目 的
探究活動では,議論を行うことで,より深く探究することができます。また,発表においても,説得力のある的確な説明や質疑を行う必要があります。そのために,ディベートを通して,適切に考え,的確に表現し,確実に聴く力を鍛えます。
内 容
ディベートにより議論技術を学びます。
身につけたい力
【思考力】 適切なデータの使用が見られ、論理的な流れになっている。
【探究力】 適切なデータを集めることができる。
【創造性・独創性】 題材に対して,適切な観点を示すことができる。
【表現力】 自分の集めたデータをもとに的確な説明及び,質疑応答ができる。
この授業は特定非営利活動法人全国教室ディベート連盟が作成した「ディベート甲子園スタートブック」をテキストとして利用します。あらかじめダウンロードし、印刷をしておいてください。
また一人一台端末を利用することを前提として、Googleフォーム等を利用します。様式をダウンロードするためにはGoogleアカウントの入力を求められることがあります。
授業の進め方の資料です。
このWebページはこの資料の内容をもとに作成されています。
活動の案内紙です。
授業開始前に「①ディベート案内紙」を生徒に配布し,「授業の日時」「目的」「内容」「身につけたい力」について説明します。
授業の初めに「②ディベート事前・事後アンケート」を配布し,事前アンケートに答えさせます。答え終わったらアンケートを回収します。事前事後アンケートについては、Googleフォーム版もあります。「スライド・フォーム(GoogleWorkspace版)」よりダウンロードしてください。
「ディベート甲子園スタートブック」を配布し、ディベートやディベート甲子園について簡単に紹介します。
「③探究ディベート01.pptx」を使って、ディベートのやり方と実際にディベートしている様子を動画で視聴し、これからの活動内容を伝えます。
必要ならスライドを事前に印刷し配布してください。
最後に今回のディベートの議題について、希望を聞いてください。これまで「ディベート甲子園」で採用された議題から選ぶスライドになっていますが、他の議題を選んでもかまいません。
Googleフォームを使用してアンケートをしました。「スライド・フォーム(GoogleWorkspace版)」からにアクセスして、「ディベート 議題希望調査」をコピーして使ってください。
2限開始
「④探究 ディベート02 フローシート・議題の分析.pptx」を使って、フローシートの書き方について説明します。
スライド内の動画を視聴しながら、フローシートを実際に書かせます。フローシートは、「⑤ディベート フローシート」に議題を記入し、配布して使ってください。
フローシートを書いたら、重要な情報に書き洩らしがないか周りの生徒と確認します。話を聞く力、大切な情報を判断する力、短い時間で情報を書きとるスキルなどが大切であると伝えてください。
「④探究 ディベート02 フローシート・議題の分析.pptx」を使って、議題の分析の仕方について説明します。
今回の議題を実際に分析してみたうえで、分析結果をチームメイトと共有し、最後にGoogleフォームで提出します。 様式については、
https://drive.google.com/drive/folders/18k-rKeo4UqjvuCro15Iq4WgGJe3LbwRt?usp=drive_link
にアクセスして、「ディベート 課題の分析」をコピーして使ってください。
3限開始
「➅探究 ディベート03 リンクマップ.pptx」を使って、リンクマップの書き方について説明します。
「⑦ディベートリンクマップ」に議題を記入し印刷したものを配布してください。
配布されたリンクマップの雛型の上に付箋を貼って、リンクマップを作成します。
(七尾高校では、令和5年度からロイロノートを使用したため、紙のリンクマップは使用しませんでした)
フローシートの議論に飛躍がないか、さらに発展させることができないか、生徒同士、または教師と生徒の間で議論してください。
4限開始
「⑧探究 ディベート04 資料集め・立論作成pptx」を使って、資料集めと肯定側・否定側の立論作成について説明します。
「⑨立論用ワークシート 肯定側」「⑩立論用ワークシート 否定側」を配布し、立論の作成と資料集めを始めます。このとき前回作成したリンクマップを渡して確認しながら作成させてください。
説得するためには、どのような論理、どのような資料がいるのかを話し合わせます。
「⑪【生徒配付】反駁のしかた」を配付し、反駁について考えながら立論を2時間から3時間程度かけて作成させてください。
何度か試しのディベートをしながら、立論作成と資料集めをします。
クラス内ディベート⇒クラス代表決定⇒クラス代表同士の優勝決定戦 の順で行います。「⑫ディベート司会台本」「⑬ディベート判定表」「⑭肯定否定の札」を利用してください。
また、ディベート判定表をGoogleフォームでするための様式とクラス代表同士の優勝決定戦に使うGoogleサイトの様式については、「スライド・フォーム(GoogleWorkspace版)」にアクセスして、「ディベート判定表(準決勝)」「ディベート判定表(決勝)」「ディベート優勝決定戦」をコピーして使ってください。
終了後に「②ディベート事前・事後アンケート」を配布し、自分自身ができたかどうか、事後アンケートに答えさせます。アンケートが終わったら回収します。
ディベートの結果・リンクマップなどの成果物及び、活動しているときの様子などから評価してください。