マイクロナノ工学研究室(田中グループ)
群馬大学 大学院 理工学府 知能機械創製部門
(群馬大学 理工学部 電子・機械類 知能制御プログラム)
当研究グループは2022年に発足しました.有機EL素子(OLEDs)や有機トランジスタ(OFETs)といった有機半導体デバイスの動作機構に関する研究を行いながら,有機分子の特長を活かした振動発電素子やセンサ等の電子機械デバイスの開発を進めています.もし何かございましたらいつでもお気軽に田中までご連絡ください.
※群馬大学マイクロナノ工学研究室は,鈴木孝明先生と共同で運営しています.鈴木先生の研究室についてはこちらをご覧ください.
ニュース
2024/07/18 田中がThinFilms(国際学会)にて招待講演を行いました.
7/15-7/19にシンガポールで開催されたThin Filmsにて,田中が招待講演を行いました.千葉大学の吉田先生にお声がけいただきました.ありがとうございました.
知り合いの先生も多かったこともあり,とても楽しい学会でした.特に異分野だけど前任校でお世話になっていた先生方もいらしていたので,久しぶりにご挨拶できてよかったです.博士の学生さんや,学位を取ったばかりの千葉大石井研の大原さん,分子研解良研の中澤さんの発表も刺激的でした.皆さんを見習い私も頑張ろうと思いました.
千葉大・吉田先生:https://adv.chiba-u.jp/nano/yoshida_lab/
千葉大・石井先生,大原さん:http://ishii-lab.in.coocan.jp/pukiwiki/?FrontPage
分子研・解良先生,中澤さん:https://groups.ims.ac.jp/organization/kera_g/index.html
2024/06/19 M1の伊藤さん,神宮さんがM&BE11(国際学会)にてポスター発表を行いました.
6/19-6/21に松江市で開催されたM&BE11にて,M1の伊藤さんと神宮さんが研究発表を行いました.直前までの実験と発表準備,お疲れさまでした!たくさんの人がポスターを聞きに来てくれたようでよかったですね.いただいたコメントは宝物ですので,ぜひ研究室内で共有してください.
私はM&BE11に加えて,17日に岡山大学・岡本研究室でセミナー発表させていただき,18日にM&BE分科会記念シンポジウムに参加しました.研究室訪問では岡本先生と深い議論ができ,また学生時代からの知り合いである森裕樹先生にもお会いできてとても有意義でした.記念シンポジウムでは,これまで有機エレクトロニクスの研究分野を率いてこられた先生方にご講演いただきました.研究に関する話題はもちろん,昔話・苦労話も大変参考になりました.
岡山大学・岡本秀毅先生:http://chem.okayama-u.ac.jp/~spoc/index.html
岡山大学・森裕樹先生:http://chem.okayama-u.ac.jp/%7Efuncchem/top/mori.htm
2024/06/15 B4の4名が分野横断中間発表会にて発表を行いました.
井上さん,川守さん,熊谷さん,藤田さんの4名が,分野横断中間発表会にて発表を行いました.実験に加えて,直前の発表練習お疲れさまでした.練習を通じて議論をする中で,私もいろいろ頭が整理できてよかったです.
次は9月末ですね.それまでにどれだけ成果が出ているでしょうか?楽しみにしています.
2024/05/29 田中がISOME(国際学会)にて招待講演を行いました.
5/29-5/31に神戸で開催されたISOMEにて招待講演をさせていただきました.お声がけくださり誠にありがとうございました.
15年ぶりくらいの神戸でしたのでとても楽しみにしていたのですが,学内業務の関係で初日しか参加できずとても,とても残念でした.
夜は東京工業大学の田口先生,名古屋大学の松永先生とご一緒させていただきました.
