林 良子 研究室HP
Ryoko HAYASHI's Lab
神戸大学大学院 国際文化学研究科 言語情報コミュニケーション論講座
感性コミュニケーション論コース(教育研究分野)
神戸大学大学院 国際文化学研究科 言語情報コミュニケーション論講座
感性コミュニケーション論コース(教育研究分野)
当研究室では、音声とコミュニケーションに関して様々な視点から研究を行なっています。言語学の基盤分野である音声学を出発点として、日本語・外国語発音習得、コミュニケーション研究、言語のバリエーションや個人性に関する研究など、音声という学際性の高い分野の魅力を活かして様々な分野との接点を探ります。
2025.7.11 小西隆之先生(国際コミュニケーションセンター特命助教)の送別会を行いました。
2025.04 神戸大学グローバル教育センター海外派遣教育部門 (副部門長)・神戸大学国際連携推進機構ヨーロッパ・アフリカ部門 室員兼務となりました。
2025.03.05-16 GSPイタリア文化研修引率を担当し、ボローニャ大学(本部キャンパス、フォルリキャンパス)、ヴェネツィア大学、ローマ文化会館を訪問しました。
2025.03.07-08 神戸大学ヨーロッパフォーラム(於:ブリュッセル)を企画・開催しました。
2025.2.21 科研A成果報告シンポジウムを開催します。詳細はこちら
2025.1.26 日本語音声コミュニケーション教育学会と神戸大学の共催で、朱春躍先生(神戸大学名誉教授)の特別講演会を開催しました。詳細はこちら。
2025.1.23 エストニアのタリン大学からのErasmus+派遣で神戸大学にAnastassia 先生を受け入れ、社会言語学や移民移住関係セミナーを開催しました。詳細はこちら。講演会はこちら。
2024.12.19 国際交流基金ニューデリー日本センターにて「日本語音声の対照研究と習得研究」と題した講演を行いました。
2024.12.14 日本音響学会関西支部 若手研究者交流研究発表会 にて、最優秀奨励賞「関⻄地⽅に移住した⼤学⽣の会話に⾒られる語アクセントの変化 」(中村堯)、奨励賞「⾆の相対的な⼤きさとその運動速度についての検討」(孫静,北村達也(甲南⼤),能⽥由紀⼦(国語研),牧野桃⼦,談暁鋒,⼭根典⼦(広島⼤),林良⼦)を受賞しました こちら。
2024.11.23-12.2 エストニアのタリン大学と神戸大学のErasmus+教員派遣事業により、タリン大学で集中講義を行いました。詳細はこちらとこちら
2024.09.28 論文「中国人日本語学習者による撥音に先行する母音の音声的特徴」(孫静・林良子・高田三枝子)が日本音声学会優秀論文賞を受賞しました。
2024.06.2&9. ラジオ関西「神戸大学 夢☆ラボ」に出演してきました。
2024.04.23.中国語を母語とする学習者へ日本語教授経験のある方へのアンケート回答者募集!(こちらをご覧ください。)
2024.04 このHPを公開しました。
2023.05 このHPを限定公開しました。
2023.04 新メンバーの追加を行いました。
2023.03 ユネスコ研修引率してきました。(詳細はこちら)
2022.04 神戸大学グローバル教育センター海外派遣教育部門 部門長 兼務となりました。(HPはこちら)
2022.03 2022年度卒論生・修論生卒業式!
