甚目寺南大門は、建久7年(1196年)に鎌倉幕府将軍、源頼朝の命を受けた、梶原景時が奉行として建立したと伝えられています。約八百年の歴史を有したこの楼門は、県内最古の建造物に属し、国の重要文化財に指定されています。
しかし、長い年月を経て風雨により、建物の損傷が進んでいます。前回の修復からすでに四十年以上が経過しており、このままでは貴重な文化財が失われる危機にあります。そこで、令和6年から、8年にかけて「令和の大修復」として、保存・修復作業を実施することが決まりました。さらに、甚目寺所蔵の貴重な文化財や什物についても、修復・保全を進める計画です。
皆様からお寄せいただく寄付金は、南大門の修復工事をはじめ、甚目寺に伝わる仏像や絵画、古文書、仏具などの文化財の修理・保存、およびそれに伴う調査・維持管理の費用に充てられます。貴重な文化財を後世に受け継ぐため、どうかご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。皆様のご協力が、歴史的な文化財を未来へとつなぎ、次世代に伝え残す地域の遺産となります。ともにこの歴史を守り続ける一員となってください。
ご寄付の方へ
勧募期間:令和7年2月15日~
受付場所:甚目寺観音本堂
〇甚目寺南大門特別祈願御札を授与
〇寄付者限定御朱印の授与
※三種類(仁王阿形・仁王吽形・南大門)種類は期間によって変更
〇境内の寄付者銘板にお名前の掲示