ISOME: https://www.ieice.org/~ome/ISOME/Welcome.html
東工大・田口先生:http://www.pe.titech.ac.jp/IwamotoLab/top.html
名大・松永先生:https://sites.google.com/view/masahiro-matsunaga/home
2024/04/17 GFLの熊谷さん(B4)が研究テーマプロポーザル講座発表会にて優秀発表賞を受賞しました!
3/7に行われた研究テーマプロポーザル講座発表会で,熊谷さんが優秀発表賞を受賞しました!おめでとうございます!
頑張って実験して成果をまとめたかいがありましたね.この調子でこれからも頑張ってくれることを期待しています!
2024/03/23 田中が応用物理学会のシンポジウムで招待講演を行いました.
応用物理学会のシンポジウム「エネルギーハーベスティングのフロンティア ーGXに挑戦する若手研究者たちー」にて発表を行いました.このシンポジウムを企画してくださり,また私にお声がけくださりありがとうございました.
これからも研究成果をしっかりだせるよう努めてまいります.引き続き,どうぞよろしくお願いいたします.
2024/03/07 GFLの熊谷さん(B3)が研究テーマプロポーザル講座発表会にてポスター発表を行いました.
GFL生の熊谷さんが研究テーマプロポーザル講座発表会にてポスター発表を行いました.何かしらの結論を出して発表する,という経験ができて良かったかなと思いました.ぜひ卒論も頑張ってください!
2024/03/04 諏訪東京理科大・小川先生にセミナー発表を行っていただきました.
諏訪理科大の小川先生に,蓄電デバイスに関するセミナーを行っていただきました.小川先生は有機エレクトロニクスで学位を取得されていますが,就職されてからは蓄電デバイスに関する研究をなさっています.研究分野が近いということで,分子化学部門の白石先生,畠山先生,研究室の皆様にもご参加いただきました.活発な議論ができ,かつとても勉強になるセミナーでした.これをきっかけに共同研究ができるといいですね!
諏訪理科大学・小川賢先生:https://www.sus.ac.jp/professor/kd_13ogawa/
群馬大学・白石先生,畠山先生:https://carbon.chem-bio.st.gunma-u.ac.jp/SSlab/index.html
2024/02/21 B4の4名が卒論発表を行いました.
新井さん,伊藤さん,小池さん,神宮さんの一期生4名が卒論発表を行いました.みなさんしっかり発表出来ていて素晴らしかった!連日の準備お疲れさまでした.
2023/12/16 大阪大学・大久保雄司先生にセミナー発表を行っていただきました.
大久保先生とはSemicon Japanで知り合いになり,エレクトレットの評価でご一緒できそうだということで,先生のご研究を発表していただきました.研究はもちろん,その他についてもアクティブに活動されていて,大変刺激を受けました.また先生に材料を持ってきていただき,簡単な評価も行いました.期待通りの結果がでてよかったです.
2023/12/11 研究グループメンバーに3名の学部3年生が加わりました.
井上恵さん,川守洸喜さん,藤田駿さんの3名です.加えて昨年度から参加してくれているGFLの熊谷龍さんがいるので,学部3年生は全部で4名になります.みなさん,これからどうぞよろしくお願いいたします.
最初はわからないことばかりだと思いますが,あきらめないでたくさん学び,いい成果を出せるよう頑張ってください.楽しみにしています.
2023/12/07 千葉大学大原さん(D3)の論文が公開され,プレスリリースを発表しました.
千葉大学の石井久夫先生,大原正裕さん(D3)との共同研究の成果が論文に受理され,プレスリリースを発表しました.
有機EL素子の中の分子の向きは“待ち時間”で制御できる〜 「一時停止」蒸着法で分子配向制御、有機ELの性能向上へ 〜
成膜中(=真空蒸着中)に待ち時間を設けることで,極性有機分子(例えば代表的な有機EL素子用の材料であるAlq3)の配向を制御できることを明らかにした論文です.大原君が回転型のケルビンプローブという新しい表面電位測定装置を開発しそれを駆使することで,単なる緩和(=ランダム化)が起きるだけではなく,蒸着条件によっては配向の向きが逆転するということまで実証してくれました.石井研に配属されてからの努力が結実しましたね.本当に素晴らしい!
