心理研での4年間の学び

人間理解の基礎力を育成していきます。

心理研での4年間の学びです。必修の講義や教育実習、へき地実習などの学びとリンクさせながら、子どもの心理、青年の心理について考えていきます。

4年間での学び

Pick up 講義

教育心理学研究室の講義の中で特徴的になものについて紹介します。この他にも様々な講義があります。


社会科学入門

1年生の必修科目です。心理学の基礎を学びます。この写真はコラージュ療法について学んでいるところです。

教育心理実験1

自分が見えているものは、相手も同じように見えている?古典的な心理学の実験を通して、人間の感覚・知覚レベルからその問いについて考えていきます。

教育心理フィールド実習

少年鑑別所、家庭裁判所を訪れて、各施設の機能や学校との連携の可能性について学ぶだけでなく、多様な環境に置かれた子どもたちがいることについて考えを深めていきます。

(社会状況によっては訪問できない場合もあります)

卒業論文

4年間の集大成です。これまで学んできた知識を最大限に活用して一つの研究にまとめます。

この他にも、学生主体で企画する2泊3日の合宿や、近隣の小学校へのボランティアなど、様々な活動があります。

Pick up 卒論

卒業生の卒論について紹介します。


紀要に載ったもの

【平成29年度卒業論文】

「就職不安の可視化とその効果-教員養成学部制を対象にした就職支援の検討-」(平成30年度に「教員養成大学の学生における社会への移行に対する不安の可視化」として釧路論集第50号に掲載)

【平成30年度卒業論文】

「教員養成学部生における教育に関わることへの将来展望」(令和2年度に「教員養成大学の学生における子どもの教育に関わることへの意識-『楽しさ』について尋ねた自由記述調査の分類から-」として釧路論集第52号に掲載)]

【令和元年度卒業論文】

「小学校教員にとっての余暇の可能性-余暇に対する態度と余暇活動に着目して-」(令和3年度に「小学校教員のライフコースにおける余暇の捉え方の変化-勤務歴20年を超えた教員に対する面接調査から-」として釧路論集第53号に掲載)

【令和年度卒業論文】

「養育者の身内卑下的な謙遜行動が子どもの謙遜への理解に及ぼす影響について」(令和4年年に「児童の認知する養育者の身内卑下呈示と自己の強みへの注目との関連」として日本教育工学会第47巻に掲載

論文はこちらからダウンロードできます。

取材を受けたもの

【令和2年度卒業論文】

「釧路市内における不登校関連施設の情報誌の作成」

釧路市内の不登校支援施設を訪問し、各施設について紹介した冊子を作り、冊子の機能について考察しました。

この取り組みは、北海道新聞、釧路新聞にも取り上げられました。

情報誌はこちらからダウンロードできます。


【令和4年度卒業論文】

「あいまいな喪失と向き合う『グリーフケア』と『死の準備教育』のための絵本作作成」

災害などで親しい人が行方不明になったり、両親の離婚で突然、片方の親と離れなければならなくなった時の喪失である「あいまいな喪失」をテーマにした絵本を作成しました。絵本の中では喪失によって生じるさまざまな気持ちを描いています。

この取り組みは、北海道新聞に取り上げられました。

絵本はこちらからダウンロードできます。