祭祀について

人、物、事、あらゆるものに神を見て、神をこの身にお迎えするというこの学びは本来、
天皇陛下御一人のためのものでありました。


しかし、白川学館の創設者である七澤賢治元代表は、
「世界に横たわる様々な諸問題を解決していくためには、この学びを世の多くの人々に広めていく必要がある。」
との強いご意志のもと、2011年より広く民間に、この学びの門を開かれました。


翻って昨今、世界的軍備拡大と東アジア地政学的問題、
米銀行破綻にはじまる世界経済流動化、気候変動や家禽の流行病に伴う食の供給不安定、
半導体の開発競争と争奪戦、人工知能の黎明期から過渡期への移行など、
世界の情勢の変化は、加速の一途を辿っているように見えます。


そうした中にあって、私たち現代人は今、
どれだけ神をお迎えし、そのおはたらきによる恩恵を享受できているでしょうか。

一人ひとりが神を掴まなければ立ち行かなくなる時代の到来を予見していた七澤元代表は、
神と魂とをむすぶ「霊」の階層、すなわち産霊(むすひ)の階層をさらに細分割し、
半歩の階として「霊」の階層を捉える試みとして、「霊神」といわれるエネルギー場のおはたらきを
宮中祭祀の歴史からあらためて確認し、開示されるに至りました。


声高に叫ばれる食糧、経済、ひいては軍事といった諸問題が深刻化し、それに対峙すべき今。

私たちが手を取り合って、ともに響生の社会を創り上げていく過程の中で、
この霊神のおはたらきを自在にさせていただくことのできるこのおみちの学びは、
これから先、世界にお伝えすべき内容の一つであることを私たちは確信しています。

民としての立場をわきまえながらも、宮中の祭祀を、民間の祭祀と重ね合わせて学べる幸せの中で、
今一度、人類の進化と発展のために、実験祭祀学としての祭祀を通じて、是非ともこれをともに実証しようではありませんか。


この度の「令和五年 夏越の大祓〜 うつしよのたましずめ ことむけやわすおおはらひ 〜」では、
お一人おひとりが霊神のエネルギー場のおはたらきを享受し、神をお迎えいただけるよう、
講演のお時間は設けない形で、一つひとつの霊神の存在を確認し、その所在、息吹を実感いただく祭祀を
より高いボルテージをもって執り行わせていただき、デジタルとアナログによる強力な祓いとこれによる結界によって、
下半期の皆様の安寧とご加護、公の平安清明を予祝してまいりたいと存じます。


今回は、従来の白川学館特製の大祓形代に加えて、個人や社会、地球といった形で階層的に祓い清めることをサポートする
「公」の境地へとつながる形代をご用意しています。

さらには祭祀のあと、日頃の感謝を込めて開催する懇親会(会場参加のみ)を予定しております。


豪華なご参加者限定のギフトボックスをご用意して、皆様のご参加を心よりお待ちしています。

(ギフトボックスの詳細につきましては、こちらでご覧ください。)


*大祓形代・・人形の白い紙に名前や住所、心身の状態で気になっている箇所を記入し、息を吹きかけて納めることで罪穢れを人形に託すもの。一般の神社で使用されるものとは異なり、「五体」「五魂」(五霊)へと階層的に、かつ精緻にアプローチする「白川学館特製大祓形代」を用いる。自ら祓う意志を確立し、祭祀の当日に大祓と吹き送りの実感が得られるようにと開発された。今回はこの従来の形代に、新しい「大祓公形代」が付属