創発的研究支援事業(2021年度採択:吉田パネル2期生)
南極氷床コアの気体分析から100年スケールで読み解く氷期-間氷期の全球気候変動
気候変動メカニズムの解明は人類共通の目標です。本研究では、過去最大級の自然変動である氷期-間氷期サイクルと急激な気候変動との関連解明を目指します。そのために、分析手法を開発・高度化し、南極の氷床コアから、全球スケールの気候変動を反映するCO2やメタン濃度などのデータを超高時間分解能で取得します。過去100万年の南北両半球の環境変動を100年スケールで復元し、複雑系である気候システムの解明に挑みます。
研究期間:フェーズ1 |2022 - 2024年度, フェーズ2|2025 - 2028年度
研究経費:直接経費:48,000千円