在住外国人の保健・医療を考える会

「在住外国人の保健・医療を考える会」は、医療系大学の教員や大学院生、医療機関/NPOの職員など、在住外国人の保健・医療や多文化共生に関心のある人々が集まり、定期的に勉強会を開催しています。会のメンバーによる研究活動の報告、あるいは関連活動を行っている外部のに講演をお願いしその後に活発な議論をおこなっています。この会は一般公開ではありませんが、関係者には情報や活動の成果を共有しています。

 我々は、より良い保健・医療サービスの提供と多文化共生の促進に向けて、継続的な研究と情報交換を通じて貢献してまいります。 

代表世話人   松尾博哉  小寺さやか

 2023年度

  ・ 本年度の開催予定回数は5回(6月以降の隔月第4木曜午後6時~)Zoomを利用

  ・ 各回の担当世話人がプログラム作成と当日の司会をになう

  ・ 開催日の2~3週間前に代表世話人から関係者にプログラムを配布する


   実施計画における開催日  6月22日  8月24日  10月26日  12月21日  2月22日


回 2月22日    文化ケアに潜む 情報不足 について語りつくそう! 


  1.「私の考える『外国人患者学』~情報不足でヒトは間違える~」

     東京大学医学部附属病院 HIDE 氏

 

  2.「医療者への言語コミュニケーション教育」

 千葉大学看護学部 非常勤講師/ 株式会社ことのはラーニング 西村多寿子 氏

 東京大学医学部附属病院 HIDE 氏


第4回 12月21日    文化を超えてケアを考える


  1.「EPAナースと協働することでの学び・EPAナースからみた日本の看護」

     偕行会リハビリテーション病院  田中 文 氏

Mallari Eldric John  氏

 

  2.「パキスタンにおける母子保健の現状について」

アイ・シー・ネット株式会社  伊藤 亘 氏  


第3回 10月26日 日本の介護現場に携わるベトナム人に関する研究


1. 「日本のベトナム人介護職者との協働プロジェクト:「移住と開発」の視点から」

 静岡大学国際連携推進機構  比留間 洋一


 2. 「ベトナム人介護学生の認知症の認識について」

四条畷学園大学看護学部  三浦 藍

 

 2回 8月24日  コミュニティにおける在住外国人支援の課題 


 1.「在住外国人における災害準備の実態と関連要因」

    神戸大学大学院保健学研究科博士前期課程  北村 千晶 氏


 2.「在住外国人の保健・医療の課題―EPAナースの立場から」

    適寿リハビリテーション病院 Rosi Granada 氏 


 3.「コミュニティにおける外国にルーツをもつ子どもの支援と課題―ボランティア団体の立場から」

    西淀川インターナショナルコミュニティー 坪内 好子 氏

 1回  6月22日  在住外国人に関する実践研究最前線


 1.「在住ベトナム人の健康を考える:3年間のコホート研究とアプリを用いた介入研究より」

    神戸市看護大学 健康生活看護学領域 山下 正 氏


 2.「外国にルーツをもつ児童生徒の実態調査から〜子ども達が孤立化する要因〜」

    徳島大学医歯薬学研究部 保健科学部門学校保健学分野 田中 祐子 氏  


 3.「コリアンコミュニティに居住する育児期在日コリアン母親の家族形成と育児を支えるソーシャル・キャピタルの醸成」

    大阪公立大学 実践看護科学領域 髙 知恵 氏


2022年度

第1回   6月23日  先駆的研究

第2回   8月25日  多文化共生と健康

第3回  10月27日  コミュニティと健康

第4回  12月22日  医療現場で共に働く外国人コメディカル

第5回   2月16日  言葉の対応、最前線!

2021年度

第1回  4月22日  在住外国人を取り巻く保健医療の現状と新たな課題

第2回  5月27日  中高期にある在住外国人の課題①

第3回  6月24日  中高期にある在住外国人の課題②

第4回  7月29日  地域で暮らす在住外国人への支援①

第5回  8月26日  在留外国人の医療における実際

第6回  9月30日  在留外国人の言語に関する課題

第7回   10月28日  異文化理解と看護実践

第8回   11月25日  言語コミュニケーションに関する課題

第9回   12月23日  海外移住の現状と課題

第10回  1月27日  地域で暮らす在住外国人への支援②

第11回   2月24日  移民に対する海外の保健医療の実際