Deakin University English Language Institute
オーストラリア・メルボルン
Deakin University English Language Institute
オーストラリア・メルボルン
「英語力やコミュニケーション力はもちろん、自分の考え方や価値観を成長させることができた 」
サヤカさん (言コミ英コミ) 2年時留学開始
本プログラムに参加しようと思ったきっかけはなんですか?
私は自分のスピーキングとリスニング力を伸ばすために今回留学を決めました。その中でも学校で先生方と話すときや授業中、プレゼンで使うフォーマルな英語だけでなく、ホストファミリーや友達の間で使われる硬すぎないカジュアルな表現の英語を学ぶことも目標としていました。その上で私は自分の言いたいことを言えるだけでなく言い回しに気を使うことができるようになり、相手とコミュニケーションをとるなかで、相手の言っていることがわかること、こちら側に気を使った言い回しだな、と感じ取れるようになりました。また、コミュニケーション力をつけるために多国籍の人たちに自分から話しかけて友達を作ることに力を入れました。留学中にはカフェやジムなど学校内だけでなく、ホストファミリーの友達を紹介してもらったり、自分で探したコミュニティに参加してみたり、コミュニケーション力をつけるだけでなく自主性を伸ばすことができました。
留学先で1番大変だったことは何ですか?
オーストラリアは1日に四季があると言われているほど1日の中で温度も湿度も天気も変わるため体調管理にはとても気をつけていました。学校生活では日本ように先生の話を聞いて勉強するスタイルではなく学生同士の話し合いがたくさんあったり、先生と学生が対等に授業を進めていくため、最初は戸惑いました。また、ホストマザーとは意見が合わない時があり理解し合うまでは時間がかかりましたが、お互いに話し合って関係を深めることができました。
どのような授業や課題があったかを教えてください。
授業はリスニング、ライティングなどで分けられていて、課題は個人で行うものとグループワークが必要なものが両方ありました。ライティングの個人ワークでは、2つの決められたお題に対する類似点と相違点を比較するエッセイや、1つの決められた物に対してそれが発明されるきっかけや発明した人、進化過程などを調べエッセイをかくものなどがありました。スピーキングではそれについてのプレゼンもしました。グループワークでは出されたお題に合う物語を作りパワーポイントでスライドを作成、クラスメイトの前でプレゼンテーションをしました。授業中はペアワークやグループワークが多かったため、自分から積極的に話に入ろうとすることがとても大切だと感じました。
大変だった授業・課題はありましたか?
EAP2(上級レベルクラス)でのライティングの課題で、Compare & Contrast Essayというものが大変でした。2つのものの類似点と相違点を比べたエッセイを書くことが課題でしたが、比較対象を自分で決めるのではなく、既に指定されていていたので時間がかかり難しかったです。私の時は個人ワークとグループワークで、良いアイデアがなかなか出なく苦戦しました。自分の視点ではなく、ホストファミリーなど他の人の意見や価値観を聞いてみたりして完成させることができました。
休日はどのように過ごしていましたか?
地元に住む人や学校の先生、ホストファミリー、インターネットなどから情報を得て、イベント、観光地、レストラン、展望デッキや動物園、遊園地などいろいろなところに行きました。メルボルンで毎年1週間ほど開催されるROYAL Melbourne Showという移動式遊園地がとても印象的でした。たくさんのアトラクションやshowbag(ここでしか買えない福袋みたいなもので、遊園地から帰る人たちは両手にいっぱい買っていました)、園内で着用するカチューシャなどのアクセサリーなどの販売があり、とても楽しかったです。勉強面では、ほぼ毎週週末に課題が出されるのでその課題は土日の時間がある時にやっていました。出された課題は平日のうちに休み時間や放課後など時間がある時に終わらせておくことで、休日思いっきり楽しむことができました。
留学中の1番の思い出を教えてください!
私はお昼ご飯でお弁当を持って行く日とカフェなど学校で買う日が半々ぐらいだったのですが、お弁当を持って行っていてもなるべくカフェや教室の外で人がたくさん集まるところに行っていろいろな人と話をしながらご飯を食べていました。また放課後はジムに行ったり、新しい友達を作るように心がけていました。日本に帰国する直前にお別れパーティーを開いてくれて、友達になれてよかったと面と向かって言ってもらえた時はとても嬉しかったです。帰国してからもその人たちに会いたいと思えるほどの仲の友達と出会えたことが1番の思い出です。
ホームステイで良かったことは何ですか?
現地の人ならではの文化や食事などを より近い距離で経験できるのはホームステイだと考えたため、寮生活ではなくホームステイを選びました。一緒にスーパーに行って私が知らないものを説明してくれたり、自由に料理をさせてくれたり、様々な学校外の行事に連れていってくれたり、クリスマスパーティーやお別れ会を開いてくれたりしました。滞在中に体調を崩してしまうことがあった時も、ホストマザーがナースだったこともあり優しく面倒を見てくれました。ホストファミリーが友達を紹介してくれて知り合った人もたくさんいるのでホームステイを選んで良かったと思います。
留学参加前と現在で、何か変わったことはありますか?
人に対する考え方と伝え方で常に相手の良いところを探してそこを褒め、改善点があったとしても伝える時に相手のことを思っていることがわかり、自分の言い回しに気をつけようと思いました。 今回の留学では英語力、コミュニケーション力はもちろんですが、自分の考え方や価値観を成長させることができたと感じています。
振り返ってみて、留学前にしておけば良かったことはありますか?
English loungeに行ったり洋画をみたりしてリスニング力を伸ばすと、現地に行った時より一層楽しめると思います。自分が話をできても相手の話を理解できないと、会話が発展しなくなってしまいます。オーストラリアはイギリス英語とアメリカ英語両方使われているので英単語の言い換えやアクセントに慣れておくと、現地に行ってからのコミュニケーションが楽になると思います。また、自分が思っていた以上に物価高もあり食費だけでなく生活費もたくさんお金がかかるため、なるべく貯金をしたり、現地での出費を抑えるための工夫が必要です。
これからセメスター語学留学に参加する学生に、アドバイスをお願いします!
私は留学前に、何を持っていくべきかやホームシックになってしまうことをとても心配していました。しかし留学にいってみると最初は環境の変化で寂しい時もありましたが、自分が想像していた以上に周りの人が温かく迎え入れてくれました。時間は限りあるものだし留学前は長いと感じていた期間でもあっという間に過ぎてしまうので、せっかく留学にいけているのだから現地でやれることは全てやって、心残りがない状態で帰国できるようにしてほしいです。