2022.08 ゼミ合宿を行いました。
2022.04 新メンバーの追加を行いました。
2022.02 ゼミ+科研合宿を行いました。
2021.10.01 研究室HPをオープンしました。
2021.09.25-26 第35回日本音声学会全国大会を企画・運営、発表しました。
卒論・修論・博論リストはこちら(準備中)
2024年度メンバー
大学院生:D3:ZHAO PENGQUN(趙 鵬群)、D1:中村堯、M2:西原三貴、M1:李佳迅
卒論生(林・南本合同ゼミ):東原夢歩・飯野美紀・山口桃佳・塩月佳穗*・菅田菜月*・吉田陸人*(*南本先生主担当)
研究生:
PD研究員:木元めぐみ・孫静・王可心
研究補佐員:平野尚子・中村堯
過去在籍メンバー(2020年以降)
(2025.3修士修了)施旭
(2025.3学士卒業)澤田健人・田中蒼馬
(2024.3修士修了)孫悦・中村堯
(2024.3学士卒業)里見衣茉
(2023.3修士修了)楊子玉
(2023.3学士卒業)井上舞花・佐伯卓麻・松本龍平
(2022年度研究生)孫少康・牛琳
(2022 JSPS Research fellow)Francesca Nicora(University of Galway)
(2022.3修士修了)王可心、陳凱僑、森原佳歩
(2022.3学士卒業)合田美聡、髙井智美、中村堯
(2021.3博士修了)木元めぐみ
(2021.3学士卒業)荒井 皓子、岡朋花、岡田菜々美、金子舞子、菊田紗子、水谷風輝子
博士号を取得された皆様
安田麗(神戸大学国際コミュニケーションセンター)2010修了
阿栄娜(早稲田大学 理工学術院総合研究所)2013修了
王睿来(韓山師範学院)2018修了
張亜明(ライデン大学Centre for Linguistics、 lab coordinator & technician)2019修了
宿利由希子(東北大学高度教養教育・学生支援機構)2019修了
李歆玥(川島ゆえ)(金沢大学 国際日本研究センター 非常勤講師 /国際電気通信基礎技術研究所(ATR) 連携研究員)2020修了
木元めぐみ(神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート協力研究員・大阪観光大学非常勤講師)2021修了
孫静(神戸大学非常勤講師)2024.3修了
王可心(神戸大学国際文化学研究推進インスティテュート学術研究員・芸術文化観光専門職大学非常勤講師)2025.3修了
論文博士
船津誠也(県立広島大学学術情報センター )2015.5
カラン明子(国際電気通信基礎技術研究所(NICT)/脳情報通信総合研究所)2015.7
榎本暁(名城大学)2023.3
当研究室では、以下の分野の研究を行なっています。
日本語・外国語発音習得
外国語音声を学ぶ時、学習者の母語の音声が干渉(interference)します。ある発音ができない、難しく、うまく発音できない、うまく聞き取れないなどと思うとき、それは母語が干渉し、負の転移が起こっていると言うことができます。これらの発音習得のメカニズムと指導法に関する研究を、主に外国語としての日本語、ドイツ語、英語を対象として行なっています。
音声コミュニケーション
発音の調音運動の観察や、言語の個人、社会バリエーションなどを科学的な手法で計測し、分析しています。(昔は脳機能計測なども行ってましたが、今は手が回らず、、、。)
言語教育
ここ10年ほど、インターネットを用いた遠隔の共同合同授業をフランス、ドイツ、イタリアなどと展開してきました。主にヨーロッパにおける言語、外国語教育について興味を持っています。
言語接触・移動と言語
ここ数年、移民研究との接点が多く、移動と言語、言語接触という現象に興味を持っています。移動や移住によって生じる言語変化をどう捉えるのかしばらく考えていきたいと思っています。
卒論ゼミについて
感性コミュニケーションコースでは、心理学・言語学を専門にする先生方が所属するため、卒論ゼミは言語学を専門とする教員(南本先生、巽先生)と合同で開催しています。院生ゼミもこれに準じます。そのため、音声学だけではなく、社会言語学、歴史言語学や心理言語学にも広く興味をもっている学生の参加を求めます。
当研究室では、以下の研究プロジェクトに参加しています。
「三重データコーパスを用いた日本語韻律の習得・評価に関する多面的研究」(科研基盤A 代表者:2021.4-2026.3)
「移動基盤社会デザインに寄与する繋生語ネットワークの国際共同研究」(科研基盤A 分担者:2024.4-2029.3)
「対数時間を用いた音素の音響特徴の有効性と普遍性の解明」(科研基盤B 分担者:2023.4-2027.3)
「ポストコロナにおける発話のしにくさの自覚の実態調査および原因究明」(科研基盤B 分担者:2024.4-2028.3)
過去の関連プロジェクトについてはこちらをご覧ください。
まずは、募集要項をよくお読みください。その上で研究計画書をお送りください。
研究生の受入れについて:
募集要項をよくお読みください。当研究室では基本的に4月からの研究生のみ受入れています。研究生として入学する際にも、一般的な言語学や音声学の知識は必要です。履歴書(所定の様式)と研究計画書(日本語で2000字程度)をお送りください。なお、毎年多くの応募があり、全てのご希望に対応できないため、「コンタクト期間」を「8月1日から出願期間の2ヶ月前まで」(4月入学)と「2月1日から出願期間の2ヶ月前まで」(10月入学)のみとしています。10月入学の場合には11月の本研究科入学試験を受けることを条件としています。(合格しない場合には次年度の3月末以降の研究生期間延長はしませんのでご了承ください。)応募者多数の場合には、本研究室が参加している研究プロジェクトに関連の高いテーマを優先します。