スクエアについて
スクエアについて
上田地域の産業は、蚕業を起点に時代背景や社会環境の変化に適応し、製造業や情報、通信業をはじめとした多彩な業種や業態が集積して発展してきました。
産業資本の一つである「人材」は、地域を中心に脈々と受け継がれてきましたが、少子化に伴う人口減少は産業を担う人材不足を深刻化させる状況にあり、労働環境を改善する等で人材を確保しながら、社員教育などで、人材の育成をめざすことが必要になっています。
また、急速に広がる社会のデジタル化や地球規模の温暖化対策は、DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)として成長が期待される産業分野である一方、この変革を推進できる人材の確保・育成は新たな大きな課題でもあります。
これらの地域課題を解決するために、公立大学法人長野大学(以下、長野大学)の設置者である上田市は、地域づくり人材に資する理工系学部を含めた組織再編を行うこととしました。
国においても成長分野の高度専門人材の育成に向けた大学再編を促進する方針を示したことから、長野大学は、令和8(2026)年4月に「共創情報科学部(仮称)」(以下、新学部)の開設を構想し、情報技術を駆使して未来を創造できる人材等の育成をめざしています。
このような背景を好機とし、上田地域の産業界、金融機関、行政と長野大学が連携し学びの場を共に創ることにより、現在から将来にわたり産業に関わる人材を地域に関わる人材を地域に根差して育成し、地域産業の持続可能で健全な発展に寄与することを目的に「うえだ人材共創スクエア」を設立します。
上田地域における総合的な人材育成の仕組みづくり
長野大学が学びの場を提供して行う、産業界が取り組む人材育成の具体的な手法、課題の検討・実践
長野大学新学部(※)における目標人材の養成に向けた人材育成の具体的な手法、課題の検討・実践 ※共創情報科学部
うえだ人材共創スクエアは、上田地域の産業界、金融機関、行政、教育研究機関による産学官金連携のコンソーシアムです。地域企業の代表が会長を務め、行政・大学・企業が対等に関わりながら、実践と教育の両輪を回しています。
大学の"学びの場"を活かした「学生と社員」の人材育成
長野大学新棟等を活用した「産業界と教員・学生」との交流
うえだ人材共創スクエア役員
任期 令和6年10月1日~令和8年5月31日
会長 城下 徹
城下工業株式会社 代表取締役
副会長 宮島 武宏
ミヤジマ技研株式会社 代表取締役社長
副会長 山浦 研弥
長野オートメーション株式会社 代表取締役社長
副会長 吉田 善一
公立大学法人長野大学 副学長
理事 西澤 恒二
エプソンアヴァシス株式会社 代表取締役社長
理事 田村 卓也
太陽ゴム工材株式会社 代表取締役社長
理事 合原 亮一
株式会社ガリレオ 代表取締役
理事 清住 忠広
上田市政策企画部 政策企画課長 兼 学園都市推進室長
監事 綿谷 憲一
株式会社綿谷製作所 代表取締役社長
監事 飯嶋 亨収
上田信用金庫 地域事業部長
運営委員 木下 幸三
信州ハム株式会社 執行役員管理本部経営企画部部長
運営委員 春原 文浩
春原建設株式会社 代表取締役
事務局
公立大学法人長野大学 附属地域づくり総合センター
事務局長 庄村 栄治
センター長
職員 山崎 司
課長補佐
職員 竹内 永
地域協働推進コーディネーター