公用語として世界で多く使用されているのは英語ですが、母語話者数が世界で一番多いのは、中国語(主な居住地は中国・台湾・シンガポール等)です。中華文化圏の国や地域が世界で存在感を増す現在、英語に加えて中国語を話せるということは、将来、海外で活躍する上で大きな強みとなるでしょう。同時に、日本国内においても中国語の需要は高まっています。
コロナ禍前の数年間、外国人訪日客数で最も多かったのは中国からの旅行客で、さらに香港・台湾を合わせた中華文化圏だけで年間の訪日外国人客数の約半数を占めていました。コロナ禍による中断はありましたが、現在、中華文化圏から日本を訪れる観光客も徐々に戻りつつあり、街を歩けばあちこちから中国語が聞こえてくるようになりました。特に北海道は人気が高く、今後ますます来道客は増えるでしょう。
つまり、中国語は日本にいながらにして日常で使う機会の多い言語といえます。
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中国語を既に学習している方も、これから始めようかなと考えている方も、現在公開中もしくは今後公開される映画やアニメで、楽しみながら中国語・中国文化に触れてみましょう。
・『ヨウゼン』(2022、中国)
札幌シネマフロンティア(3/21〜)
中国の神怪小説『封神演義』で知られる楊戩(ヨウゼン)を主人公にした、その後日談をオリジナルのストーリーで描いた、追光動画製作のアニメ大作。美しく細かい情景描写と、スピーディで迫力あふれる戦闘描写は必見。
日本語吹替版では、ヨウゼン役を佐野晶哉(Aぇ! group)が担当しています。
・『ナタ 魔童の大暴れ』(2025、中国)
サツゲキ/ローソン・ユナイテッドシネマ札幌(4/4〜)
こちらも『封神演義』等に登場する人気キャラクター「ナタ」を主人公にした、アニメ作品。『ナタ〜魔童降臨』の続編(日本では映画祭での上映のみで劇場公開は無し)。
2025年の春節(旧正月)に中国で公開されるや、記録的なメガヒットとなり、『アナと雪の女王2』『インサイド・ヘッド2』を抜いて、現在はアニメ映画興行収入歴代1位に躍り出ました。
実写映画も含めた世界興行収入ランキングでも、現在歴代5位という歴史的作品を、ぜひ劇場で堪能してください。
・『トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦』(2024、香港)
サツゲキ(上映中)
かつて香港にあった九龍城砦を舞台にした、熱い熱い痛快バトルアクション映画。
香港映画歴代最高の観客動員を記録。日本でも公開後に口コミで「面白い!」と話題沸騰し、現在でもロングラン上映が続いています。
本作の登場人物が話しているのは、広東語。
・『A LEGEND/伝説』(2024、中国)
TOHOシネマズすすきの(4/11〜)
ジャッキー・チェン主演の冒険アクション巨編。
・『カップルズ』4Kレストア版(1996、台湾)
TOHOシネマズすすきの(4/18〜)
台湾の巨匠・エドワード・ヤン監督による名作が、4Kでスクリーンに復活。
・『卓球少女 閃光のかなたへ』(2024、中国)
TOHOシネマズすすきの(5/16〜)
元々は中国で2024年に配信されたアニメ作品。
それを、一本の映画作品として再編集した日本語吹替版が、5/16に日本公開される予定。
製作は杭州の画枚動画。
各半期15回/各1単位
第1学期に、基礎Ⅰと会話Ⅰで中国語のイロハを学びましょう。基礎と会話にはどんな違いがあるのでしょうか。どちらかといえば基礎は、学生に文法を理解させることに重点をおき、おもに読み書きの力を育てます。会話は、日常的なきまりことばを学生に身につけさせることに重点をおき、おもに聞いたり話したりする力を育てます。
とはいっても初級レベルでは基礎と会話に共通した部分も多いので、いちばんの違いは基礎の先生が日本人で、会話の先生が中国人だということになるでしょう。
日本人教員は、中国語学と中国文学の分野で豊かな経験をもつ方々がそろいました。もちろん、みなさん中国での滞在経験も豊富におもちです。中国人教員は、外国人に対する中国語教育の分野で研鑽をつまれた方たちばかりで、美しい共通語を話されます。
それぞれ日本人と中国人の強みを活かして、学生諸君に効果的な教育をしてくださることでしょう。
授業はひとつの科目が複数の曜日と時限に開講されていますが、科目ごとの内容はほぼ同じです。皆さんの学習計画にそって都合のよい曜日・時限を選んでください。
第1学期の基礎Ⅰと会話Ⅰに引き続いて、第2学期には基礎Ⅱと会話Ⅱが開講されます。ことばは階段をのぼるように一歩一歩身につけていくのです。
各半期15回/各2単位
1年次の第2学期では、文化Ⅰが中国語の授業に加わります。文化は、基礎と会話で鍛えた中国語の基本的な能力を運用し、より深く中国文化にふれることを目的とする講義です。いうなれば応用編ですので、基礎・会話あるいは世界の言語と文化を受講したことのない学生にはお薦めしません。
2年次には、1学期に文化II、2学期に文化IIIが開講されています。
各半期15回/各2単位
3年次の授業では、中国語の表現能力をさらに高め、中国文化への理解を深めます。
文化演習では、解力の向上をはかることはもちろんですが、特に、中国語による表現力を養い、様々な場面への応用力をつけることが目標です。
初級段階で習った学習事項を再確認し、さらに中級レベルの中国語の文法,構文の仕組みを学習し、より高い表現能力を培い、「言いたいことを正しく表現できる」中国語力を身につけます。
また、多様な中国文化への理解を深めるため、教科書以外の中国語文献の読解や映像の鑑賞などを随時おこないます。
言語演習では、中国語の口語表現の学習に重点を置きつつ、初級段階の書き言葉の表現も学んでいきます。
より自然で豊かな中国語の口語表現を身につけること、中国語の文法や構造を理解し、簡単な作文テクニックを習得することが目標です。
各半期15回/各2単位
3年次に引き続き、4年次の中国語もすべて演習形式です。これまで習った初級中国語をさらに鍛え、中国文化を理解するための有効な道具に仕上げます。ここまで学習を継続した学生には、投下した努力に見あうだけの収穫があるはずです。
第2学期開講/各半期15回×2/各2単位
何かの都合で第 1 学期の授業を履修できない学生、 1 ・ 2年次、または他の科目の履修に忙しくて中国語の履修はできないが、上級年次になって時間に余裕ができたあとで集中的に勉強したいと思っている学生諸君のために「半期連続」の中国語基礎I・IIとIII・IVがあります。いずれも第 2学期の土曜午後に開講されています。
集中力に自信があって、要領よく中国語を身につけたいと強く希望する学生ならば、誰でも歓迎します。まずは専任教員に気軽に相談してください。
各半期15回/各1単位
1年次の授業は、中国語とはどんなことばなのかをおおまかに知り、その基本的な表現を身につけ、それが用いられている文化について理解を多少深めるのが目的です。中国語を自分の力にするという観点からいえば、それは長い道のりに踏み出したわずかな一歩にすぎません。むしろ2年次の授業こそ真の初級レベルというべきでしょう。
基礎・会話・文化の3本柱は1年次第2学期と変わりませんが、その内容はぐっと充実しています。大学在学中に中国語を身につけ、自分の力にしようと志す学生ならば、2年次科目をその出発点として位置づけてください。
[この言語の履修ガイドを見る(PDF)] ※工事中