心血管系の主たる役割は、末梢臓器に必要十分な酸素を分配することである。恒温動物は変温動物より全身代謝が活発であり、多くの心拍出量を必要とする。そのため恒温動物は心拍数を速め、ヒス・プルキンエ線維による速い心室内興奮伝導を獲得した。また心拍数増加に必然的に伴う収縮・拡張期短縮を補うために、T管と筋小胞体を備えた心筋細胞が重層緻密化して強い収縮力を生み出す心室壁の獲得し、この厚い壁に十分な酸素を分配するための冠血管を生み出した。さらに心拍出量増加に伴う血圧上昇に耐える堅牢な動脈も獲得した。ヒトは胎生期から離乳期までにこの系統発生を繰り返し、その後は各年齢での運動・摂食・睡眠に応じて自在に循環機能調節を行い100年近くも生存する。本研究会では、心血管系の生理病理の背景にある多層階メカニズムを比較統合生理学的観点から検討し、さらなる循環生理学の発展に貢献することを目的とする。
提案代表者: 山田 充彦(信州大学 医学部 分子薬理学教室)
所内対応者:西田 基宏(生理研 心循環シグナル研究部門)
8月25日:HPを開設しました。ホームページ最上段「参加申込みと演題登録」より参加登録してください。
8月25日:「プログラム」ページに、特別講演、異分野講演・次世代講演、シンポジウムの演者を紹介しています。
10月4日:演題申込み期限を10月22日まで延長しました。
10月4日:開催方式を ”オンライン開催のみ” とさせていただくことになりました。
10月12日:プログラムを一部公開いたしました。一般演題は受付中です。詳細は「参加申込みと演題登録」のページをご覧ください。
10月22日:演題登録を締め切りました。抄録提出締め切り日となりました。
10月25日:口演発表の持ち時間、ポスター発表の形式を決定しました。詳細は「参加申込みと演題登録」のページ、「発表にあたって」をご覧ください。
10月26日:プログラムを公開しました。
10月28日:シンポジウム2の講演時間を変更しました。詳細は「プログラム」のページをご確認ください。
10月29日:プログラムを更新しました。発表時刻など詳細は「プログラム」のページをご確認ください。
10月29日:参加登録の受付を締切りました。
11月5日:発表時間、質疑応答時間をお知らせいたします。発表者の方は「参加申込みと演題登録」のページ、「発表にあたって」をご覧ください。
11月9日:抄録のダウンロードが出来るようになりました。「プログラムと抄録」のページからダウンロードしてください。ダウンロードにはパスワードが必要です。参加登録頂きました皆様には、本日メールにてPWを送らせていただきました。
11月15日:研究会研究会のZoomミーティング IDとPWを参加登録頂きました皆様にお送りいたしました。
11月19日:研究会は終了いたしました。大変たくさんの方にご参加いただきました。
皆様ありがとうございました。来年度の生理研心血管研究会もどうぞよろしくお願いいたします。
オンライン開催ではありますが、現在感染状況が落ち着いておりますので、山手地区に会議室を用意いたします。
当日、提案代表者の山田先生、所内対応の西田は会議室に待機する予定です。
山手地区会議室での参加を希望されます方は、事務局 shin-2021(a)nips.ac.jp まで必ず事前にご連絡ください。
今年度の開催は、COVID-19の感染拡大の状況を注視しつつ、以下のように実施します。
生理研でのオンサイト参加と、オンライン参加のハイブリッド形式での開催を計画しています。ただし、開催の約1カ月前に、生理研行動指針や全国の感染状況を検討し、状況が好ましくない場合にはオンライン開催のみへ変更します。
実会場では、感染防止対策(入場時の手指消毒、マスクの着用、参加者に対し、発熱・咳・味覚異常等の異常がないこと、および感染者との濃厚接触がないこと等の確認、3密の回避、換気等)を徹底して実施します。高リスクが疑われる方、体調不良のある方は、参加をお断りする場合があります。また、懇親会は開催しません。
オンサイト参加、オンライン参加にかかわらず、オンライン会議のID、PWを受信するために、事前参加登録が必要です。事前に参加登録していただいた方にのみ、オンライン会議のID、PWをお送りし、closedの会として実施します(「参加申込みと演題登録」のページ参照)。
不明な点がありましたら、所内対応者の西田基宏 nishida(a)nips.ac.jp 又は、事務局 shin-2021(a)nips.ac.jp まで、お問い合わせください。
自然科学研究機構 生理学研究所 心循環シグナル研究部門
所内対応者:西田 基宏 nishida(a)nips.ac.jp