山形県から委託を受け,SOS の出し方(受け止め方)教育教材の開発を行いました。スライド教材と読み上げ資料を公開しています。「Files Preview」の「大学生向け」のフォルダにそれぞれ入っています。
30分版
大学の授業の初回ガイダンスの終了後に実施することを想定しています。
スライドを画面に映し,授業形式で実施してください。
10分版
大学の前期・後期のガイダンス時に実施することを想定しています。
資料を配布し,読み上げることで実施してください。
e-learning版
30分版と同様に大学の前期・後期のガイダンス時に実施することを想定しています。
リンク先にアクセスして実施してください。
本教材は,山形県と山形大学(人文社会科学部附属安全安心価値創造研究所)の連携事業である 「自殺予防のためのSOS教育推進及び調査研究事業」の中で作成されました。
本教材の作成にあたり,4名の学生アルバイトの皆様にご協力いただきました。
ワークシートは,髙橋聡美 (2020). 教師にできる自殺予防: 子どもの SOS を見逃さない.のワークシートを一部改変して作成しました。
教材内のイラストは,いらすとやの素材を使用しました。
e-learning版の教材内の顔刺激は,似顔絵メーカーを使用して作成しました。
ラザルス,R. S.・フォルクマン,S. 本明 寛・春木 豊・織田 正美(監訳)(1991).ストレスの心理学―認知的評価と対処の研究― 実務教育出版.
髙橋聡美 (2020).教師にできる自殺予防: 子どもの SOS を見逃さない. パブリックヘルスリサーチセンター ストレススケールガイドブック.実務教育出版.
北村英哉・内田由紀子 (2016). 社会心理学概論 第17章 健康. ナカニシヤ出版.
岡山県. 自殺予防教育学習プログラム及び校内研修資料 https://www.pref.okayama.jp/site/16/594346.html
キッチナー,B.A.・ジョーム,A.F. メンタル ヘルス・ファーストエイド・ジャパン(訳)(2015).専門家に相談する前のメンタルヘルス・ファーストエイド ― こころの応急処置マニュアル ―創元社.
東京都教育委員会.「SOS出し方に関する教育」を推進するための指導資料 「相談する時,受け止める時等の言葉例」 https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/sos_sing.html
松本俊彦 (2012). 中高生のためのメンタル系サバイバルガイド.
文部科学省.「子供に伝えたい自殺予防(学校における自殺予防教育導入の手引)」https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/063_5/gaiyou/1351873.htm
阪中順子 (2015).学校現場から発信する子どもの自殺予防ガイドブック―いのちの危機と向き合って―金剛出版.
書籍『オンライン心理学実験・調査入門 ―誰でも簡単、Googleフォームとlab.jsで作れる!』がナカニシヤ出版より販売中です(大阪工業大学の教員と共同執筆です)。心理学研究を行うために必要な研究法の知識や,実験・調査を組むための最新の技術について丁寧に解説した本です。
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