学びのユニバーサルデザイン(UDL)のレンズを通してコミュニケーションを考える

開催日時・申込み方法

2021823日(月)

20:00 - 22:00 [UTC+9]

Zoom利用(19:45から入室可)

定員 250名(先着順、要申込み)

参加申込みフォーム

  • ICUの学生・教職員はこちら

https://ucd2021.page.link/0823-ICU

  • 一般の方(上記以外)はこちら → 定員を200名まであげましたがすでに満員につき応募を締め切りました。(8/5)

https://ucd2021.page.link/0823-public

講演概要

学習者が学びのエキスパートになるための、そしてそれを支援するための概念フレームワークであるUDL。

UDLには、学習者にとっての情報の取り入れ方(理解)、情報の発信の仕方(表出)、取り組みのあり方に多様性を持たせるという3原則があります。理解し発信するということはコミュニケーションであり、そのコミュニケーションを効果的にするものが取り組みですから、UDLを考えることは、まさにコミュニケーションを考えることに他なりません。

UDL実践では、前述の3原則を念頭においてカリキュラム(ゴール、教材、手段・方法、評価)をデザインします。さまざまな情報伝達の方法やテクノロジーがある中で、一つの方法に限定することによってバリアができてしまうことがあります。そのバリアを取り除くにはどうしたらよいのでしょうか。また、バリアを取り除いてアクセスを確保できたその向こうにある「学習者としての成長」をどう支援できるのでしょうか。

当日は、UDLを説明しつつ、これらの問いを皆さんと考えていきたいと思います。

講 師

バーンズ亀山静子先生

Ms. Shizuko Barnes Kameyama

NY認定スクールサイコロジスト

NY State Certified School Psychologist


プロフィール

日本(群馬)生まれ、米国ニューヨーク州在住。同州の認定スクールサイコロジスト。現地の教育委員会を通じ、幼稚園から高校まで現地校・日本人学校を問わず家庭で日本語で話す子どもの発達・教育・適応に関しての仕事に携わる。おもに心理教育アセスメント、学校のスタッフや保護者とのコンサルテーション、子どもの指導やカウンセリングなどを行う。

ニューヨーク日本人教育審議会・教育文化交流センター教育相談室の相談員。早稲田大学大学院、東京家政大学大学院の非常勤講師として現職教員、将来の教員、将来の心理師の養成に関わっている。

15年くらい前にUDLと出会い、以来、日本への普及に努めている。

次回予告

企画4、一般社団法人 ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会 から講師をお招きします。

開催時期は、2021年11月移行の予定です

詳細が決まりましたらRCGLEウェブサイトに掲載いたしますのでご確認ください。