変化要因に対して、自 分の頭で考え、行動することのできる経営的なセンスも身につけた人財でなければなりません。 当コースは、そのような時代要請に基づいて、単に実用的な知識の習得だけではなく、航空市場とサービス業務に ついての基本を学び、そのあとは自らの頭で考えることのできる「経営センスとホスピタリティ・マインドにあふれ たキャビン・アテンダントやグランド・スタッフ」を育てることを目的としています。
エアライン・ホスピタリティコースの特徴は、「ホスピタリティ・コミュニケーション A・B」「ホスピタリティマ ネジメント」などホスピタリティ分野の科目や「グローバル教養論」など、国際的な視点を養う科目を用意している ことです。航空輸送事業の採用は安定的ではなく、必ずしも希望どおりの就職が常に可能とは限りませんが、この基 本的な理論や知識を習得しておけば、広範な他のビジネス分野への方向転換も容易です。
むろん、コンピュータ・リザベーション・システムを実際に扱って情報戦略を実践的に学ぶ「観光情報戦略論Ⅰ、 Ⅱ」をはじめ、自己表現方法やホスピタリティの提供方法を学ぶ科目や、航空業界の実態を経験するインターンシッ プ科目など、実用的な科目も多彩に用意されています。そして、英語力と国際感覚を磨くために、2年次の秋に「海 外留学」が組み込まれていることも、当コースのカリキュラムの大きな特徴です。
メジャー:アビエーションマネジメント学類に属する専門基礎科目および「エアライン・ホスピタリティ科目群」 より合計26単位以上修得してください。
マイナー:なし