本学類は、以下の基本要件を満たす学生に対し、「学士(アビエーションマネジメント)」を授与します。
倫理観
“ 高度なビジネスパーソン ” としての常識とモラル、倫理観、マナーを備えること。
専攻する各分野における知識・理解と論理的思考力
ビジネス実務の基本とマネジメント能力を備え、論理的な思考と意思決定ができ、自らのキャリアについて明 確なビジョンを持つとともに、特に、エアラインビジネスに関わる専門的な知識・技倆を身につけ、航空分野で の有用な人財となりうる能力を有すること。
チームワーク
自分とは異なる様々な背景を持つ人々との相互理解に努めることが可能で、相手の気持ちを思いやる豊かな人 間性をもち、組織のなかで協力しながら最後まで仕事を進めることができること。
問題解決能力
ビジネス現場において日々生ずる様々な問題を感知し、失敗をおそれず解決のための行動を起こすことができ、 たとえ困難が生じたとしても、あきらめず最後までやり抜くことができること。
コミュニケーション能力と多文化・異文化に関する知識の理解
エアラインビジネスで求められる語学力を有すること。そのコミュニケーション能力を駆使して異文化を理解 し、より広い視野に立ち、国際的ビジネスセンスを持って行動できるよう努力を続け得ること。
本学類のカリキュラムに基づく卒業要件は以下の通りです。
「基礎教育科目」44単位を修得していること。
「専攻科目」の「実習・演習科目」2単位、「論文・レポート科目」2単位を修得していること。
「学類内専門基礎科目」及び所属するコースの「専門応用科目」から各自が選択した26単位、及び「学群共通科目」、「学類共通科目」、最低必要単位数を超えて修得した「学類内専門基礎科目」「学類内各コース専門応用科目」 の中から各自が選択した26単位、計52単位を修得していること。
「基礎教育科目」及び「専攻科目」については、必要な単位及びこれに各自が自由に選択した自由選択の単位を 加え、計124単位以上を修得し、かつ通算 GPA が1.50以上であること。
様々な業種・職種、わけてもエアラインビジネスの分野で活躍できる “ 高度なビジネスパーソン ” を育成するため、 本学類では、以下のようにカリキュラムを構成しています。
「基礎教育科目」は下記の通り構成しています。
「学群指定科目」:本学の建学の精神や大学における学修の基礎を学びます。
「ガイダンス科目」:学類の授業内容を十分に吸収できる基礎学力を養成します。
「外国語科目」:ビジネスの現場で必要な実践的な語学力の習得を目指す科目です。
「TOEIC®」600点を卒業時の達成目標とします。
「専攻科目」は下記の通り構成されています。
「専門基礎科目」:専門的技能の修得に向けた航空分野の基礎知識の獲得を目指す科目です。
「専門応用科目」:コースごとの専門的知識・技倆の修得を目指す科目です。
「実習・演習科目」:ビジネス現場の実務能力の修得を目指す科目です。
「学群及び学類共通科目」:学群内、学類内に共通する科目です。
「論文・レポート科目」:学修成果の集大成として、研究視点で論文をまとめる、あるいはビジネス視点でレ ポートをまとめる能力の修得を目指す科目です。
「BM Global Lounge科目」:InboundセクションのGlobal Cooperate Citizenshipプログラムに関する科目です。
本学類には、「エアライン・ビジネスコース」「エアライン・ホスピタリティコース」の2つの専攻コースを置い ています。「エアライン・ビジネスコース」では、航空関連企業のマネジメント分野で必要とされる理論や知識 を修得します。「エアライン・ホスピタリティコース」では、空港・機内でのサービスを担うグランドスタッフや客室乗務員の 分野に必要な理論やスキルを修得します。2年次秋学期にビジネスマネジメント学群 GO(グローバルアウト リーチ)プログラムの一環として予定される約4か月の留学が組みこまれています。
学生の多様な将来目標に応えるために、科目履修の仕方を「学修ストーリー」にまとめて提示しています。
学修成果は「卒業認定・学位授与の方針」に定められた項目と、学修方法・学修過程(カリキュラム・マップ 等)により示された、科目が目標とする学修の到達度が学生自身にとってどの程度であったかを示すものです。 したがって学修成果は科目それぞれで設定されています。
学修成果の評価方法は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示します。また、ルーブリック評価など(成功の 度合いを示すレベルや、それぞれのレベルに対応するパフォーマンス(プレゼン、協同作業など)の特徴を示し た評価規準からなる表)を取り入れることによって、成績評価を分かりやすく可視化し、厳格に評価します。