◆午後 ポスターセッション後半3
※(数字)はパネル番号
非感染症を予防し健康寿命を伸ばすには
本校では、仰高タイムという総合的な探究の時間を設けている。私たちが取り組んでいるテーマは、「非感染症を予防し健康寿命を伸ばすには」である。比較的予防がしやすい非感染症に着目し、健康寿命を伸ばして平均寿命との差を縮めようと考え、このテーマを選んだ。非感染症を予防し健康に過ごす方法をSDGsの3番目の目標「すべての人に健康と福祉を」に基づき探究していく。
美作地域の防災対策について
近年、地震や土砂災害など自然災害が増えている中で、地域の防災に関する意識が気になった。防災において「共助」の観点から地域のつながりや連携を保つことは重要である。しかし、探究活動の中で、緊急時には「自助」の意識を高めることこそ不可欠だと実感した。そこで、まず高校生が率先して防災に関する知識を深め、自分たちの防災意識を変えていくことを目標として、今年度の校内避難訓練を自分たちで企画することにした。
カードゲームで、地域課題を解決しよう!!
ユネスコスクールに認定されている矢掛高校では、地域の課題解決に向けた取り組みを、12月に行われる交流会で紹介する機会がある。「食」という今年のテーマを基に、食料問題解決のための発想を鍛えられるカードゲームを二つ考えた。「注文しすぎ」や「食料自給率」など様々な食料問題の解決を目指す「Problem Solver」とフードロスを減らすための商品開発を提案する「廃棄部分ナニニナルンジャ!?」を紹介する。
車いす利用者が生活しやすい街を目指して
普段の生活で、車いす利用者の方をあまり見かけないことに疑問を感じ、外出を控えている原因について調査した。車いす利用者の方に話を伺うと、外出時に最も不安を感じるのは、障害者用トイレについてのことだと知った。そこで、公共施設や商業施設を中心に多目的トイレの手すりの配置や便座の形状などについて調査し、既存のサイトを通じて発信する活動を開始した。また、障害者との交流を深め、このサイトの紹介をしている。
文化財を救いたい ~親しみやすいゲームを通して~
赤磐市にはたくさんの文化財がある。その中には、県などの指定文化財になっているものがあるにもかかわらず、あまり広く知られておらず、訪れる人も少ない現状である。赤磐市の魅力を発信し、文化財を訪れる人を増やし、赤磐市を発展させていくために、小さな子どもでもやりやすいカードゲームを作り、まずは赤磐市にある文化財を知ってもらう活動を行うことにした。