Tea & Thought|Vol.12 「個の全体性」とは何か?
2026/8/20
Tea & Thought|Vol.12 「個の全体性」とは何か?
2026/8/20
カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung)は、20世紀を代表する、世界的に大きな影響を与えた心理学者の一人です。
フロイトが主に心の葛藤や抑圧に焦点を当てたのに対し、ユングは分析心理学(Analytical Psychology)を発展させました。
その中心にあるのは、人間が自分自身の中にあるさまざまな側面に少しずつ気づき、それらを受け入れ、統合していくことで、より「全体的な自己」へと向かっていくという考えです。
ユングは、この生涯にわたる自己統合のプロセスを「個性化(individuation)」と呼びました。
今回のTea & Thoughtでは、ユングの思想を理解するうえで重要な、次のような概念について一緒に考えていきます。
ペルソナ(persona)――社会の中で身につける「仮面」
シャドウ(shadow)――自分の内側にある「影」
個人的無意識
集合的無意識
元型(archetypes)
そして、これらの概念が、現代を生きる私たちにとってどのような意味を持つのかについて、ゆっくりと対話していきます。
この会では、特定の心理療法を紹介したり、あらかじめ用意された答えを提示したりすることを目的としていません。
むしろ、現代心理学に大きな影響を与えたユングの思想に触れながら、私たち自身について考える時間です。
「人はどのようにして、自分自身の『全体性』へと向かっていくのか?」
そして、「一人の人間における『個の全体性』とは、いったい何なのか?」
そんな問いを、みなさんと一緒に考えてみませんか。
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場所: MPKENオフィス(東京メトロ有楽町線「麹町駅」)
日時: 2026年8月23日(日)14:00~17:00
参加費: 大人 500円/子ども 無料
定員: 20名
言語:ベトナム語(通訳なし)
お申し込み: https://vi.mpken.jp/register
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Tea & Thought は、ノートを取りながら学ぶような講義ではありません。
お茶を囲みながら、歴史や科学、文化などのテーマについて耳を傾け、問いを立て、語り合う対話の場です。
知識を一方的に学ぶのではなく、参加者それぞれの経験や視点を持ち寄りながら、テーマへの理解を深めていきます。
ゆっくりと考える時間を持ちたい方、知的な対話を楽しみたい方のご参加をお待ちしています。
「私たちは、自分自身を探す旅の中で、決してひとりではない。 心の奥深くには、まだ名前を持たない住人たちが暮らす、ひとつの王国がある。」
自分自身について学び、考え、体験しながら、今もなお「自分とは何者なのか」を探し続けている、一人の旅人です。
私は、人生の中には、実際に自分で経験し、迷い、つまずき、ときには誰かに助けてもらい、そして自分も誰かを助けるという経験を通して初めて理解できることがあると考えています。
今回のTea & Thoughtは、学術的な「講義」ではありません。私自身も、ユングについて学びながら、自分の経験と照らし合わせ、学んだことを一つひとつつなぎ合わせようとしている途中にいます。
だからこそ、この時間を、何かを教える場ではなく、私たちが一緒に立ち止まり、自分の内側に耳を傾け、そこにあるさまざまな「自分」を少しずつ言葉にしてみるための小さな対話の場にできればと思っています。
もしかしたら、その中から、自分自身についてほんの少しだけ、今までとは違う何かが見えてくるかもしれません。