Q7.「めんさしの役割について教えて下さい。」についての答え
A7.田植えシーズンになると、水かさがまし(稲を育てるために水を入れることもあり)、 堀田で米づくりをしていたころは、堀上げ田と堀つぶれとの境(さかい)が分からなくなりました。そういう場で、後(うし)ろ向きで田植えをしていると、うっかり堀つぶれに落ちることがたびたびありました。堀つぶれの深さは、2~3mもありましたので、泳ぎの得意(とくい)でない女の人たちが落ちたらたいへんでした。そのため、「ここから堀つぶれだぞ。」とよく分かるように、目印(めじるし)として竹の棒(ぼう)などを立てました。それが、めんさしです。
くわしく知りたい場合は、海津町歴史民俗資料館等におききください。
海津町歴史民俗資料館 TEL:0584-53-3232