本学園では、情報セキュリティに関する基本方針及び基本規程に基づき、研究活動・教育・事務運営を行っております。
情報セキュリティの強化を目的として、本学園で発生したすべてのセキュリティインシデントの報告をお願いいたします。セキュリティインシデントとは情報の漏えいや改ざん、破壊・消失、情報システムの機能停止またはこれらにつながる可能性のある事象を指し、小さな問題でも早期対応が重要です。例えば、以下のようなケースも報告対象となります。
・不審なメールを受信し、添付ファイルやリンクを開いた
・本学園の機密情報が保存されたUSBメモリやデバイス端末(パソコン、スマホ等)を紛失した
・メールの誤送信により個人情報等を含む情報が外部に漏洩した
報告いただいた内容は、適切な対策を講じるための重要な情報として活用されます。できるだけ詳細な内容の報告をお願いいたします。
皆様のご協力が、本学園のセキュリティを守ることにつながりますので、どうぞご理解とご協力をお願いいたします。
報告が必要なセキュリティインシデントが発生した場合、下記フォームより報告してください。
お問い合わせ先:比治山大学・比治山大学短期大学部 情報メディアセンター
メールアドレス: mediacenter@hijiyama-u.ac.jp
電話番号:082-229-8834(内線 211、616)
受付時間(電話):9:00 ~ 17:00
※ 電話は大学休業日(土曜日・日曜日・祝日・年末年始など) を除く平日の受付時間内にお願いいたします。
※ 受付時間外及び大学休業日は報告フォーム・メールによる受付のみとなり、対応は翌営業日以降となります。
本学園で実際にあった注意が必要な事例を紹介しています。これらの事例は大きなセキュリティインシデントには至っていませんが、インシデントに発展する可能性がありますので、情報セキュリティについて再考いただく機会として参考にしてください。
内容:本学に実在する教員を騙ったなりすましメールを受信した。返信の際にメールを新規作成し、大学発行のメールアドレスを宛先として指定したうえで送信したため、攻撃者へメールが送信されることはなかった。
再発防止1:送信元のメールアドレスが本学発行のアドレスかどうか確認する
再発防止2:送信元のメールアドレスや件名、本文の内容等に不審な点があればメールを削除し、ゴミ箱からも完全に削除する
再発防止3:大学発行のメールアドレス、電話等を利用して、 教員本人に確認する
内容:授業で利用しているMicrosoft Teamsに学生をメンバー追加する際、学生と苗字が同じ職員を誤って追加した。
再発防止1:学生を追加する場合、名前ではなく学生番号で検索し、候補に表示されたフルネームに間違いがないか確認したうえで追加する
再発防止2:苗字を入力しメンバー追加の候補一覧から選択する場合、フルネーム、学生番号に間違いがないか確認したうえで追加する
再発防止3:機密性の高い情報を扱うチームの場合、メンバー登録に間違いがないか確認したうえでファイルや情報の共有を行う
※ Microsoft Teamsのメンバー追加に限らず、Google Classroomでも同様に注意が必要です。学生、教員、職員をメンバーとして追加する場合、学生番号やアカウント名、フルネームに間違いがないか確認したうえで追加してください。
内容:メールの本文に記載されたメールアドレスのリンクをクリックしてメールを作成し送信したところ、アドレスのリンクが別のメールアドレスになっていて、別人にメールを送信した。
再発防止1:リンクの部分にマウスカーソルを当て、ステータスバーなどに表示されるアドレスとメール本文のアドレスが異なっていないか確認する
再発防止2:リンクをクリックして、作成されたメールのアドレスがメール本文のアドレスと異なっていないか確認する
内容:個人のメールアドレスを口頭で聞きメールを転送したが届かなかったため再度確認すると、アドレスが間違っていて他人にメールを送信していた。この時転送したメールの内容に本学関係者のメールアドレスも含まれており、他人にメールアドレスの情報が届いてしまった。
再発防止1:初めてメールを送る相手にはまずはテストメールを送信して確実に届くか確認する
再発防止2:個人のメールアドレスはできるだけ利用せず大学発行のメールアドレスを利用する
再発防止3:メールを転送する場合、本文に記載された個人情報や不要な内容を削除する
比治山大学・比治山大学短期大学部 情報メディアセンター