合意と共創研究専門委員会(Consensus)
イベント
合意と共創(Consensus)研究会 第4回
【日程】2024年2月21日(水)
【場所】北海道大学(札幌市)
【備考】社会科学実験研究センター共催
https://lynx.let.hokudai.ac.jp/consensus/
国際ワークショップDemocracy and AI (DemocrAI2023) with PRICAI2023
https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/democrai2023a
合意と共創(Consensus)研究会 第3回
【日程】2023年10月14-15日(土・日)
【場所】那古野キャンパス(名古屋市・愛知県)
【備考】第11回・人工知能学会・市民共創知研究会と共催
https://sigcci.github.io/sigcci/conf11/
国際ワークショップDecmoracy and AI (DemocrAI2023) with IJCAI2023
https://sites.google.com/kyoto-u.ac.jp/democrai2023/home
国際会議KICSS2023
【日程】2023年9月20-22日(水ー金)
【場所】北九州国際会議場(北九州)
https://confaid.com/kicss2023/
合意と共創(Consensus)研究会 第2回
【日程】2023年6月19日(月)
【場所】三重大学 数理・データサイエンス館2F(オンラインとのハイブリッド開催)
https://sites.google.com/view/consensus20230619/
合意と共創(Consensus)研究会 第1回
【日程】2023年3月20日(月)
【場所】京都大学時計台会議室(オンラインとのハイブリッド開催)
https://sites.google.com/view/ieiceconsensus/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
設立の趣旨
人々は集団で協力するために、合意し共創することで、新しい道具、アイデア、社会システムを発明し進化を遂げてきた。人々の間の合意や共創の理論、モデル、シミュレーション、その応用は、学際的かつ根源的なテーマである。さらにインターネットやソーシャルネットワークの劇的な発展により、人々のコミュニケーションの在り方自体が変化している。
世界中どこにいても、瞬時につながっている状況が実現されている。これはハイパーコネクビティと呼ばれ、人類が誕生以来初めて直面する状況である。ハイパーコネクトな状況での、合意や共創を探求することが極めて重要である。すなわち、本研究会では、情報技術を前提とした、今後の合意や共創の仕組み、システム、その応用について議論を深める。
合意は、人類が協力関係を築き、平和で公平な社会を構築し、世界各地で現実的に展開される紛争を解決するために重要である。ゲーム理論、意思決定、AI、マルチエージェント、紛争、調停、政策決定、シミュレーション、などの各分野で研究が進んでいる。キーワードとしては、合意形成、意思決定、ゲーム理論、ナッシュ均衡、メカニズムデザイン、協力ゲーム、交渉ゲーム、人工知能・マルチエージェントの自動交渉、合意メカニズム、社会シミュレーション、プロセスデザイン、紛争合意、法的合意、調整、調停、市民参加、社会的受容、手続き的公正、政策決定、社会的合意形成、ゲーミングシミュレーション、合意情報学、コレクティブインテリジェンスやその関係キーワードである。
共創は、様々なステークホルダーと協働して共に新たな価値を創造することであり、まさに人類にとって重要な活動である。特に、ハイパーコネクトな状態での共創は、これまでの共創プロセスをさらに進化させたプロセスとなる。共創には、問題解決、創造学、発想支援、知識科学、デザイン学、建築デザイン、都市計画、AI、マルチエージェント、CSCW、ユーザインターフェース、身体知、身体的インタラクション、創造情報学、シビックテック、クラウドソーシング、などの各分野で研究が進んでいる。また、共創の研究を進める上で共創の基礎となる創造性や発想の学術的基礎が重要になる。個人の創造性、デザイン方法論、芸術創作過程、デザインコンセプト、創造工学、スタートアップなども関連し、さらには創造性教育や理数科系教育も重要なトピックで広く議論されている。
共創と合意は、人間社会を豊かにするために重要な人類の根源的な活動であり、これらの仕組みの解明、支援システムの構築、学際的研究についての、意見やアイデアの交換及び、学術コミュニティ発展の場として、本研究専門委員会を創設する。