2022年度生履修ガイド

ビジネスマネジメント学群

ビジネスマネジメント学群について

ビジネスマネジメント学群では、「国際社会で必要なビジネス感覚を養い、広範な知識から発想し、意思決定の行える、新しい経営マインドを備えた人材の育成」を目標として、「職業に直接結びつく」教育を行います。学群にはビジネスマネジメント学類(2プログラム8科目群構成)とアビエーションマネジメント学類(2コース構成)の2つの学類がありますが、共通学修・研究テーマは「マネジメント」です。マネジメントとは、簡単に言うと、ビジネスの現場で生ずるさまざまな問題を上手に解決することです。皆さんがどちらの学類で学んでも、「マネジメント」能力が身につくように、きめ細かなカリキュラムを用意しています。

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本学群は、「国際性」に優れ、「奉仕の精神」と「おもてなしの心」、「コミュニケーション能力」と「情報リテラシー」を兼ね備え、ビジネス実務において優れた「マネジメント能力」を有し、社会の問題を他人事として放置しない “ 高度なビジネスパーソン ” を育成します。
そのため、本学群では、本学の「卒業認定・学位授与の方針」を踏まえた上で、定められた課程において以下の能力・資質を修得し、建学の精神である「学而事人(がくじじじん)(学びて人に仕える)」にしたがって、体得した知識を総合的に活用できる学生に対し、卒業を認定し学位を授与します。

1.コミュニケーション能力と多文化・異文化に関する知識の理解:国際感覚

急速にグローバル化するビジネス社会において強く求められるところの、円滑なコミュニケーションをとることができる「語学力」、とりわけビジネスの国際共通語である英語力と、これを活用するために不可欠な国際性、共感力を兼ね備えること。

2.倫理観・奉仕の精神とおもてなしの心

ビジネスパーソンとしての「奉仕の精神」に、我が国の文化として注目される「おもてなしの心」を織り交ぜ、社会の問題を他人事として放置しない、より高度な職業感覚を備えること。

3.コミュニケーション能力と情報リテラシー

ビジネスにおいて必要なコミュニケーション能力を備えるとともに、ビジネス組織におけるリーダーシップとフォロワーシップを理解し実行することができる。また、加速し続ける社会の情報化に対応する「情報リテラシー」、先見力を備えること。

4.理論と実践のバランスのとれたマネジメント能力

ビジネス実務において、現場に即したビジネス理論の知識と、実践的なマネジメント能力の両方をバランスよく備えること。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

本学群は、「卒業認定・学位授与の方針」に掲げた学修成果を得るために、その具体的取組みとしての教育課程を「基礎教育科目」、「専攻科目」及び他学群や他大学、各種技能審査等を単位認定する「自由選択」という区分に分けて編成し、科目は講義、演習、実験、実習、実技といった授業方法を組み合わせた授業を開講しています。また、カリキュラムの体系化のために「ナンバリング(科目ごとの関連性や難易度を示す)」を行い、科目の構造を明示し体系的な学修に役立つようにしています。本学群では、様々な業種・職種で活躍できる “ 高度なビジネスパーソン ” を育成するため、以下の基本方針をもとに、高度な学力と専門的能力の修得に向けた科目を効果的に配置しています。

教育課程の編成

  1. 国際性豊かな人材の養成に向けて、本学群独自の4ヵ月間の留学やテーマ別の短期の海外ビジネス研修により、海外に出て学ぶ機会を設けるとともに、キャンパスライフを通して国際感覚を身につけることができる学修環境を整えています。同時に、自分の将来設計に合わせた語学力、とりわけビジネスの国際共通語である英語力の修得に向けた多様な学修機会を提供します。

  2. 奉仕の精神に、おもてなしの心を織り交ぜた、高度な職業感覚を修得するため、多数の講義科目によって理論のベースを構築し、そのうえで、豊富に取り揃えている実習・演習、専攻演習によって実践を通して学んでいきます。

  3. 授業科目は、教員の一方的な講義に留まらず、課題レポート作成、学生の発言やプレゼンテーション、グループ ワークなどのアクティブ・ラーニング、反転授業の要素を積極的に取り入れています。「専攻演習」は、学生主体の様々な活動のなかで、リーダーシップとフォロワーシップを理解し実践する機会となり、コミュニケーション能力を醸成します。同時に、学びのなかで、各種の情報機器を駆使しながら、情報の収集・分析・活用・発信などの情報リテラシーを修得することができます。

  4. ビジネスの現場に即した理論と、実践的なマネジメント能力の両方をバランスよく学べるようカリキュラムを構成しています。特に、学生の多様な将来設計にあわせて、それぞれ独自の科目履修ができるよう体系化しています。

学修方法・学修過程

  1. 1年次には、「ガイダンス科目」を通じて社会人基礎力(前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力)や専門分野の授業内容を十分に吸収できる基礎学力を身につけます。

  2. 外国語科目を通じてビジネスの現場で必要とされる実践的な語学力を身につけ、英語については、学類・コースで定められた TOEIC®目標スコア達成を目指します。

  3. ビジネスマネジメント学類・アビエーションマネジメント学類共通の学修・研究テーマとして、ビジネスの現場で生ずる様々な問題を解決するための「マネジメント」能力を身につけていきます。

学修成果の評価の在り方

  1. 学修成果は「卒業認定・学位授与の方針」に定められた項目と、学修方法・学修過程(カリキュラム・マップ等)により示された、科目が目標とする学修の到達度が学生自身にとってどの程度であったかを示すものです。したがって学修成果は科目それぞれで設定されています。

  2. 学修成果の評価方法は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示します。また、ルーブリック評価など(成功の度合いを示すレベルや、それぞれのレベルに対応するパフォーマンス(プレゼン、協同作業など)の特徴を示した評価規準からなる表)を取り入れることによって、成績評価を分かりやすく可視化し、厳格に評価します。