慶應×ライフサイエンス

第2回慶應ライフサイエンスシンポジウム

2018年9月13日(木)日吉キャンパス 協生館 藤原洋記念ホール

開催趣旨

慶應義塾は設立初期から医学部を持ち、近年でも先端生命科学研究所や理工学部生命情報学科を開設したり薬学部を設置するなど、生命科学を重点領域の一つと位置づけており、ライフサイエンスに関わる部署が慶應義塾には多数存在します。医学部、薬学部、理工学部、環境情報学部などが各々の視点から生命科学を精力的に追究しており、慶應義塾全体の研究成果は国内でも屈指のレベルと言えます。

しかしながら、これらの部署間の塾内での交流は活発ではないように感じます。もちろん、学部・キャンパスをまたがり研究室単位での共同研究は相当数実施されていますし、COEなどの大規模な研究費の下で共同プロジェクトを進めることもあります。ですが、このような関係を持たない研究者は、どういう研究を行っているかさえ実はよく知らないということがしばしばあります。このことは、慶應義塾に所属している生命科学研究者の可能性を著しく狭めているような気がしてなりません。

そこで、慶應義塾でライフサイエンスに携わるすべての研究者や学生が一堂に会することができる「慶應ライフサイエンスシンポジウム」を開催します。慶應義塾の生命科学を先導する研究者による基調講演や、次世代を担う若手教員・研究員および大学院生のポスターによる研究紹介を柱とし、参加者間の情報交換および交流を深める場を提供することを目的とします。

将来的には、慶應義塾における生命科学の緩やかなネットワークを構築し、このようなシンポジウムを定期的に開催することによって、慶應義塾のライフサイエンス研究のアクティビティを塾内外に示すことを目指します。