[生命を支える硫黄生物学の最前線]

New Frontier in Sulfur Biology

開催場所: 東北大学加齢医学研究所(国際会議室) + オンライン(後日お知らせします)

開催日: 2021年7月30日(金) - 31日(土)


開催にあたって

硫黄は地球が誕生してから生命を支えてきた元素である。しかし、酸素を産生・消費する生命体の繁栄により、硫黄の重要性に対する認知度が相対的に低下し、特に、硫黄の酸化還元を受けやすいという性質のために、多くの硫黄代謝物は測定の途中で変化してしまい、その存在が過小評価あるいは見落とされてきた。近年、硫黄代謝物の新たな測定技術が開発されたことを端緒に、様々な硫黄代謝物を正確に捉えることが可能になり、また、超硫黄分子と総称される新しいカテゴリの硫黄代謝物の存在も明らかになってきた。さらにこれらの硫黄代謝物がエネルギー代謝やタンパク質生合成など普遍的な生命機能に不可欠であることも明らかになりつつある。本研究会では硫黄代謝物が関わる多様な生命現象に関して、構造生物学、進化生物学、医学生理学など幅広い研究分野で得られた最先端の知見を共有し議論を深めることで、新たな硫黄生物学の開拓を目指して研究推進を図る。

提案代表者: 魏 范研(東北大学加齢医学研究所 モドミクス医学分野)

所内対応者:西田基宏(生理研 心循環シグナル研究部門)

News & Info

  • 4月15日:HPを開設しました。ホームページ最上段「参加申込みと演題登録」をクリックし参加登録してください。

  • 6月28日:演題登録、抄録アップロードの締め切りを、7月8日まで延長しました。皆様、演題登録いただきますよう、よろしくお願いいたします。

  • 7月8日:演題登録、抄録アップロード締め切りました。登録くださった、ありがとうございます。

  • 7月13日:パンフレットをアップしました。下方からダウンロードできます。ご活用ください。

  • 7月16日:パンフレットの吉沢道人先生の所属が間違っておりました。正しくは、東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 です。パンフレットを修正いたしました。大変申し訳ございませんでした。

  • 7月19日:プログラムを公開いたしました。「プログラム&抄録」のページをご確認ください。

  • 7月20日:オンライン開催のZoom のURLは、参加登録頂きました方に26日以降にお知らせいたします。いましばらくお待ちください。

  • 7月20日:抄録のダウンロードが出来るようになしました。パスワードは参加登録頂きました方に順次メールにて送らせていただきます。

  • 7月21日:参加申込みを締め切りました。お問い合わせは、研究会事務局 sulf2021(a)nips.ac.jp までお願いいたします。

  • 7月26日:参加登録いただきました方に、Zoom ID、PW をメールにて送らせていただきました。内容をご確認ください。

  • 8月2日:研究会は終了しました。たくさんの方々にご参加いただき、ありがとうございました。



「生命を支える硫黄生物学の最前線」

パンフレット

開催計画と注意事項

今年度の開催は、COVID-19の感染拡大の状況を注視しつつ、以下のように実施します。


  1. 東北大学でのオンサイト参加と、オンライン参加のハイブリッド形式での開催を計画してます。ただし、開催の約1カ月前に、東北大学行動指針や全国の感染状況を検討し、状況が好ましくない場合にはオンライン開催のみへ変更します。

  2. 実会場では、感染防止対策(入場時の手指消毒、マスクの着用、参加者に対し、発熱・咳・味覚異常等の異常がないこと、および感染者との濃厚接触がないこと等の確認、3密の回避、換気等)を徹底して実施します。高リスクが疑われる方、体調不良のある方は、参加をお断りする場合があります。また、懇親会は開催しません。

  3. オンサイト参加、オンライン参加にかかわらず、オンライン会議のID、PWを受信するために、事前参加登録が必要です。事前に参加登録していただいた方にのみオンライン会議のID、PWをお送りし、closedの会として実施します(「参加申込みと演題登録」のページ参照)。

不明な点がありましたら、所内対応者の西田基宏 nishida(at)nips.ac.jp 又は、事務局 sulf2021(a)nips.ac.jp まで、お問い合わせください。


お問い合わせ

自然科学研究機構 生理学研究所 心循環シグナル研究部門

所内対応者:西田 基宏 nishida(a)nips.ac.jp