町内を巡回型で回るICT支援員が週1回の訪問日に合わせローマ字入力指導のサポートを行っています。従来は、国語のローマ字学習が始まる3年生からローマ字入力学習を行っていましたたが、GIGAスクール構想の開始に合わせて、端末利用頻度の増加とタイピングの必須化に対応するため、2年生からローマ字入力学習をスタートしています。
「フリック入力や音声入力、手書き入力など多様な入力方法があり、キーボード入力に時間をかけなくてもいいのでは?」という声もありますが、子どもたちが鉛筆で文字を書くように、ストレスなく、「書くぞ」と意気込むことなく文字を表出できることは、考えの外化をスムーズにし、考えを整理し、自分で情報を生み出す第一歩だと私たちは考えています。東みよし町では、GIGAスクール構想で整備された環境や端末を活用して、自ら考え、自ら考えを作り出す資質・能力を育成するために、2年生から卒業までの5年間を見越した系統的なローマ字入力学習を実施しています。