このアプリは端末からのメトロノームのクリック音を聞きながら楽器を演奏し、その音をサンプリングしてタイミングが合っているかどうかを計算してリアルタイムで表示するものです。
演奏している最中にタイミングが合っているかがわかるので、自分のタイミングの感覚を容易に修正してより良いリズムで演奏する支えになります。
このアプリは演奏する楽器の音をサンプリングして演算・表示しますが、端末が発するメトロノームの音を自分が演奏した楽器の音として処理してしまわないよう、演奏者はイヤホン・ヘッドホンを使ってメトロノームの音を聴くことをお勧めします。
また、タイムラグを抑えるために、できるだけ有線接続のイヤホンやオーディオインターフェースをお使いください。
なお、複数チャンネルが利用できるオーディオインターフェースでは常に最初のチャンネルを入力として利用します。
アプリを起動するとタイトル画面が表示されたのち、メイン画面が表示されます。
画面下の真ん中にあるメトロノーム開始・停止ボタンを押すとメトロノームの動作が開始・停止します。
クリック音が鳴るとともに、画面上部には、これから楽器で音を鳴らすタイミングや鳴らした音の波形、タイミングが合っているかどうかが、タイムラインとして表示されます。
本アプリは基本的に有償アプリとしてのご提供となっておりますが、無償でダウンロードができ1回15秒間という制限があるものの、お気軽にお試し頂ける仕様となっております。是非Metronoameeがどんなアプリか体感してみて下さい。
メトロノームのテンポや拍数、音のオンオフなどは画面中段のメトロノームコントロールで行うことができます。
カメラ画像を表示する際にメトロノーム・コントロールは一部省略して表示されますが、画面下段のボタンからメトロノーム設定画面を表示することで全ての設定を行うことができます。
ポイント表示
ポイント表示には
・ポイント:リズムにどのくらい合っているかの点数と発音したタイミングの善し悪しに応じたメッセージ
・アタック(発音開始):発音開始のばらつきを示すグラフ
・リリース(発音停止):発音停止のばらつきを示すグラフ
が表示されています。
これらの数字を見て、自分のリズム感を数値化してみることが可能です。
画面下のカメラアイコンをタップすると、インカメラの画像が表示されます。
楽器を演奏する際に最も重要なことのひとつである自分の演奏フォームを見ながら練習することができます。
画面下の録画アイコンをタップすると、アプリの画面を動画として録画します。
録画した動画はカメラロールに記録され、あとから自分の練習を振り返ることができます。
画面下段のメトロノーム設定アイコンをタップすると、メトロノームの相殺な設定を行うことができます。
メトロノームのクリック音の音色やベロシティも設定できます。
システム設定では以下の項目について設定を行うことができます。
入力モニターゲイン "Input Monitor Gain "
オーディオインターフェースなどを使って、外部からエレクトリックギターやエレクトリックベースなどの楽器の音を入力するときに、演奏者が入力した音とメトロノームのクリック音をイヤホン・ヘッドホンで同時に聞くための入力音のボリューム。
アコースティック楽器の音を端末内蔵のマイクから入力し、かつ内蔵スピーカーでクリック音を聞く際は必ず0にしてください。ハウリングが発生する可能性があります。
入力処理ゲイン "Input Processing Gain "
入力した音を内部で処理する際のボリューム。
タイムライン表示で音の波形が小さいあるいは大きい時に試用します。
入力処理ノイズゲートレベル "Processing Noise Gate Level"
入力した音のノイズが大きい時に大きくします。
メトロノーム出力ゲイン "Metronome Output Gain"
メトロノームの出力音量を設定します。
サンプリング・バッファ長 "Sampling Buffer Length"
オーディオ処理エンジンでサンプリング・処理するバッファの長さを設定します。
値が小さいとバッファが小さく応答性が良くなりますが、端末にかかる負荷が大きくなりうまく音声を処理できないことがあります。その際はこの設定値を大きくしてください。