日本生体医工学会東海支部長 因田恭也 (名古屋大学医学系研究科 准教授 )
東海支部の皆さま、日頃より医工学会の活動にご協力くださり誠にありがとうございます。
私は2025年に前東海支部長の松本健郎先生より東海支部長を引き継ぎました。名古屋大学では循環器内科に所属し、現在は不整脈診療・研究に携わっております。心電図はまさに心臓の電気現象を工学的に解析したものであり、また最新の不整脈治療であるアブレーション、ペースメーカなども工学的手法を応用したものであります。さらにAIも用いた診断や解析などの研究も著しい発展を示しており、医工連携はこれまで以上に必要となってきております。
生体医工学会は、医学系と工学系のそれぞれの方法や知見を共有し、医学と工学に関わる研究を発展させるための機関として1962年に発足した、長い歴史を有する学会であります。これまでの東海支部活動を継承しつつ、皆様の研究がさらに発展するよう努力したいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。