本研究のプレスリリースは下記にて配信しました.
群馬大学理工学部HP:https://www.st.gunma-u.ac.jp/23650
千葉大学HP:https://www.chiba-u.ac.jp/news/research-collab/el_el.html
千葉大学HP(English):https://www.chiba-u.ac.jp/e/others/topics/topics/the_power_of_pause_controlled_deposition_for_effective_and_long-lasting_organic_devices.html
CHIBADAI NEXT:https://www.cn.chiba-u.jp/news/231207/
PRTIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000783.000015177.html
論文はこちらです.
M. Ohara, H. Hamada, N. Matsuura, Y. Tanaka, and H. Ishii,
“Impact of Intermittent Deposition on Spontaneous Orientation Polarization of Organic Amorphous Films Revealed by Rotary Kelvin Probe,”
ACS Appl. Mater. Interfaces, (2023).
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/acsami.3c12914
2023/12/07 SEMICON Japanにて研究紹介を行います.
2023年12月13日~15日に東京ビックサイトで開催されるSEMICON Japanにて研究紹介を行います.群馬大学マイクロナノ工学研究室として,鈴木孝明先生と共同出展です.展示内容は「有機半導体デバイスの解析技術と素子開発:有機EL素子から振動発電素子まで 」.展示場所は「第7ホール アカデミア 7812」です.ご興味がございましたらぜひお立ち寄りください.
SEMICON Japanアカデミア: https://www.semiconjapan.org/jp/workforce/academia
SEMICON Japanフロアマップ: https://www.semiconjapan.org/jp/exhibits/floor-map
2023/12/01 東北大学・山本俊介先生にセミナー発表を行っていただきました.
群馬大・下赤先生と私の共通の知り合いであり,電気化学トランジスタの研究で有名な東北大学の山本俊介先生に発表していただきました.山本先生とは2009年大阪大学で開催された院生研究会で初めてお会いしまして,それ以来もう10年以上仲良くしていただいています.ただ今回のようなセミナー形式で発表を聞かせていただくのは初めてでして,じっくり(2時間も!)話を聞くことができて大変勉強になりました.学生さんも「初めて聞く話だったけど,すごくよくわかった!」と感動していました.
夜は楽しく懇親会でした.会場では群大の先生方とお会いしてびっくり.二次会の会場で山本先生もトラブルがあったと聞いてまたびっくりでした.当日の様子はトピックスをご覧ください.
東北大・山本俊介先生:https://sites.google.com/view/shunsuke-yamamoto/topjp
2023/11/22 神宮さん(B4)が電気学会電子材料研究会にて研究発表を行いました.
田中グループの学生発表第一号です.発表以外にも事前準備から事後報告まで,全てがいい経験になったようでよかったです.反省点もありましたが,それをきちんと自分で認識していて,他のメンバーに共有してくれたのは特にありがたかったですね.またいい成果を出して発表しましょう!
2023/10/25 おおた研究・開発フェアにて研究紹介を行いました.
群馬大の研究URA室からお声がけいただきましたので,おおた研究・開発フェアという展示会に参加し,研究紹介を行ってきました.展示会には学生さんにも説明員として参加してもらいました.展示会では学会とは異なる質問を受けることが多々ありますので,いい経験になると思いまして.
製造に焦点を当てた展示会であり私たちの研究内容と完全に合致しているというわけではありませんでしたが,個人的には事務の方や昨年度ご退職された松原先生といろいろとお話しできたのが良かったです.
発表の様子はトピックスをご覧ください.
おおた研究・開発フェア: https://ota-tech.net/2023/
2023/10/13 Wolfgang Brütting先生,田中正樹先生にセミナー発表を行っていただきました.
