株式会社Luceriaは、2025年7月に設立した研究開発型企業です。
私たちが開発するのは、小型細径の蛍光カメラシステムであり、脳細胞や神経回路の働きを可視化する新しいツールを目指しています。
Luceriaは、この小型細径蛍光カメラシステムの研究開発を通じ、世界中の研究者や製薬企業にご活用いただけることを想定して起業しました。
研究開発の基本スタンスはオープンイノベーションです。さまざまな研究機関、大学、企業の皆さまと協働し、広く研究者の皆さまとのコラボレーションを推進していきます。
Luceriaの活動が脳科学の進展に寄与し、その成果が認知症などの疾患や社会的課題の解決に役立つことを願っています。
私たちは 「脳の未知へ挑み、より豊かで健やかな社会へ」 を企業理念として掲げ、挑戦を続けてまいります。
代表取締役 三澤 基宏 / Moto Misawa
社名
株式会社Luceria(ルセリア、Luceria Inc.)
所在地
〒222-0033
神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目17-12
アルファスペース新横浜 ビステーション新横浜 401
代表者
三澤 基宏 / Moto Misawa
設立
2025年7月22日
法人番号 5020001164036
適格請求書発行事業者登録番号 T5020001164036
資本金
5,400,000円
事業内容
カルシウムイメージング in vivo 蛍光観察カメラの研究開発・提供
info@luceria.bio
Web
多視野・ストレスフリー・オープンな観察環境、すなわち「脳神経回路を“統合的”に理解する観察基盤」を提供し、脳科学の新たな可能性を切り拓く。
「脳の未知に挑み、より健やかで豊かな社会へ」
私たちは、多視野・軽量・オープンな神経イメージング技術を通じて、脳科学の革新を加速させます。
認知症・引きこもり・いじめなど、心の不調や社会的孤立の本質を科学的に解明し、未来の治療や予防に貢献することを目指します。
脳の働きを知ることは、人を知ること。人を知ることは、社会を変える第一歩です。
(1) 素直な心で真実に向き合う
偏見や思い込みにとらわれず、謙虚に、そして誠実に事実を見極める姿勢を大切にします。
(2) 開かれた共創を追求する
自社だけで閉じず、知恵と経験のオープンな循環を重視し、多様な仲間とともに価値を共創していきます。
(3) 科学で社会と人をつなぐ架け橋となる
私たちの研究開発が、人を理解し癒す手助けとなり、脳科学の成果が社会とつながる未来を目指して行動します。
現在、公開準備中です。整いましたら順次公開して参ります
経済産業省主幹の成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech)で開発された技術資産は、株式会社タナカ技研により国内外で特許出願が行われており、Luceriaはパートナーシップ合意に基づく使用権を有しています。
Luceriaは、これらの成果を基盤として、
オープンイノベーションの理念のもとに、次世代脳科学研究を支える技術の発展と社会実装を推進してまいります。
(出典:株式会社タナカ技研 Go-Tech開発プログラム「カルシウムイメージング用細径蛍光カメラシステムの開発」)
Luceriaは、オープンイノベーションを基本姿勢とし、研究機関・大学・企業と協力しながら、未来の脳科学研究を支える技術基盤の構築を目指しています。
私たちは単なる開発ベンチャーではなく、信頼できるパートナーと共に成長し、社会に成果を還元する研究開発型企業です。
Luceriaは、株式会社タナカ技研(https://www.tanakagiken.co.jp/)が経済産業省主管の成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)の支援を得て開発した**「カルシウムイメージング用細径蛍光カメラシステム」**の製品化および社会実装を目的として、タナカ技研からスピンアウトし設立されました。
タナカ技研とは設立以来、強固なパートナーシップを築いており、Go-Techで開発した技術資産を活用しながら、構造設計面・製造技術面で継続的に協力をいただいています。
この関係は、Luceriaが安定的に研究開発を進め、製品を社会に届けるための堅固な土台となっています。
Luceriaは、Go-Techで得られた成果を基盤とし、学術機関や大学、専門家との協働をさらに拡大し、オープンイノベーションの場となることを志向しています。
Go-Techで共同体として共に開発を進めた**国立研究開発法人理化学研究所(理研)**をはじめとする先端研究の経験を背景に、今後も多様な専門性が交わることで新しい知見と価値を創出し、未来の脳科学研究を支える技術へと発展させてまいります。
また、研究機関や製薬企業への社会実装にあたっては、生体観察(in vivo)や研究用機器の流通に強みを持つ販売パートナーとの協働を視野に入れています。
現在はまだ正式な販売ルートを確立していませんが、この分野に特化した専門的なディストリビューションネットワークとのコラボレーションについても検討を進め、開発した技術を研究者の手に確実に届ける体制を整えてまいります。
Luceriaは、国内外の研究機関・大学・企業と連携し、未来の脳科学研究のための新しいイノベーション基盤を共に築いてまいります。
Luceriaを支える人的ネットワークとして、設立名誉メンバーとアドバイザリーボードメンバーをご紹介します。
設立名誉メンバーは、Luceria設立以前からその理念に共感し、あらゆる面で支えてくださっている応援団です。
アドバイザリーボードメンバーは、Luceriaの現状を理解しつつ将来を見据え、多様な視点から運営に助言をいただいている方々です。
設立名誉メンバー
田中 俊次 氏
- 株式会社タナカ技研 代表取締役
Luceria 設立の起源となる「カルシウムイメージング用細径蛍光カメラシステム」の開発をタナカ技研として推進。Luceria 設立後は、タナカ技研が開発した技術資産を活用した社会実装を支援いただいています。
アドバイザリーボードメンバー
シニアアドバイザー 大崎 俊彦 氏
- 特定非営利活動法人 VCADシステム研究会 理事・事務局長
- 中小機構 関東本部 和光理研インキュベーションプラザ インキュベーションマネージャー
かつては株式会社先端力学シミュレーション研究所 代表取締役 社長・会長、株式会社富士総合研究所 常務取締役 解析技術部門 担当など企業の要職を歴任。また経済産業省 情報処理振興審議会 専門委員、日本計算工学会理事・評議委員などを務め、産学官連携 推進功労賞(文部科学大臣賞)を受賞するなど、日本の研究開発や 産業技術の発展に貢献されてきました。
Go-Tech事業ではアドバイザーとして事業推進共同体に参画いただき、Luceriaにおいては事業化や経営面でのアドバイスを通じて ご支援をいただいています。
シニアアドバイザー 山口 琢己 氏
- 株式会社Rosnes 設立者・オーナー
株式会社Rosnesは、Go-Tech事業で開発中のUltra Small Emission Camera(USEC)で採用した世界最小クラス(0.5mm×0.5mm)のCMOSイメージセンサーを開発した企業です。
山口氏はその設立者として、イメージセンサー技術に関する知見のみならず、ベンチャー企業の経営面についてもLuceriaに助言をいただいています。
シニアアドバイザー 井上 あきの 氏
- 国立大学法人東京科学大学 環境・社会理工学院 リエゾンプロジェクトマネージャー
- 株式会社BizDone 上級アドバイザ
Panasonic R&D Center Singapore 社長、Panasonic Laboratory Tokyo 所長などを歴任、共創ラボにて多様性のあるチームでデザイン思考・未来洞察・システム思考などのクリエイティブ手法を取り込んだイノベーションプロセスモデルの研究と実践に取り組まれました。現在は東京科学大学・一橋大学・多摩美術大学が展開する「Technology Creatives Program」のプロジェクトマネージャーを務めています。
Luceriaにおいては、基本理念の一つであるオープンイノベーションの観点を主軸に多様な観点で助言をいただいています。