日本組織適合性学会・近畿地方会は、1983年に設立された「近畿HLA研究会」が母体であり、設立20周年を期に2003年に改名し設立された学術団体です。
本会の特徴は、免疫学、分子遺伝学、分子生物学等の基礎生物学領域にとどまらず、輸血学、臨床移植学、予防医学などの広範囲な学術的・臨床的問題を扱っていることです。従って、HLAの基礎研究者のみならず第一線で活躍される臨床医(特に臓器移植および造血幹細胞移植医)、臨床検査技師、看護師など多くの会員の参画を得て運営しております。
近畿地方会は年に1回開催され、基礎講座、国際学会の報告、特別講演、シンポジウムと多彩な内容で最新の情報が提供されています。「組織適合性」という共通テーマで学会は運用されており、皆さまの声を頂きながらより良い学会へと発展させたいと考えておりますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いします。