学生時代から大変,大変お世話になっているAugsbrug大学のWolfgang Brütting先生が日本に来られるということで,群馬大にもお越しいただき,セミナー発表を行っていただきました.先生のご専門は有機半導体物性・デバイス物理なのですが,自発配向分極(SOP)に関する研究も精力的に行っていらっしゃいます.とてもいい機会なので,私田中の会社員時代からの友達でありSOPに関する素晴らしい研究を開始されている東京農工大・田中正樹先生にもお声がけし,発表をお願いしました.
お二人とも言うまでもなく素晴らしい発表で,とても勉強になりました.英語発表だったので学生さんは難しく感じたかもしれませんが,基礎から丁寧に解説してくださったので,少なくとも概要はつかんでもらえたと思っています.
あとはBrütting研の博士学生であるAlbinさんも一緒にいらしていたので,研究室の学生さんにはAlbinさんに対して研究紹介を行うという宿題を課し,1対1で議論をしてもらいました(千葉大・石井研の伝統?行事です).「英語難しいな」と思いつつも,「単語だけでも案外伝わるな?」ということを実感していただけたのではないでしょうか?
夜は懇親会でした.当日の様子はトピックスをご覧ください.
Wolfgang Brütting先生HP: https://www.uni-augsburg.de/en/fakultaet/mntf/physik/groups/exp4/team/bruetting/
田中正樹先生HP: https://web.tuat.ac.jp/~nakamura/members/tanaka.html
2023/10/05 学生3名が有機デバイス・物性院生研究会で発表を行いました.
学部4年生の伊藤さん,小池さん,神宮さんの3人が,第18回 有機デバイス・物性院生研究会(通称,院生研究会)に参加し,ポスター発表を行いました.院生研究会は学生主体の研究会で,私田中も学生時代は参加していました.毎年参加するのが楽しみだったのを覚えています.当時知り合った友達が何名も大学の教員になっており,今でも付き合いがあるのは嬉しいですね.
院生研究会が今の学生さんたちにどう受け取られるかいささか不安もありましたが,参加した3名はいい刺激を受けたようで安心しました.きっと時代に合わせて方向性・運営方法が改善されているのでしょうね.今後も院生研究会が長く続くことを願っています.
発表の様子はトピックスをご覧ください.
2023/09/19 田中がISE19(国際学会)で招待講演を行います.
The 19th Annual IEEE International Symposium on Electrets (ISE19)で招待講演をさせていただくことになりました.お声がけいただけるのはいつも大変光栄なのですが,特に今回は初めて参加させていただく学会で,かつISEを教えてもらった時からいつか発表したいなと思っておりましたので,特に嬉しく感じました.プライベートでも忙しくなってきましたので,今年度は最初で最後の海外出張(の予定)です.
https://www.jku.at/en/institute-of-experimental-physics/soft-matter-physics/conferences/ise19
2023/09/01 群馬大・下赤研と合同セミナーを行いました.
今年度群馬大に着任された下赤卓史先生にお声がけさせていただき,先生の研究室と合同でセミナーを行いました.下赤先生には赤外分光(IR)の原理から最新の結果まで徹底的に解説していただき,田中は自発配向分極(SOP)に関する研究発表を行いました.時間も予定より超過して実験室見学にたどり着けませんでしたが,ご一緒できるネタも見つかったので,今後の研究が楽しみになりました.夜は楽しい懇親会でした.
当日の様子はトピックスをご覧ください.
2023/08/25 理研・但馬先生の研究グループとの共同研究の成果が,Journal of Materirals Chemistry C誌に掲載されました.
但馬研のWei-chihさんがワイドギャップな極性有機分子を開発してくださいました!素晴らしい安定性で,キーとなった結果の一つは千葉大・石井研の栗原さんがとってくれました.きわめて興味深い分子ですので,振動発電素子をはじめとしたデバイス応用にもぜひ活用させていただこうと思っています.
