11月17日。この日は月に一度の「食育の日」。栄養教諭がこの日のメニューにまつわる話を放送室から話しました。
「今年度の給食は、月に一回の『食育の日』に郷土料理を紹介することになっています。郷土料理とは、それぞれの土地で採れる食材を使って、その地域にあった料理法で作られてきた(いる)料理のことを言います。11月は鳥取県の郷土料理『どんどろけ飯(めし)』です。どんどろけとは雷のこと。どんどろけ飯とは、豆腐を炒めるときの音が雷の音に似ていることから付いた『豆腐入りかやくごはん』のことです。ところで、鳥取県には豆腐料理や豆腐を使った食材が他にもたくさんあります。鳥取名物の豆腐を使った食べ物は、次のうちのどれでしょうか。」
(キター!前回は間違ったから、今回こそは当てるぞ!)
①豆腐ちくわ
②豆腐平天
③豆腐かまぼこ
「さて、どれでしょう?」
「ちくわ?それはありえないな。平天も豆腐からほど遠いし…ここは③の『豆腐かまぼこ』やな。」と本校の事務職員につぶやくと…。
「正解は、①の『豆腐ちくわ』です。魚のすり身と豆腐から作られます。昔は魚が貴重でなかなか手に入らない贅沢品だったため、比較的安く手に入り、栄養のある豆腐を使った食材として鳥取県で有名になりました。また、どんどろけ飯以外にも、『こも豆腐』『じゃぶ煮』など、鳥取県には豆腐を使った郷土料理がたくさんあります。今日は、豆腐の入ったかやくごはん『どんどろけ飯』を味わっていただきましょう。」
シーン……
放送室から出てきた栄養職員に「あ、ありがとう。」と声を掛け、どんどろけ飯を食べている子どもたちの様子を見に行くと、おいしそうに食べていました。以上、今回も勉強させられた「食育の日」でした。