学校の概要
〈学区のすがた〉
学区は,東松島市の中心部に位置する矢本地区にある。北は赤井小学校学区,大塩小学校学区に接し,西は矢本西小学校学区,東は大曲小学校学区に接している。
学校は,矢本地区の中心部にあり,市役所,図書館,コミュニティーセンター,市体育館などの公共文教施設があり,文化的な環境に恵まれている。特に,図書館には日常の学習の中で利用し,図書館教育の充実に結び付いている。また,矢本東市民センターとの連携も深まっている。
学校の北側及び東側には宅地開発が進み,それに伴い世帯数も増加傾向にある。特に東側には,東日本大震災の復興住宅地の開発が進み,平成26年度より暫時居住が開始され,行政区が形成された。父母教師会においても平成27年度から「あおい地区」としてスタートしている。また,学区の南側には航空自衛隊松島基地があり,隊員の異動による児童の転出入が多く,その範囲は全国に及んでいる。
なお,東松島市は,平成29年度より住民主体の新たな自治会制度を導入しており,「市民協働のまちづく
り」が始まっている。
保護者や地域住民の教育に対する関心は高く,学校に対しても協力的である。また,父母教師会活動も専門部を中心にまとまっているが、各地区の育成会への参加率が低くなっており、地区民で同を育てる意識が低下していることが課題となっている。
また,本校では平成30年2月より学校運営協議会制度を導入し,コミュニティ・スクールを推進している。
このことにより,本校では家庭,地域との連携をより一層密にしながら,開かれた学校・学年・学級経営を行
い,家庭や地域に信頼され,地域とともに歩む学校経営に努めている。
〈学校のすがた〉
・児童数446名の中規模校です。教職員も30名を超えています。
・職員は各年代にバランスよく配置されており、学年主任を中心として調和のとれた職場となっています。職場は活気にあふれ、子どもたちの意欲を引き出すために工夫しています。基礎的・基本的な生活習慣や学習習慣の定着に特に力を入れています。
・平成19・20・21年度宮城県教育委員会より「小学校教科担任制モデル事業」の研究指定を受け、本校としての教科担任制はどうあるべきかを模索し、実践を重ねてきました。研究指定は終わりましたが、現在も3年生以上で交換授業を含めた教科担任制を取り入れるなど、特色ある教育活動に取り組んでいます。
・令和3年度から2年間、日本新聞協会から「NIE実践指定校」として認定されています。
〈学校沿革史〉