それにしても但馬研の仕事の速さには本当に驚かされました.中野さんはもちろんですが,Wei-chihさんもすごかったですね.私たちも頑張らないといけないですね.加えて,但馬先生との熱平衡状態に関する議論はとても楽しいものでした.まだ千葉大にいるときでしたが,どう説明しようか居室で悩んでたのをよく覚えています.
本論文はこちら,→ https://doi.org/10.1039/D3TC02724D
但馬先生の研究室のHPはこちらです→ https://empoly.riken.jp/
おまけですが,議論の支えとなったのは今もまったく色あせない下記の2つの論文です.どちらも2002年.奇跡の年ですね.
E. Ito, Y. Washizu, N. Hayashi, H. Ishii, N. Matsuie, K. Tsuboi, Y. Ouchi, Y. Harima, K. Yamashita, and K. Seki, “Spontaneous buildup of giant surface potential by vacuum deposition of Alq3 and its removal by visible light irradiation,” J. Appl. Phys. 92(12), 7306–7310 (2002). http://dx.doi.org/10.1063/1.1518759
N. Hayashi, H. Ishii, Y. Ouchi, and K. Seki, “Examination of band bending at buckminsterfullerene (C60)/metal interfaces by the Kelvin probe method,” J. Appl. Phys. 92(7), 3784–3793 (2002). https://doi.org/10.1063/1.1504495
2023/07/29 第8回滋賀テックグランプリで,「京セラ賞」を受賞しました!(代表者&発表者:立命館大学・山根先生)
第8回滋賀テックグランプリで,立命館大学の山根大輔先生が我々の研究グループのとの成果を発表され,見事「京セラ」賞を受賞されました!
滋賀テックグランプリは,リバネスの創業支援プログラムである滋賀テックプランターが開催しているイベントです.「エントリーチームが企業や研究者等に連携を訴求する」のが目的ということですので,これを機に共同研究等に発展するといいですね.
山根先生,ご尽力いただき誠にありがとうございました.引き続き,どうぞよろしくお願いいたします.
第8回滋賀テックグランプリの報告はこちら→ https://ld.lne.st/2023/07/31/shiga-8th-grandprix_report/
滋賀テックプランターについてはこちら→ https://shiga-consortium.com/shigatechplanter/
立命館大学・山根研究室のHPはこちら→ https://www.yamane.se.ritsumei.ac.jp/
山根研究室の報告はこちらです→ https://www.yamane.se.ritsumei.ac.jp/5749
2023/05/30 田中が有機エレクトロニクス研究会で招待講演を行いました.
今回は研究会のテーマが「エネルギーハーベスティング」ということで,顔なじみの先生が多く発表なさっていました.
久々に最新の成果を聞かせていただく先生もいましたが,研究が発展していて圧倒されました.
2023/03/16 田中が第70回春季応物で招待講演を行いました.
静岡大学の松原先生が頑張ってくださり,「極性分子薄膜における分極の自発配向制御とその応用」というシンポジウムを開催してくださいました.お声がけいただきありがとうございました.聴講者が予想以上に多く,活発な議論も交わされていまして,素敵なシンポジウムでした.この分野がどんどん発展していきそうな感じがして,これからが楽しみになりました.と同時に,頑張んないといけないなと思いました.
2022/12/12 ICNME(国際学会)で研究発表を行いました.
13th International Conference on Nano-Molecular Electronics (ICNME)で,千葉大学大学院生の栢口さん,篠原さん,栗原さんがそれぞれ研究発表を行いました.私も現地に行きたかったのですが,Power MEMSのため参加できず.残念でした.ただたくさんの方が質問に来てくれたとのこと.よかったですね!
2022/10/29 田中がSTEP-V(国際学会)で招待講演を行いました.
STEP-Vとはvirtual symposium on Static-Tribo-Electricity of Powderの略で,つまり帯電現象に関する国際学会です.初めて参加しましたが,アットホームな感じがありすごくいいシンポジウムでした.対面で実施できればもっと先生方とお近づきに慣れた気がします.残念.あとは専門外の方にもっと興味持ってもらえるように話しないといけないですね.反省.
