線状降水帯に関する研究の最前線と今後の展望

シンポジウム 「線状降水帯に関する研究の最前線と今後の展望」

~メカニズム解明,観測,予測の現状と将来~

日時:2022年5月19日(木)(大会第3日)9:00~12:00

場所:気象庁講堂からオンライン配信 (大会参加者以外も聴講可能)

YouTube URL:https://youtu.be/crmorB1JvwE

趣旨:近年,線状降水帯に伴う災害が顕著で,社会的関心も高まっています.一方,線状降水帯のメカニズムは未だ十分に解明できておらず,観測の強化や予測精度の改善等が喫緊の課題となっています.本シンポジウムでは,これらの最先端の科学的知見について専門分野の方々にご紹介いただくとともに,防災気象情報の改善にどのよ うに反映させていくか,多角的にご議論いただくことを計画しました.

【プログラム】

9:00~9:10 概要説明 佐藤正樹(東京大学大気海洋研究所)

9:10~9:30  線状降水帯のレビューと今後の課題 加藤輝之(気象研究所)

9:30~9:50 内閣府第2期SIPにおける線状降水帯の観測・予測技術開発の進捗と実証実験 清水慎吾(防災科学技術研究所)

9:50~10:10  「富岳」を使ったシミュレーション予測実験 三好建正(理化学研究所)

10:10~10:30 日本における停滞性降水系の特徴と近年の豪雨時に見られた大気環境条件 竹見哲也(京都大学防災研究所)

10:30~10:50 線状降水帯の理想化実験 伊藤純至(東北大学理学研究科)

10:50~11:10 梅雨の環境場と線状降水帯 川村隆一(九州大学大学院理学研究院)

11:10~11:20  休憩

11:20~12:00  総合討論

ファシリテーター:佐藤正樹(東京大学大気海洋研究所)

パネラー:伊藤純至(東北大学理学研究科), 加藤輝之(気象研究所), 川畑拓矢(気象研究所), 川村隆一(九州大学大学院理学研究院),

     清水慎吾(防災科学技術研究所), 竹見哲也(京都大学防災研究所), 中村尚(東京大学先端科学技術研究センター),

     三好建正(理化学研究所), 安田珠幾(気象庁)

※zoom Q&Aを利用したご質問は大会参加登録された学会員に限らせていただきます。その他の方にはYouTubeにて同時配信します。

 zoomの接続情報は大会参加者限定サイトにて公開されております。


【要旨集】2022年春季大会線状降水帯シンポジウム.pdf