1.貿易ゲームとは?
2.貿易ゲームのルール
3.貿易ゲームをやる目的
4.まとめ
貿易ゲームとは❓
❶世界で今起こっている貿易問題やその問題解決についての工夫などが体感できる貿易シュミレーションゲームです。
❷自分で作った商品が通貨に変えられて他国(他グループ)との経済力を競ったりできます!!
(GDPとは国内総生産額のこと)
最初に配られるもの!
ゲームの参加者を6つのグループに分けて
各グループの国を決めます。
国の作業場所は、先進国ほど世界銀行に近く
発展途上国は、遠くにしておいて下さい。
そして、資源セットを各グループに渡します。
そして、ゲームの目的とルールをを全員に説明します。
各グループが違った組み合わせの道具を
与えられていることは参加者には
教えないようにして下さい。
例
A
先進国
3人
はさみ(3) 定規(2) コンパス(1) 三角定規(1)
分度器(1) 紙(1) お札(10) 鉛筆(2)
B
3人
はさみ(2) 定規(2) コンパス(1) 三角定規(1)
分度器(1) 紙(1) お札(10) 鉛筆(2)
E
発展途上国
4人
紙(10) 定規(1) お札(6)
D
3人
紙(10) 定規(1) お札(6)
C
後発発展途上国
4人
紙(4) お札(2) 鉛筆(1)
製品はすべて、はさみを使って縁を
きれいに型どおりに切り取り、
一覧表に示されているとおりの大きさになって
いなければなりません。
渡された道具しか使ってはいけません。
暴力は許されません。
リーダーは国連という立場で
いかなる争いごとも仲裁します。
(御札を貼ると値段が2倍になります)
(1)貿易を中心とした世界経済の基本的な仕組みについて理解すること
(2)自由貿易や経済のグローバル化が引き起こすさまざまな問題に気づくこと
(3)南北格差や環境問題の解決に向けて、国際協力のあり方や、私たち一人ひとりの行動について考えること
特に途上国になった生徒たちは、袋のなかから出てきた、道具と資源、お金を見て、これで何が作れるのか途方にくれてしまいます。 先進国、中進国、資源国もそれぞれの初期状況から、製品作りに励んだり、交渉したり動き始めます。
そのうち、周りの国の状況をみて、何かをしなければ何もできないと気づき、交渉をはじめてゆきます。
すべてのグループで期待されているのは、自分たちの状況を判断すること、そのなかで使える資源をどう活用するか、さらに、交渉のなかで、どう相手を説得するかなどを考え、実行することです。
そして、最後にこのゲームと現実をリンクさせて、問題を発見し、その解決方向を考えてゆくまでできれば成功です。
感想
・世の中はぜんぜん違う(平等ではない)ということを知りました。
・世界には資源なども乏しい国がある。世の中にはそんな中で暮らしている人がいてとてもつらくて大変だなということを知りました。
・先進国は、お金がたくさんあって好きな食べ物や飲み物を食べられるけど、途上国は、ほとんど何もなくて、それでも頑張って生きていかなければならないということを知りました。