基礎研究と臨床を一体的に推進する拠点として、キャンパス内の医科学研究棟オープンラボを改築・整備しました。
本オープンラボは、診療を行う病棟からアクセスしやすく、臨床現場で生まれた課題や疑問を研究へとつなげやすい環境を目指しています。また、診療科や教室の枠を越えて若手研究者が利用できるラボとして整備し、臨床と研究の両立を支援します。
同じ空間で研究を進めることで、技術的な相談や研究に関する議論、先輩研究者からの指導を促し、さらに分野を越えた日常的な交流を通じて、新たな発想につながることが期待されます。
本オープンラボを、RA(Research Assistant)とSA(Student Assistant)、若手研究者の成長と、診療・研究を横断する新たな医学研究の推進拠点として活用していきます。
本学では、学内の研究者、医師、学生が日頃の研究成果や進行中の取組を発表する機会として、学内アカデミア研究発表会を定期的に開催しています。
本発表会には、これまで基礎・臨床の垣根を越えた16の教室が参加し、25回開催してきました(2025年度現在)。異なる専門領域の研究者が互いの研究を知り、知識を共有し、議論を深める場として継続しています。
分野を越えた意見交換を通じて、新たな研究の発想が生まれることも期待されます。また、若手研究者や学生にとっては、自身の研究を発信し、多様な視点から助言を得る貴重な機会となっています。
学内の研究交流を促進し、基礎と臨床をつなぐ研究環境の充実を目指して、継続的に実施していきます。
本事業では、研究成果を医療の発展へつなげるため、製薬企業、医療機器メーカー、バイオテクノロジー関連企業等との連携を推進しています。
基礎研究や臨床研究から得られた研究シーズについて、企業との情報交換や共同研究の機会を創出し、社会実装につなげることを目指します。
また、知的財産の確保や臨床応用に向けた研究デザインについても、学内の関係部署と連携しながら支援を行います。若手研究者が、研究成果を社会へ届ける視点を持って研究に取り組める環境づくりを進めます。
具体的には、著名な研究者や専門家による講演会を開催し、最新の知見に触れる機会を提供しています。さらに、企業と学内アカデミアが双方向に意見交換・ディスカッションを行う場を設け、産学メンバー間の交流やネットワーキングを促進しています。
これらの取組を通じて、若手研究者が研究成果を社会へ届ける視点を持ち、臨床応用や社会実装を意識して研究に取り組める環境づくりを進めます。