2022/09/30 グループメンバーに学部3年生が4名加わりました.
理工学部機械知能システム理工学科では,学部3年生の後期に研究室配属になります.ということで,新井綾馬君,伊藤蒼生君,小池遼君,神宮彩人君の4名が希望してくれました.これからよろしくお願いいたします.
ちなみにみなさんが機械知能システム理工学科最後の学生さんですね.来年からは電子・機械類になりますので,研究室配属の時期が変わります.
あと皆さんと熊谷君の計5名がうちの1期生になりますね.装置の立ち上げ等1期生特有の仕事もありますが,その経験は今後の研究に必ず活かせますので,一緒に頑張りましょう.
2022/09/22 グループメンバーに学部2年生(GFL生)が1名加わりました.
Global Frontier Leader(GFL)育成プログラムの学部2年生,熊谷龍君が研究室のメンバーに加わりました.これからどうぞよろしくお願いいたします.
理工学部のGFL生向けには「研究テーマプロポーザル講座」というものがあり,学部2年生後期に希望する研究室に仮配属されます.学部3年生になると研究室に正式に配属されて「早期研究」に取り組むこともできます.面白い制度ですね.まずは希望してくれてありがとうございました!
2022/09/20 応用物理学会で8件の研究発表を行います.
学生の皆さんは頑張ってください.
[20a-B102-5] スマートメカトロニクスを利用した振動発電素子の開発,〇小野 新平1、山根 大輔2、矢嶋 赳彬3、中嶋 宇史4、田中 有弥5 (1.電中研、2.立命館大、3.九大、4.東理大、5.群馬大)
[20a-B102-7] 絶縁体挿入による自己組織化エレクトレット型振動発電素子の光照射に対する安定性の向上,〇(M1)栗原 啓輔1、栢口 英之1、松浦 寛恭1、石井 久夫1,2,3、田中 有弥4 (1.千葉大院融合、2.千葉大先進、3.千葉大MCRC、4.群馬大院理工)
[22a-C106-1] Indigoを用いた有機薄膜トランジスタと膜構造に関する研究,〇田上 功己1、田中 有弥2、石井 久夫1、宮前 孝行1 (1.千葉大院融合理工、2.群馬大院融合理工)
[22a-A406-5] MEMS 振動発電応用に向けた自己組織化エレクトレットの 電気特性に関する検討,〇(B)李 睿宸1、杉本 澪貴2、川島 康介2、田中 有弥3、山根 大輔1,2 (1.立命館大、2.立命館大院理工、3.群馬大院理工)
[22p-B104-1] 微小正弦波重畳型変位電流評価法によるAlq3MIS型素子の電子注入・輸送過程の評価,〇(M1)阿部 直矢1、篠原 真1、石井 久夫1,2,3、田中 有弥4 (1.千葉大、2.千葉大先進、3.千葉大MCRC、4.群馬大)
[22p-B104-2] 回転型Kelvin Probeを用いた極性有機分子膜における配向緩和のリアルタイム測定,〇(DC)大原 正裕1、田中 有弥4、石井 久夫1,2,3 (1.千葉大院融合、2.千葉大先進、3.千葉大 MCRC、4.群馬大院理工)
[22p-C106-10] 光キャリアを利用した有機トランジスタ型オペランド光電子収量分光法の提案,〇貝森 亮太1、渡邊 研太1、須佐 紘子2、西 寿朗2、田中 有弥3、石井 久夫1,4,5 (1.千葉大融合理工、2.ソニーグループ (株)、3.群馬大院理工、4.千葉大先進、5.千葉大 MCRC)
[22p-C106-11] 流動帯電を示す絶縁性ポリマーとその添加物の深紫外吸収分光と光電子分光による電子構造観測,〇(M1)久保 那緒斗1、吉澤 雅弘1、後田 理央1、渡邊 研太1、田中 有弥4、松村 貴弘5、石井 久夫1,2,3 (1.千葉大融合理工、2.千葉大先進、3.千葉大MCRC、4.群馬大院理工、5.東洋紡)
2022/09/20 応用物理学会でシンポジウム「エネルギーハーベスティングの新展開」が開催されます.
シンポジウムは9月20日の9時45分からB102会場にて開催します.田中は世話人の一人として参加いたします.一般講演では座長も担当します.
2022年 第83回 応用物理学会 秋季学術講演会 シンポジウム
2022/08/23 田中がSPIE(国際学会)で招待講演を行います.
久しぶりの海外での発表です.学生時代の先生とご一緒できるので楽しみです.が,新型コロナウィルスが心配でもあります.出入国時のPCRは必要なのでしょうか?あとフライトの時間によっては,東京or成田で前泊&後泊が必要になることを学びました.お声がけくださりありがとうございました.
2022/07/29 田中が情報ディスプレイ研究会で招待講演を行います.
会社員時代にお世話になった方もお話しなさるようです.ご挨拶できるかと思いましたが残念ながらオンラインです.お声がけいただきありがとうございました.
https://www.ite.or.jp/ken/search/index.php?tgid=ITE-IDY&year=20&schkey=from%3A2022-07-29%20to%3A2022-07-29&sch1=1&layout=&lang=&search_mode=form
2022/06/11 田中が紫会総会(同窓会総会)にて研究発表を行いました.
会場は桐生倶楽部.趣のあるいい建物でした.私が大学に入学した年に群馬大を退官なさった先生が,私に対して「さっき発表していた学生さんが・・・」とおっしゃっていました.精進します.
2022/06/08 自発配向分極に関するInvited Review論文がSynthetic Metal誌に掲載されました.
極有機分子の自発的な配向現象に関するレビュー論文です.明治大学の野口先生,千葉大学の石井先生,Augusbrug大学のBrütting先生との国際共著論文です.著者の皆様は田中が学生時代からずっとお世話になっている先生方です.田中は振動発電素子のパートを担当しました.
Yutaka Noguchi, Yuya Tanaka, Hisao Ishii, Wolfgang Brütting,
Understanding spontaneous orientation polarization of amorphous organic semiconducting films and its application to devices,
Synthetic Metals 288, 117101 (2022).
2022/05/24 振動発電素子に関する論文がSensors and Materials誌に掲載されました.
自己組織化エレクトレット型振動発電素子の電流発生機構に関する論文です.まだ道半ば,という感じです.
Yuya Tanaka, Noritaka Matsuura, and Hisao Ishii,
Current Generation Mechanism in Self-assembled Electret-based Vibrational Energy Generators,
Sens. Mater., Vol. 34, No. 5, 2022, p. 1859-1867.
2022/05/11 田中がSID's Display Week(国際学会)で招待講演を行いました.
残念ながらオンライン参加でした.録画したビデオを使っての発表でした.お声がけいただきありがとうございました.
https://www.displayweek.org/2022/Program/Symposium
2022/04/14 田中がIEEE-NEMS(国際学会)で招待講演を行いました.
特別セッションSmart Mechatronics for Energy Harvestingで,小野CRESTチームの電中研・小野博士,立命館・山根先生,九大・矢嶋先生,東理大・中嶋先生と田中がそれぞれ発表を行いました.残念ながらオンラインでの参加でした.
2022/04/01 田中が千葉大学の客員准教授を拝命しました.
これからも千葉大学にお世話になります.よろしくお願いします.
2022/04/01 田中が群馬大学に着任しました.
これからも頑張っていきます.至らぬ点が多いとは思いますが,ご指導ご鞭撻のほど,どうぞよろしくお願いいたします.
ちなみに4月1日は朝まで書類作成を頑張りました.